キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】久井大夢が延長戦で王座奪取、海人がシッティチャイを破りONEへ行くことを明言、ポズドニアコフが初回KO勝ち、山田真子がKihoにリベンジ、カルロス・モタがTKOで初代王者に、タン・フォン秒殺KOで優勝、軍司泰斗リベンジならず延長戦で敗れる、龍聖が玖村修平をハイキックKO、松嶋こよみが判定勝ち、大雅が初回KO勝ち、カーライルがTKO、ぱんちゃん璃奈が初REDルールで完敗

2025/12/30 12:12
MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~2025年12月30日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館※U-NEXTにてLIVE配信 ▼メインイベント(第19試合)KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ 3分3R延長1R×ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)延長R 判定1-2 ※10-9、9-10×2〇久井大夢(TEAM TAIMU/挑戦者)※久井が新王座に就く。ゴンナパーは初防衛に失敗。本戦の判定は28-29、29-28、29-29。 ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本を主戦場に。日本人キラーとして名を馳せ、2016年9月からK-1グループに参戦。2018年4月に第5代Krushライト級王者、2020年12月に第4代K-1 WORLD GPライト級王者となった。2025年2月にKNOCK OUT初参戦を果たすと古村匡平に判定勝ち、6月に重森陽太をKOしてKNOCK OUT-REDライト級王者となり、8月には下地奏人をKOした。戦績は119勝(28KO)31敗3分。  久井は2022年4月にプロデビュー後、12月に3戦目にしてKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を獲得。2023年9月にBLACKライト級王座に就き17歳にして2階級制覇、2024年6月に龍聖とBLACKスーパーフェザー級王座決定戦を争い、17戦無敗だった龍聖に初黒星を付けて三冠を達成。2024年12月の「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、再び同王座にも就いた。  2025年2月にはIPCC世界-60kg王座をカンボジアで獲得。6月に龍聖との再戦を制してBLACKスーパーフェザー級王座の初防衛に成功すると7月にライト級転向第一戦でロムイーサンとの再戦で判定負け。9月に『ONE Friday Fights』初参戦を果たすとONEムエタイで完封勝利。10月には古村匡平にKO勝ちして戦績は18勝(6KO)5敗。  1R、開始と同時に久井が飛び前蹴りの奇襲。久井がジャブを繰り出すとゴンナパーは右フックを思い切り振って来る。久井は右カーフ、ゴンナパーもパンチで入り込んで左ロー。近距離からヒジを打つゴンナパー。ジャブを突く久井はゴンナパーの左フックをかわすと、プッシュしてゴンナパーをコカす。  久井のジャブをもらっても前へ出て来るゴンナパーは、思い切り左フックを振って来る。場内からどよめきが起こる中、久井はかわして離れる。久井はジャブからバックハンドブロー。久井がワンツーを入れ、胴廻し回転蹴りを放ったところでラウンド終了。  2R、久井のジャブにゴンナパーが左ロー。このラウンドも前へ出てくるゴンナパー、久井は飛びヒザ蹴りを放つがゴンナパーの前進は止まらない。ゴンナパーの左ローが決まる中、久井は後ろ蹴りを出すがゴンナパーは前へ出て左フックを振って来る。  前へ来るゴンナパーにテンカオ、左ミドルを蹴る久井だが追われる展開は続く。久井は左のヒジ、続けて顔面前蹴り。追われる状態が続く久井だが、技を当てたのは久井の方か。  3R、ジャブを突いていく久井だが、ゴンナパーの右フックからの左フックをもらってしまう。久井はバックスピンエルボーを狙うが空振り。ステップで動き回る久井を追いかけるゴンナパー。久井の左ストレートにはゴンナパーが左ヒジ。  追いかけてくるゴンナパーへ後ろ蹴りの久井。さらにヒザを突き上げる。ゴンナパーは左ストレートで久井をロープ際へ追い込む。顔面前蹴りを放つ久井だがゴンナパーの前進は止められなかった。  本戦の判定はドロー。延長戦へ。ジャブを打つ久井がステップを使って動き、ワンツーで前へ出るゴンナパーへワンツー。ゴンナパーは左ロー。久井がジャブの連打から左/トレートを打ち抜いて場内が沸く。  ジャブを突く久井。ゴンナパーは左ストレートを打つ。前進するゴンナパーに久井が下がりながら左フックを2度ヒットさせ、ゴンナパーが一瞬グラつく。最後はゴンナパーが首相撲で久井を崩して終了。  判定は2-1で久井がぎりぎりの勝利。王座を奪取した。  久井は「ゴンナパー選手強くて歯が折れました。ライト級一発目で負けて、このベルトのために今日までやってきました。これからも夢をかなえていくので皆さん応援よろしくお願いします。今年1年ありがとうございました。いい年を越してください。来年もよろしくお願いします。自分はアマチュアの頃から大阪であまり試合をやったことなくて、プロになってKNOCK OUTで大阪・羽曳野8月に持ってきてもらえることができて嬉しいです。今日の試合内容ではあかんのは自分でも分かっているので、これから先もっと強くなっていくので注目しておいてください」と、王座奪取を喜ぶと共に2026年さらなる飛躍を誓った。 [nextpage] ▼セミファイナル(第18試合)KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R〇海人(TEAM F.O.D/王者)判定3-0 ※30-29×2、30-27×シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/挑戦者)※海人が初防衛に成功。  