▼中堅戦 巌流島特別ルール 無差別級 3分3R
×シビサイ頌真(日本/武術)
[1R 2分20秒 TKO] ※パウンド
〇ジョシュ・バーネット(米国/キャッチレスリング)
ジョシュは1997年に18歳でプロMMAデビュー、2000年11月にはUFC参戦を果たし、2002年3月にはUFC世界ヘビー級王者となった。
その後はパンクラス、K-1、PRIDE、戦極、DREAMなど日本の団体で活躍。2003年8月にはパンクラス無差別級王者に。2013年から2016年には再びUFCに参戦した。「INOKI BOM-BA-YE 2003」にも出場している。MMAは2016年9月のUFCでのアンドレイ・オルロフスキー戦のRNCで一本勝ち以来。2020年10月の前戦でベアナックルファイトに挑戦し、マルチン・ロザルスキに2R TKO勝ちしている。
シビサイは柔道ベースで柔術を学び、2011年にKrushでプロデビュー。2012年にMMAデビューするとHEAT、DEEP、ZST、GRACHANなどに参戦。2017年からは巌流島を主戦場とした。2018年7月からはRIZINに参戦し、2021年6月にスダリオ剛にリアネイキドチョークで一本勝ち。
しかし12月に関根“シュレック”秀樹にTKO負け。復帰戦となった2022年4月のRIZIN.35で“ラトビアの怪物”リハーズ・ビギスにTKO勝利。9月のRIZIN.38ではカルリ・ギブレインにリアネイキドチョークで一本勝ちしている。
1R、ジョシュはレスリングシューズを着用し蹴りは無し。サウスポー構えから右フックを当てて左右連打も、押し込まれないシビサイ。テイクダウンのジョシュはハーフからアームロック狙いも30秒でブレーク。
ジョシュの右を受けながらも首相撲からヒザを突くシビサイ。しかしシビサイとの組み手を切り、その右手でクリンチアッパーを当てて左ヒザ! 崩れたシビサイの腰を抱いてパウンド。さらに潰してハーフからパウンド連打。動けないシビサイを見て、レフェリーが間に入った。
試合後、ジョシュは日本語で「皆さんこんばんは。日本は久しぶり。みんな燃える闘魂、俺が猪木の真の選手、猪木さんは僕のメンター、僕のコーチ、(英語で)猪木、アイラブユー、いなくて寂しいです。私がいる限り、あなたは死なない。すべての教え子にあなたのことを伝えるし、私がリングにいるときもそこにはあなたもいます。センセイよ、永遠に。(日本語で)猪木さん、ありがとうございます! もう日本の格闘技選手、いつでも誰でもどこでもかかって来い! お前はもう死んでいる」と咆哮し、マットを降りた。