▼七鋒戦 MMAルール 88.5kg契約 5分3R
×岩﨑大河(大道塾・パラエストラ東京/2022アジア空道選抜選手権大会270+クラス優勝)
[1R 2分10秒 キムラロック]
〇ラファエル・ロバトJr(米国/元Bellator王者)
ロバトJrは、ブラジル人以外では史上初となるブラジレイロ優勝、アメリカ人ではBJ・ペン以来史上2人目となるムンジアル優勝など、柔術とグラップリングの国際大会で数々の実績を持ち、MMAでも10戦無敗の実力者。
2019年6月の「Bellator 223」でBellator世界ミドル級王者のゲガール・ムサシに挑戦し、2-0の判定勝ち。王座獲得に成功したものの、2020年2月10日に「海綿状血管腫」と診断を受けたことを公表し、Bellator世界ミドル級王座を返上。以降はグラップリングに専念していた。
岩﨑は幼い頃から大道塾で空道を学び、『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』では2017・2018・2022年260+クラス優勝、11月に開催された『2022アジア空道選抜選手権大会』の270+クラスでも優勝し、同大会のMVPに輝いている。
また、2020年6月からはMMAにも挑戦。PANCRASE、修斗、TTF CHALLENGEなどに出場して8戦全勝。前戦は7月の修斗でイム・ドンジュ(韓国)にヒジ打ちによるカットで1R終了時TKO勝ちを収めている。
1R、ともにオーソドックス構え。左の前蹴りでコーナー際でダブルレッグテイクダウンはロバトJr。立ち上がる岩﨑にスタンドバックにつき、ボディロックで崩すが、ここもすぐに立つ岩﨑。
右で差すロバトJrに岩﨑は左で小手に巻くが、ロバトJrは大内刈でテイクダウン! ハーフからアームロック狙い。そのプレッシャーでパスガードし、上四方からキムラロックを極めた。
試合後、ロバトJrは「こんにちは、トウキョー! 日本で夢が叶った。もう試合は出来ないと3年前に言われ、諦めずにこうして戦うことが出来ました。私の双子が初めて知る外の世界が、この日本です」と、双子と妻、そしてセコンドのシャンジ・ヒベイロとともにリング上で語った。