SBの絶対的エースの海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。その活躍はSB内だけに留まらず、2016年以降はRISE、RIZIN、KNOCK OUTで全勝。KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王座、RISEミドル級王座を奪取した。2022年6月の『THE MATCH 2022』では野杁正明をも破っている。驚異の18連勝をマークしていたが、8月のGLORYで世界王者ティジャニ・ベスタティに敗れ王座奪取ならず。  その後は連勝で再び勢いに乗ったが、2024年2月に元ONE世界王者ペットモラコットに惜敗。4月のダイレクトリマッチでリベンジを果たした。ベスタティへのリベンジ&GLORY世界王座奪取を目標に掲げ、GLORYのランカーを相手に4連勝をかざっていたが、2025年5月の『ONE Friday Fights』でモハメド・シアサラニに判定負け。6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の連敗を喫した。10月にペットマイに判定勝ちで再起すると、11月にケールにリベンジ成功。戦績は61勝(26KO)9敗1無効試合。  シッティチャイはプロ160戦以上と鉄人的な戦歴を持つ現役のムエタイレジェンド。キックボクシングとムエタイを合わせ、世界王者に11回輝く。過去10年間に渡り、キックボクシングとムエタイで、最も圧倒的な強さを誇る選手の1人として評価を築き上げてきた。  ONEには2020年7月から参戦。2022年の「ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ」では決勝へ進出するもチンギス・アラゾフに判定負け。2023年9月にモハマド・シアサラニに判定で敗れ、2024年1月の日本大会ではマラット・グレゴリアンにKO負けを喫して連敗したが、5月の野杁正明戦で完勝を収めて実力者健在ぶりを示した。2025年4月、ONEムエタイルールでニコ・カリロにKOで敗れ、8月にONEからのリリースが発表されていた。戦績は129勝(39KO)37敗5分。  1R、海人が右ミドルで先手をとる。シッティチャイが左ミドルを蹴ると左ローを返す。シッティチャイの左ボディストレートに海人はテンカオを返す。前に出る海人が左カーフ。シッティチャイは前蹴りで突き放そうとするが、海人は前に出てパンチとヒザを打つ。  左カーフを狙い撃ちする海人は、シッティチャイの左ミドルに必ず右ローを蹴り返していく。海人が右ストレート、シッティチャイもワンツーを返して2回目は左ストレートをボディへ。  2Rも右ミドルからスタートする海人。シッティチャイが蹴ってくると踏み込んでのテンカオを突き刺す。シッティチャイもテンカオから左ストレート。海人がワンツーから前へ行くとシッティチャイは左ミドルと左ストレート、海人は右ボディストレート。  海人は待ちの姿勢となってシッティチャイが打って来ると右ストレート、右インカーフ、左テンカオを蹴る。左ミドルをキャッチした海人は右フックを叩き込む。  3R、シッティチャイの左ミドル、左ハイに右カーフを蹴り返す海人。シッティチャイが左ボディストレート、左テンカオ。これはローブローに。シッティチャイはテンカオを蹴って組み付く。海人が右三日月を蹴りながら前へ出ていくが、シッティチャイがパンチをまとめる。  判定は3-0で海人が勝利。強敵シッティチャイを破り初防衛に成功した。  海人はマイクを持つと「シッティチャイ選手に勝って防衛出来てこのベルトをまた巻けることを嬉しく思います。僕は世界最強を目指しています。来年、本格的に世界最強を目指してONEへ行って、全員倒してきます。これから先、2度と負けないので期待して見ていてください」と、ONEへ行くことを明言した。 [nextpage] ▼第17試合 KNOCK OUT-BLACKウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R×中島 玲(KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー/王者)KO 1R 1分52秒 ※3ノックダウン〇ユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ/挑戦者)※ポズドニアコフが新王座に就く。中島は初防衛に失敗。 中島は2019年にボクシングでプロデビュー。2023年4月に日本スーパーウェルター級暫定王者決定戦でTKO勝ち。2024年1月9日にボクシングで最後の試合を行い、6勝(1KO)2敗の戦績を残してキックボクシングに転向した。一戦目はK-1(-70kg)でKO負けも、6月のKNOCK OUT初参戦でバズーカ巧樹にTKO勝ち。10月に漁鬼、12月に渡部太基を破り第2代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座に就いた。しかし、2025年4月にポズドニアコフに判定負け。10月の小川悠太戦で勝利して再起を果たした。戦績は4勝(2KO)2敗。  ポズドニアコフは身長176cm(中島は167cm)、戦績16勝(6KO)4敗の23歳。ウクライナIFMA王座、Europe WKU K1 -70kg王座、ウクライナK1 WAKO王座を獲得。シッソンピーノンジムに寝泊まりしシッティチャイと一緒に練習してムエタイの腕を磨き、タイで行われたKARATE COMBAT、カンボジアのクンクメール大会でも勝利している。2025年4月の初来日で中島からダウンを奪って勝利すると、6月には漁鬼に判定勝ち。  1R、ポズドニアコフが飛びヒザ蹴りの奇襲。中島は回り込んで右カーフ。ポズドニアコフがテンカオ2連発から一気に前へ出て左ボディ、左ミドルを連打。中島はダウンを喫する。  さらにポズドニアコフは左ミドルを連打。中島は右フックと右カーフで応戦。追い回すポズドニアコフがワンツーから左ミドル、さらにテンカオで中島2度目のダウン。  