▼第2試合 バンタム級 5分3R
〇井村 塁(Nexusense)8勝2敗 #2位/2020年NBT同級優勝・MVP 61.4kg
[判定3-0] ※30-27×3
×佐久間健太(パラエストラ柏)13勝5敗1分 61.55kg
佐久間は、5年ぶり復帰戦。修斗からPANCRASEで4連勝を飾るも、2017年12月の前戦で藤井伸樹に判定負けし、試合から遠ざかった。ハルク大城をKOに下した剛腕右フックが蘇るか。
対する井村は、プロデビューから怒涛の6連勝をすべてフィニッシュ勝利でトップ戦線に駆け上がったが、実力者・中島太一とTSUNEには黒星を喫した。2022年9月の前戦では平田丈二を相手に2R、リアネイキドチョークで一本勝ちで再起を遂げている。
“ラスボス”佐久間の復活なるか、井村が再び連勝街道に乗るか。
井村 塁「横浜でのビッグマッチで試合を組んでいただきありがとうございます。相手は佐久間選手ですけど、しっかり自分のフィニッシュして、いいクリスマスを迎えます。以上です」
佐久間健太「久しぶりなんですけど、当てれるように頑張ります」
1R、ともにオーソドックス構え。井村は左の蹴りから。右を振って左で差して金網に詰める。右で小手に巻く佐久間。シングルレッグへの移行も差し上げる佐久間。なおも四つからシングルレッグで引き出そうとする井村にエルボーを突く佐久間。引き出しながらバックに乗った井村は4の字ロックで背後からパウンド。リアネイキドチョークを狙うが、佐久間は首を守る。3物10-9で井村のラウンド。
2R、佐久間が伸ばした指が井村の目に入り、アイポークで中断後、再開。前足の左の蹴りで牽制の井村。佐久間はワンツーで前に出るがバックステップでかわす井村。佐久間は右をヒット。しかし詰めた井村がダブルアンダーで両脇を差してボディロックで前方に崩すも、凌ぐ佐久間が四つに戻して体を入れ替える。
しかしすぐに右で差した井村が右足をかけて股間で挟み、シングルレッグテイクダウン。左から右にパスしてサイドを奪うと、ニーオンから、マウント、4の字でバック。リアネイキドチョークを狙いながらパウンド。マウントからパウンドでブザー。
3R、シングルレッグでからドライブして金網まで詰めた井村。左で差して押し込むと突き放した佐久間が右をヒット! 一瞬動きが止まった井村だが、詰めてクリンチ。右手首を持つが、右は差せず。離れる佐久間は右を狙うが、詰めてシングルレッグの井村。両足を束ねてテイクダウン! ボディロックテイクダウンからマウント、バックへ! すぐに4の字を組んで背後からパウンド、リアネイキドチョークは佐久間が首を防御。井村がバックのままゴング。
判定3-0(30-27×3)で井村が勝利した。