▼先鋒戦 巌流島ルール 58kg契約 3分3R
〇龍聖(キックボクシング/日本/NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)
[1R KO] ※左ボディ
×ダウサコン・BANG BANG GYM(ムエタイ/タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級3位&元WPMF世界スーパー・バンタム級王者)
13勝無敗のKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(キックボクシング/日本/NOPPADET GYM)が、まさかの巌流島ルール(オープンフィンガーグローブ着用、場外押し出し、投げ、絞め・関節技あり)に挑戦。ダウサコン・BANG BANG GYM(ムエタイ/タイ)と58kg契約3分3Rで対戦する。
龍聖は小学1年生でキックボクシングを始め、HIROYAの指導を受けアマチュアで多くの経験を積んで2019年4月にプロデビュー(KO勝ち)。2021年10月にはKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦で銀次を判定3-0に破り初代王座に就いた。
2022年4月には初の国際戦でメディ・ジライフィ(スペイン)にも勝利、7月にはRIZINに初参戦して魁志に3RでTKO勝ち。9月の『KNOCK OUT 2022 vol.5』では小笠原裕典に1RでKO勝ち、11月にグ・テゥオンにハイキックでKO勝ちと13勝(9KO)の無敗記録を更新している。
ダウサコンは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級3位&元WPMF世界スーパー・バンタム級王者で、2017年~2018年にREBELSへ4度参戦した強打が武器のムエタイ戦士。2018年4月27日に小笠原瑛作にKOで敗れWPMF王座を失った。その後は様々な団体に参戦し、2021年はK-1に初参戦したが玖村将史にKOで敗れている。2022年5月、HEATで皇治と対戦し、延長Rで判定勝ちしたが、本来は延長戦がないルールだったため後日皇治の判定勝ちに訂正された。戦績は91勝(8KO)52敗5分。
“ポスト天心”の一人と言われ、2021年大晦日の那須川天心RIZINラストマッチの対戦相手候補にも名前があがった龍聖。かつて那須川がRIZINでMMAに挑んだように、この試合は龍聖が「巌流島ルールにチャレンジしたい」との希望で巌流島ルールに決定したという。投げや押し出しもあるため、龍聖が首相撲にどこまで対応できるかがカギとなりそうだ。
ロープが無いマット上ながら「転落無し」ルール。ともにオープンフィンガーグローブを着用。
1R、パンタロンスタイルの龍聖。オープンフィンガーグローブのダウサコン。左右の連打からロー、右ボディストレートを当てる龍聖は、左ハイをブロック上に。ワンツーでダウサコンにガードを固めさせて左レバー打ち。ダウサコンがダウンした。
試合後、龍聖は「KNOCK OUT王者の龍聖です。アントニオ猪木さんの追悼興行に受け容れてくれたファンの皆さんありがとうございます。小学生の頃から異種格闘技戦を見て来ました。僕ももっと闘魂をもって猪木イズムを継承したいです僕の本職も見に来てください」と語った。