歯を食いしばって立ち上がった中島は胴廻し回転蹴り、しかしポズドニアコフが左ヒザ蹴りを突き刺し、中島が3度目のダウン。ポズドニアコフがKOで圧勝した。  ベルトを巻いたポズドニアコフは満面の笑みで「人生が変わりました。今夜、僕と一緒にバーへ行って勝利をお祝いしたい人はいますか。ビールを飲んで新年を迎えましょう。僕は人生でクラブに行ったことがないので、今回初めて行きたいと思います。冗談はここまでで、僕の祖国は大変な状況です。その中で戦って、ウクライナ人として日本で初めてチャンピオンになりました。今回の勝利をウクライナ人のみんなに捧げたい。そしてウクライナをサポートしてくれている日本人の皆さん、本当にありがとうございます。皆さんは世界で最高のファンです」とメッセージを送った。 [nextpage] ▼第16試合 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級タイトルマッチ 3分3R延長1R×Kiho(KNOCK OUT GYM 調布/王者)判定0-2 ※29-30×2、29-29〇山田真子(GROOVY/挑戦者)※山田が新王座に就く。Kihoは初防衛に失敗。 山田はキックボクシングでJ-GIRLSアトム級王座、プロボクシングでWBO女子世界ミニフライ級王座に就き、キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残して引退。2019年11月に復帰して無敗記録を更新していたが、2021年3月のK-1でMIOにダウンを奪われプロ格闘家人生初の黒星を喫した。その後は外国人選手も含めて4連勝。2025年2月、KNOCK OUT初参戦でぱんちゃん璃奈と対戦もドロー。7月には菊地美乃里に判定勝ち。戦績は14勝2敗3分。  Kihoはアマチュアで20戦以上を経験。2021年2月からKrushに参戦したが5敗4分で白星をあげることが出来なかった。ジムを移籍して心機一転、2024年4月KNOCK OUTのリングで再出発するとKAIに判定勝ちで連敗脱出。左膝前十字靭帯断裂からの再建手術を経て12月に復帰すると2連勝。5月にミネルヴァ認定アトム級王者のNaoに劣勢からハイキック一発で逆転KO勝ちの番狂わせを起こし、7月に森川侑凜からダウンを奪って判定勝ちで5連勝を飾った。戦績は9勝(2KO)6敗4分。  両者は2025年9月に「KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座決定戦」で対戦し、延長戦の判定2-1でKihoが勝利したが採点で物議を醸し、即座に再戦が決定した。  1R、山田が先手で攻めていく。山田がジャブ、Kihoは右ハイと右ミドル。山田は右カーフも蹴る。山田の右カーフに左ハイを合わせようとしたKiho。山田はワンツー、左右フックで前へ出て行き、Kihoは組む。  Kihoが右ハイから左ストレート、山田も左右のフックで前へ出る。山田が入ってきたところに右フックを合わせるKiho。  2R、Kihoが右カーフと右ハイ、山田は右フック。突進する山田が左右フックで攻め込む。山田のワンツーにKihoは左フック。山田のパンチに右ヒザで対抗するKiho。左ミドル、前蹴り、ヒザ蹴りとボディを蹴りで攻めるKihoに、山田は左右フック。  3R、山田の左フックがヒットするも、Kihoは右ミドルを連打。左右フックを振り回して来る山田にKihoもパンチで応戦するがクリンチになる。ジャブとワンツーの山田。Kihoは下がりながらもカウンターを狙う。  山田が前へ出る展開だが、Kihoの顔面前蹴りがヒット。山田の左フックもヒットする。前に出て左右フックをガムシャラに打つ山田、Kihoも応戦するがここは山田の気迫が目立った。  判定は2-0で山田が勝利。山田は叫び声をあげて嬉し泣き、Kihoは悔し涙を流してリングを降りた。  山田は「福岡でたくさんの人が日頃から支えてくれて、一番はここにいるチームの皆さんに心から感謝します。早くこのベルトを福岡に持って帰りたいです。福岡からこの年末の忙しい時に会場へ足を運んでくれた仲間と、テレビの向こうで福岡から応援してくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。このベルトは自分が価値をあげていきます」と語った。 [nextpage] ▼第15試合 KNOCK OUT-UNLIMITEDフェザー級王座決定戦 3分3R延長1R〇カルロス・モタ(ブラジル)TKO 2R 1分55秒 ※レフェリーストップ×有川直毅(K-PLACE)※モタが初代王座に就く。 モタは2016年7月にMMAでプロデビュー。ブラジルで8連勝後、2019年11月から『LFA』に参戦。同大会のフライ級王者になっている。さらに2022年8月には『UFC Fight Night』にも参戦を果たした(判定負け)。2024年12月のKNOCK OUTに初来日し、UNLIMTEDルールで栗秋祥梧に判定勝ち。2025年6月に古木誠也にKNOCK OUT-BLACKルールで初回KO負けを喫したが、8月のUNLIMITEDでは中村悠磨に判定勝ち。MMA戦績8勝2敗。 有川は2017年3月に『ZST』でプロデビュー。2019年4月よりPANCRASEに参戦し、2023年4月にコルトン・キエルバサにTKO勝ち。12月には伊藤盛一郎とフライ級暫定王座決定戦を争ったがTKO負けとなった。2025年9月にKNOCK OUT初参戦でUNLIMITED -57.0kgトーナメント優勝を果たした。元PANCRASEフライ級2位。MMA戦績は8勝5敗1分。  1R、左インローを蹴る有川はモタが打って来ると右を合わせようとし、自らのワンツーを打つ。モタはステップを踏んで左右へ回り込み、フェイントして攻撃の機会をうかがう。右ストレートと右フックの相打ちでバランスを崩したのは有川の方。  ジャブの相打ちも。モタは有川の蹴り足をキャッチして崩すと顔面へヒザ。有川はすぐに立ち上がり、モタはシングルレッグでテイクダウンへ。有川はガブって防ぐ。  2R、ワンツーの打ち合いで両者とも危険な距離。有川の蹴り足をキャッチしたモタがすぐに右ストレート。立ち上がった有川はワンツーで前へ出ていき、右ストレートを何度も打つ。