▼次鋒戦 巌流島ルール 無差別級 3分3R
〇貴賢神(大相撲/日本)
[1R 0分44秒 一本] ※転落3回
×ジミー・アンブリッツ(ミスターX)
貴賢神は、父が日本人で母がフィリピン人。一卵性双生児の弟として、少年時代より空手やキックボクシングなどに親しみ、中学校在学中にはバスケットボールで茨城県選抜の主力選手として全国3位になっている運動神経の持ち主。
元幕内力士で、貴乃花部屋に所属していた元十両のスダリオ剛(貴ノ富士)の双子の弟である。今年4月にMMAデビューを果たすも関根“シュレック”秀樹にTKO負けでプロの洗礼を浴びた。11月のカルレ・ギフレイン戦でもTKO負けを喫している。
マスクを被った「ミスターX」。道衣に黒帯をつけて花道を進んだのはジミー・アンブリッツ、45歳。
25歳の貴賢神が先に詰めて押し出し、アンブリッツは「転落」で右足を痛めたか。またも貴賢神は右を振って押し出してアンブリッツは「転落」。マット上に上がったアンブリッツだが、またも貴賢神が押し出して「転落」。何ともあっさり、アンブリッツは敗れた。
試合後、貴賢神は「猪木さんの追悼イベントで両国国技館という自分のルーツで戦えたことを光栄に思います。またRIZINでMMAファイターとして活躍できるように頑張ります」と語り、セコンドの高阪剛、安田忠夫とともにマットを後にした。