モタは右ミドル。  有川が右ボディを打ったところにモタが左フックを合わせてダウンさせ、モタはすかさず踏み付け。立ち上がる有川だったがモタがラッシュを仕掛けて最後はヒザをアゴへ突き上げた。有川が倒れ、モタがパンチで追撃したところでレフェリーストップ。  初代王者となったモタは「ベルトが本当に欲しかったので獲ることが出来て嬉しいです。まずはブラジルに戻って次の試合へ向けてすぐに戦えるように準備してまた皆さんの前で戦いたいと思います。(挑戦者に)来るなら来い!」と、挑戦して来いと語った。 [nextpage] ▼第14試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -60.0kgトーナメント決勝 3分3R×新田宗一朗(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)KO 1R 0分20秒 ※右ストレート〇タン・フォン(中国/長沙鋭景ファイティングクラブ/CFP)※フォンがトーナメント優勝。  1R、前に出る新田がジャブ。フォンは一気に前へ出ると右ストレート一撃。新田がダウンし、フォンの秒殺KO勝ちとなった。  トーナメント3試合合計135秒で優勝したフォンは「優勝することできてエキサイトしています。この地で試合が出来たこと、皆さんの前で試合が出来て大好きになりました。連戦続いたのでゆっくり休みたいです。外国で練習する費用に賞金は使いたいです。また日本に帰ってきてノックアウトの試合を見せたいです。このトーナメントで優勝した暁には60kgの王者に挑戦できると聞きました。なので2026年挑戦して、王者になりたいです」と、KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級王者の倉本一真に宣戦布告した。 [nextpage] ▼第13試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R延長1R〇ゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ/元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者)延長R 判定3-0 ※10-9×3×軍司泰斗(TEAM SUERTE/第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者)※本戦の判定は29-28、29-29×2。 ゲーオガンワーンは元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者(2015年)、元タイ国プロムエタイ協会同級王者(2015年)、True-4U同級王者(2016年)、CP Fresh Martチャンピオントーナメント優勝(2013年)などの実績を持ち、戦績は80勝30敗2分。スーパーレックとは2015年・2016年に3度対戦し、2勝1敗と勝ち越している。2024年6月の『MuayThai Super Fight』に初来日して大和哲也に判定勝ち、2025年8月のKNOCK OUT初参戦では軍司泰斗を1RでKO、11月には大沢文也も判定で降しているサウスポーのフィームー(テクニシャン)。 軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝、2017年9月に第2代Krushバンタム級王座を獲得、2021年12月に第5代K-1 WORLD GPフェザー級王座に就いた。2022年8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝。2025年10月にはISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座を獲得している。  1R、サウスポーのゲーオガンワーンに軍司は右インカーフとジャブ、ゲーオガンワーンが蹴ってくると右インローか右ローを返す。ゲーオガンワーンが左ストレートから組み付くがこれはブレイク。軍司は右インローとインカーフを狙い撃ち。  ゲーオガンワーンの左ミドルに右インローを蹴り返し、ゲーオガンワーンが左ストレートを出そうとするとバックステップ。前後に動く軍司がローを当てていった。  2Rもローを蹴っていく軍司。ゲーオガンワーンがテンカオに来ると軍司が右ショートを当てる。ゲーオガンワーンの左ストレートはバックステップする軍司。右ストレートはかわされて組み付かれる。ゲーオガンワーンの左ハイはブロックし、右ボディストレートを打った軍司。  3R、ゲーオガンワーンはジャブから左テンカオ、ジャブから左ミドル。軍司が打ち返そうとすると組んでしまうゲーオガンワーン。軍司は右ボディを打ち、組まれても左ボディを打つ。  左ミドル、ヒザを蹴っては組み付くゲーオガンワーン。軍司は右ストレートを当てるが、ゲーオガンワーンは左ハイを蹴り返す。どんどん前に出る軍司だがゲーオガンワーンはヒットを許さず、判定はドロー。  延長R、ゲーオガンワーンは左ミドルを蹴って組み付いてコカす。さらに左ミドルから首相撲でヒザ。軍司は組まれながらもボディを打つが、ゲーオガンワーンに組まれ続ける。左ミドル、軍司が打つ前に組んでのヒザ。軍司は攻めることが出来なかった。  判定は3-0でゲーオガンワーンが軍司を返り討ちにした。 [nextpage] ▼第12試合 KNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約 3分3R延長1R〇龍聖(BRAID/初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)KO 2R 2分55秒 ※右ハイキック×玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/第6代Krushフェザー級王者) 龍聖は2019年4月にプロデビュー。2021年10月、KNOCK OUT-BLACKフェザー級初代王座に就いた。RIZIN、巌流島でも勝利し、2023年3月には現役ラジャダムナン王者ペットセーンセーブに延長戦でダウンを奪って勝利。デビュー以来の無敗記録を更新していたが、2024年6月に久井大夢に判定負け。デビュー以来の無敗記録が「17」で途絶えた。12月にISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王座を獲得すると、2025年3月のONE日本大会ではスリヤンレックに完勝を収めた。しかし、6月の久井大夢との再戦は延長戦で判定負け。10月にはGOATでロムイーサンに大差の判定勝ちを収めた。戦績は20勝(11KO)2敗。 玖村はNJKFバンタム級王座を獲得後、2018年12月にK-1デビュー。2019年3月はK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大と激戦を繰り広げた。6月はスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント3位になるも、網膜剥離で長期欠場。2020年9月からフェザー級に階級を上げ、2022年5月に新美貴士に勝利し、第6代Krushフェザー級王座獲得。2023年3月にKrushフェザー級王座を失った。2024年は連勝も2025年2月のK-1で兼田将暉にKO負け。2025年9月、約2年ぶりのKNOCK OUTで雅治を左フックでKOした。戦績は22勝(11KO)14敗1無効試合。  1R、右ミドルを蹴る玖村に龍聖は右カーフ、玖村が右カーフを蹴ると龍聖は左三日月。龍聖は飛びヒザ蹴りを見せると左ボディをヒットさせる。ジャブの当て合いとなり、龍聖は右カーフ。玖村が左右フックを打てば、龍聖は右カーフ。  龍聖はミドルとローを蹴りながらパンチにつなぐ。玖村もジャブを2発当てるが、龍聖の右ストレートのリターンでダウンを奪われる。  2R、玖村のジャブに龍聖はワンツーから右カーフ、さらにジャブから右ミドル。左足でフェイントをかけつつ、左三日月、右カーフ、ジャブと攻撃を振り分ける。左ボディも打つ。玖村はジャブを突くが、龍聖の上中下の攻撃の振り分けになかなか手が出ない。  玖村の右ストレートにはすぐに右を打ち返し、ヒザも突き刺す。玖村がワンツーを打ってきたところに右ハイキックでダウンを奪う。立ち上がった玖村をロープ際へ詰めていった龍聖はヒザ蹴りから再び右ハイキック。玖村がロープにもたれかかったところでレフェリーがストップした。 「久々にKO出来たので嬉しいです。ライオンがウサギを狩るようにっていうのは試合前のことなので。玖村選手は気持ちを感じましたし、全然ウサギじゃなかったです。来年、武尊さんが引退されると発表されて、今の武尊さんの位置に、後継者になれるのは俺しかいないので。負けて悔しくて泣いちゃったりもしました。無敗のままではカリスマを継承できなかったけれど、いろいろなことを経験した今の僕には継承できるので」と、リングサイドで観戦していた武尊の前で“カリスマ継承”を宣言した。 [nextpage] ▼第11試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -68.0kg契約 3分3R〇松嶋こよみ(IDEA ASAKUSA)判定3-0 ※30-27×3×漁鬼(SHINE沖縄/KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王者)“ナチュラルボーンMMAファイター”の異名を取る松嶋は、国内MMAフェザー級トップの実力者。ONE Championshipで世界王座挑戦経験があり、『ROAD TO UFC』にも参戦。不可解な判定で準決勝敗退後、2023年7月の『DEEP 114 IMPACT』で欠場した元UFCファイターのガブリエル・シルバの代替選手の劉獅と68kg契約で対戦し、1R TKO勝ち。 2024年の1月『TOP BRIGHTS』では、カルシャガ・ダウトベックにTKO負けを喫し、真剣に進退を考える状態にあったが、7月のGLADIATORでソドノムドルジ・プレブドルジにTKO勝ちで復帰。9月にはLFAとの契約が発表されたが、その後試合の機会に恵まれず2025年8月にKNOCK OUT初参戦。UNLIMITEDルールでジャン・チャオに勝利すると、11月のRIZINでヴガール・ケラモフとの対戦が決まったがケラモフの欠場で試合が中止となっていた。MMA戦績は15勝7敗。  2度目のUNLIMITEDルールで対戦するのは、KNOCK OUTで活躍するキックボクサーの漁鬼。沖縄のアグレッシブファイターで、TENKAICHIウェルター級王者、BEAST同級王者。2022年7月、KNOCK OUTに初参戦すると中島弘貴に延長戦でTKO負けも接戦を演じ、2024年10月のKNOCK OUT-BLACKウェルター級王座決定トーナメント準決勝では中島玲に判定負けも1Rにダウンを奪った。  2025年5月には中島弘貴との再戦でダウンを奪って勝利、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王座に就いた。6月にはユリアン・ポズドニアコフに挑むも判定負け。11月にはペドロ・グランホを破り、今回UNLIMITEDに初挑戦する。戦績は10勝(3KO)7敗1分。  1R、松嶋がさっそくシングルレッグからテイクダウンし、パウンドを見舞う。ブレイク後もすぐに松嶋がニータップからテイクダウン、パウンドとヒジ。次はダブルレッグからマウンドを奪ってヒジの連打。その後もテイクダウンを奪ってはパウンドやヒジで圧倒する松嶋。  2Rもすぐにテイクダウンしてマウントを奪い、パウンドを見舞う松嶋。漁鬼が右フックをヒットさせるがすぐに松嶋がテイクダウン。飛びヒザ蹴りの相打ちからバックに回ったのは松嶋。そのまま後ろへ豪快に投げる。  漁鬼は松嶋に組まれると両足を絡めるが、今度は松嶋が抱えてマットへ叩きつける。前へ出て何とかパンチを当てようとする漁鬼を松嶋がテイクダウン。  3R、パンチを当てようとする漁鬼に組み付いた松嶋はバックドロップ。そのまま上に乗ってパウンド。ブレイクになるとダブルレッグテイクダウンから顔面ヒザ、マウントからパウンド。バックマウントからパンチを打ち続ける松嶋。漁鬼はブレイクに持ち込む。  最後まで松嶋が攻めて終わったが、漁鬼もよく耐えた試合に。判定は30-27×3のフルマークで松嶋が勝利した。 試合後、松嶋は「ヒジを出している中でブレイクになると、ルールでまた分からないところがあるなって感じです」とブレイクのタイミングがまだ分からないと話した。 [nextpage] ▼第10試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -61.5kg契約 3分3R〇大雅(TRY HARD GYM/第6代RISEスーパーフェザー級王者&第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)KO 1R 2分37秒 ※左フック×プンルアン・バーンランバー(タイ)  大雅は2012年1月に16歳でプロデビューし、2014年8月にKrushスーパー・バンタム級王座を奪取。2016年にはK-1 WORLD GP -60kg日本代表決定トーナメントで優勝し、翌2017年2月にはK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座を奪取した。2018年9月からRIZINに参戦。RISEには2019年3月から参戦し、2024年1月にRISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーに挑戦。絶対王者として君臨していたリーを判定3-0で破り、第6代王座に就いた。キックボクシング戦績は29勝(6KO)13敗2分。  MMAへの転向を表明して2024年大晦日にRIZINでデビュー戦も梅野源治に敗れ、2025年7月の第2戦も栗秋祥梧に敗れた。  プンルアンは『ONE Friday Fights』の常連出場選手で、2023年6月の『ONE Friday Fights 20』から6連勝(3KO)を達成。ジャオスアヤイにKO負けで連勝を止められると、サミンダンには判定勝ちもその後はヨードレックペット、ナックロップら強敵に4連敗を喫している。2025年8月、KNOCK OUTに初来日したが古村匡平にKO負け。5連続KO負けと崖っぷちだったが、11月15日のKNOCK OUTで秋田巴琉をKOした。戦績は67勝10敗。初代修斗世界フライ級王者ランバー・ソムデートM16のBaanrambaa所属。 1R、前に出ていくのはサウスポーの大雅。左右ローを蹴っていき、プンルアンは右ミドル。大雅が左ストレート、プンルアンは右ミドルをしっかり当てていく。大雅は飛び込んでの右フック、左ストレートで大きくプンルアンが後退する。  再び左ミドルを蹴っていくプンルアンに、大雅が左ストレート。グラついたプンルアンに大雅が左フックを叩き込み、豪快なKO勝ちを飾った。  大雅はマイクを持つと「久しぶりにKOしました。ルール的にも面白いと思ったので思いっきり戦おうと思っていました。僕、代々木第二で前回試合した時にK-1のタイトルマッチだったんですけれど、思い出深い会場で楽しかったです。僕、多分チャンピオンと試合したほうが面白いと思うので、オファーもらえたら試合するので試合組んでください」と、今後もUNLIMITEDの試合をやる意向のようだ。 試合後のコメントでは60kgにも落とせるとし、KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級王者の倉本一真と戦いたいとアピールした。 [nextpage] ▼第9試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -77.0kg契約 3分3R×宮原 穣(KWU SENSHI JAPAN)TKO 1R 2分21秒 ※レフェリーストップ〇スパイク・カーライル(米国/Naughty House)  1R、宮原の蹴りをキャッチしたカーライルがテイクダウンに行くが、宮原が上を奪ってパウンドへ。カーライルがすぐに起き上がり、宮原を豪快に投げる。  一度離れるとカーライルはシングルレッグからガブってのヒザ。さらにバックからパンチを打つカーライル。  ブレイク後、宮原が左インローから左ハイ。カーライルはシングルレッグからリフトアップしてのテイクダウン、そのままマウントを奪ってのパウンドとヒジの連打。  宮原は背中を向け、カーライルがバックマウントからパンチを連打する。さらに宮原をエビ反りにさせてのパウンド連打。レフェリーがストップした。  カーライルは「疲れた、疲れた」と日本語で言い「神様に感謝したい。正直殴り続けて疲れてしまったけれど、徐々に回復しています。ここに呼んでいただいて感謝しています」と語った。 [nextpage] ▼第8試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -60.0kgトーナメント準決勝 第2試合 3分3R×平川蓮斗(和術慧舟會 HEARTS)KO 1R 1分34秒 ※右ストレート〇タン・フォン(中国/長沙鋭景ファイティングクラブ/CFP)※フォンが決勝へ進出。  1R、平川がジャブと右ストレートで圧をかけていき、フォンはやや下がり気味。しかし、フォンが頭を一瞬下げてのフェイントからいきなりの右ストレート一発で平川を吹っ飛ばし、ダウンさせてKO勝ち。 「皆さん、自分の試合は全部エキサイティングでしょう? 次の試合までにスタミナを回復して、必ず優勝して帰りたいと思います」とフォンは優勝宣言した。 [nextpage] ▼第7試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -60.0kgトーナメント準決勝 第1試合 3分3R×町田 光(飯伏プロレス研究所)判定0-3 ※27-30×2、26-30〇新田宗一朗(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)※新田が決勝へ進出。  1R、新田はジャブ、左インロー。町田は左右にスピーディーに動いて右ローを蹴っていく。町田のジャブで新田が大きくバランスを崩し、倒れ込む。すぐに町田が組んでテイクダウンしようとしたが、上を奪ったのは新田でパウンドを連打。  立ち上がった町田は組み付いてブレイクを待つ。その後も町田から組み付いて得意のヒザ蹴りに持ち込む。新田はこれを嫌がる素振り。  2R、新田はジャブを当てていくが、町田が右ストレートを強打。すぐに新田も打ち返しに行くが、またも町田の右がヒット。新田はテイクダウンに行ったがブレイク。右ストレートを同時に出し、返しの左フックを当てるのは新田。  新田はリーチが長いがコンパクトなパンチを打って行く。町田が連打で前へ出るが、そこへ新田がショートの右フックをヒットさせてダウンを奪う。すかさずパウンドとヒジの連打で襲い掛かる新田。町田は左目上から大流血。  3R、町田は左右の連打で前へ出ていき、新田はジャブと右ストレートで迎え撃つ。組みに行く町田だが、新田がボディロックからテイクダウン。パウンドとヒジを見舞う。新田が右の縦ヒジをヒットさせ、右ストレートと右フック。町田は組み付きに行くが技を出せない。  またも新田が小外刈りでテイクダウン。町田がひっくり返すが、新田もすぐにリバーサルしてパウンドを打つ。町田は胴廻し回転蹴りで起死回生を狙ったが空振り。  判定3-0で新田が決勝進出を決めた。 [nextpage] ▼第6試合 スーパーファイト KNOCK OUT-REDバンタム級 3分3R延長1R×乙津 陸(KNOCK OUT クロスポイント大泉/KNOCK OUT-REDバンタム級王者)判定0-3 ※28-30×3〇星 拓海(IDEAL GYM/WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、スック・ワンキントーン同級王者) [nextpage] ▼第5試合 KNOCK OUT-RED -61.5kg契約 3分3R延長1R〇重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)判定3-0 ※30-29×3×ロムイーサン・TIGER REON(REON Fighting Sports Gym)  1R、終了のゴングが鳴ったのと同時に重森の右フックでロムイーサンが尻もちをつきかけた。  2R、重森はジャブ、左ミドル。ロムイーサンは軸足を蹴る。ミドルを蹴る重森に左右フックで突進するロムイーサン。重森は右カーフ、ジャブ、右ミドルで距離を取り、ロムイーサンはパンチの機会を伺う。  3R、首相撲になってもロムイーサンを倒す重森。ロムイーサンは重森の蹴り足をキャッチするが、重森はコカされない。蹴って距離をとる重森にロムイーサンも右ロー。ロムイーサンは右ミドル、重森は左フックを返していく。  判定は3-0で重森の勝利となった。 [nextpage] ▼第4試合 KNOCK OUT-RED女子 -48.0kg契約 3分3R延長1R×ぱんちゃん璃奈(フリー/初代KNOCK OUT-BLACK女子アトム級&ミニマム級王者)判定0-3 ※29-30×2、28-29〇サネーガーム・サックチャムニ(タイ/元タイ国プロムエタイ協会二階級制覇) 2026年に引退することを表明したぱんちゃんが初の“ヒジあり”ルールに挑む。ぱんちゃんは2019年2月にプロデビュー。KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座、同ミニマム級王座の二階級制覇を達成。2024年3月のK-1でRISEの平岡琴に勝つなど無敗の快進撃を続けていたが、5月の『巌流島』でルシア・アプデルガリムに判定2-0でプロ初黒星を喫した。その後はアイリン・ゴンザレスと美伶に勝利、2025年2月の山田真子戦は延長戦の末にドロー。前回は8月にアム・ザ・ロケットをKOしている。戦績は20勝(5KO)1敗1分。 サネーガームはプロムエタイ協会2階級制覇、LWCチャイヨートーナメント優勝、東部地区ムエタイ女子ピン級王者、アジアンゲームムエタイ金メダリスト、IFMA世界大会2021~2024年金メダリスト、2020年ライジングスター賞などを獲得している選手。現在ラジャダムナンスタジアムの女子ミニマム級9位にランキングされており、12月中旬に行われた『SEA GAMES Thailand 2025』では銀メダルを取った強豪だ。  1R、右ローを蹴っていくぱんちゃんにサネーガームが右ミドルを返すとぱんちゃんはキャッチに行く。ぱんちゃんお右ローにはサネーガームが右ストレートを合わせ、首相撲に持ち込んでのヒザ。首相撲に持ち込むとすかさずヒザを連打するサネーガームにぱんちゃんは力で押していく。  パンチの連打を繰り出すぱんちゃんに、サネーガームはロープを背にして前蹴りで阻止。パンチの連打にはテンカオも合わせられ、首相撲からのヒザを連打される。ぱんちゃんが下がるとサネーガームは左ミドル。サネーガームが距離を制した印象。  2R、前に出てくるサネーガームにぱんちゃんは前蹴りも下がる。組み付きに行くぱんちゃんにサネーガームがヒザを突き刺す。サネーガームの組みに顔を押してサネーガームを倒すぱんちゃん。  立ち上がるとパンチの連打へ行く。ぱんちゃんが右インロー、サネーガームは左ミドル。右カーフを蹴るぱんちゃんだが入り込めない展開が続く。サネーガームの右ミドルをキャッチすると同時に右を打つぱんちゃん。  3R、ぱんちゃんが前へ出ようとすると前蹴りを出すサネーガーム。ぱんちゃんは右カーフを2発。首相撲になるとぱんちゃんが顔を押してそのまま押し潰す。サネーガームに距離を支配され、なかなか手が出ないぱんちゃん。ミドルキャッチからの右ストレートを放つが、すぐに前蹴りで離される。  パンチで前へ出るとサウスポーのサネーガームは前蹴り。ぱんちゃんのワンツーは届かない。ぱんちゃんは攻め込むことが出来ずに試合終了。  ぱんちゃんは負けを覚悟したかのように、がっくりとうなだれる。判定はその通り、3-0でサネーガームの勝利となった。 [nextpage] ▼第3試合 KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R延長1R〇“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)KO 1R 1分52秒 ※右フック×皆川裕哉(KICK BOX)  10月大会でKNOCK OUT初参戦、初のREDルールで初回KO勝ちを飾った迅。皆川は元ジャパンキックボクシング協会フェザー級王者で、16勝(4KO)13敗2分のベテラン。  1R、迅に蹴り足をキャッチされた皆川は回転蹴りを放ったが、空振りして転倒。そこへ迅が顔面へヒザを見舞ってしまいレッドカードに。再開後、前へ出てワンツーと左右ローを出す皆川だがややフラつき気味。迅は右カーフを蹴る。  皆川は入って行こうとするが、迅が右とジャブを当てていく。さらに皆川の蹴り足をキャッチしてコカす。ヒジを繰り出す皆川。迅はジャブで皆川をのけ反らせる。皆川が飛びヒザ蹴り気味に前へ出てきたところへ、よく見ていた迅が右フックを合わせてKOした。  迅はこれで2連続初回KO勝ち。「これがノックアウトです。パンチが当たった時に倒れたと思いました。山口代表、僕の階級RED空位やと思うので、KNOCK OUTのベルト欲しいので一番強いヤツとやらせてください。いつでもやるので」と、タイトルマッチを要求した。 [nextpage] ▼第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R×前田大尊(マイウェイジム)延長R 判定0-3 ※9-10×3〇川野龍輝(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)※本戦の判定は30-29、29-29×2。  10勝(3KO)5敗1分の前田と8勝(4KO)3敗の川野が対戦。  1R、じりじりと前に出るのは川野で、前田は回り込む。右カーフを蹴っていく前田に川野は右インローからの右ストレート。コンビネーションの最後に必ず右ローを蹴る川野。前田は後ろ蹴り、バックハンドブローでけん制する。前田は左ミドル、川野は顔面前蹴りを当てる。  2R、川野は思い切り左右フックを振り、前田はショートのフックから右ミドル。このラウンドは下がらない前田が右カーフ、左ミドルを蹴りを当てていき、川野は右カーフを返して胴廻し回転蹴りも放つ。  前田のジャブが当たり、右ストレートで川野が大きく下がる。ジャブを当てて次の攻撃につなぐ前田が優勢に。  3R、前田の右カーフで足が流れる川野。前田は川野の右ローに後ろ蹴りを合わせに行く。ジャブ、ワンツー、左フックのコンビネーションを回転させる前田。川野は右カーフからワンツーで前へ出ようとするが、前田はコンビネーションパンチと右ローで迎え撃つ。  さらに左ボディ。それでも川野は前へ出てワンツーと攻撃の姿勢を見せ、前田はジャブとワンツーで迎え撃つ。パンチの的確さは前田の方が上だった。  延長R、前に出る川野を左ミドルで迎え撃つ前田。川野の飛び込んでのパンチもかわされる。ジャブと左右ロー、ワンツーの前田。飛びヒザを狙う前田だが、川野はプッシュして防ぐ。前田が右カーフからコンビネーションパンチをまとめるが、川野も左フックを返す。前へ出て手数が出るのは川野。前田は後ろ蹴り。  判定は3-0で川野が接戦で勝利をものにした。 [nextpage] ▼第1試合 KNOCK OUT-UNLIMITED-63.0kg 3分3R〇中村悠磨(和術慧舟會 HEARTS)判定3-0 ※29-28×2、30-27×ふくやーまん(FIGHTER'S FLOW)  UNLIMITEDで2勝(1KO)1敗の中村と1勝1KOのふくやーまん(MMA戦績3勝3KO7敗)の対戦がオープニングを飾る。  1R、ふくやーまんが2度目のシングルレッグでテイクダウンに成功、パウンドを打ち込む。中村は下からの蹴り上げで応戦するが、ふくやーまんは踏み付けを連発。立ち上がると中村の左フックカウンターでふくやーまんがグラつき、右ストレートでニアダウン。  さらにワンツーの連打で追い込む中村にふくやーまんはダウン寸前となるが、シングルレッグでテイクダウン。立ち上がると強打で前に出る中村にふくやーまんはシングルレッグで組み付くもテイクダウンできず。  離れると下がっていたふくやーまんがいきなりの右フックで中村をダウンさせ、組み付いてピンチをしのいだ中村は立ち上がると右フックでダウンさせる。大激闘に場内は早くもヒートアップ。  2R、前に出る中村に飛び込んでの右ストレートを放つふくやーまん。中村は右ストレート。ふくやーまんの前蹴りで転倒する中村だが、立ち上がると右ストレートの強打を叩き込んでいく。ふくやーまんの右目は腫れている。  ふくやーまんが飛び込んでの左フック。続いてダブルレッグでテイダウンからパウンドも、中村がすぐに立ち上がってシングルに行くがテイクダウンは出来ず。右ストレートで襲い掛かる中村に、ふくやーまんは飛び込んでの左フック。  右ストレートで前に出る中村にふくやーまんがシングルレッグ。中村はヒザで対抗。ふくやーまんの飛び込んでの左フックに中村は右フックを打つ。  3Rが始まってすぐ、ふくやーまんがテイクダウンするも立ち上がる中村。左右にスイッチして前に出る中村はワンツー、ふくやーまんはテイクダウンで上になるも攻撃が出ずにブレイク。中村のワンツーをもらって背を向けてしまったふくやーまんに、中村はバックからパンチを見舞う。  ふくやーまんは飛び込んでの右フックで勝負するが、中村との間合いは遠い。ワンツーを伸ばす中村。最後にふくやーまんが左フックをヒットさせて試合を終えた。  判定は3-0で中村が勝利。激闘を制した。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第3試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -60.0kgトーナメントリザーブマッチ 3分3R〇宇山京介(KNOCK OUT クロスポイント渋谷)判定3-0 ※29-28×2、30-27×オルベン・キンジ(K-PLACE)※宇山がリザーバーに決定。  1R、左右にスイッチするのキンジは左右カーフ、前に出てくる宇山に飛び込んでの右フックやワンツーを繰り出す。圧を懸けていく宇山にキンジがダブルレッグでテイクダウンを奪うがブレイク。宇山は左三日月、右カーフを蹴るが下がりながらも攻撃を出すのはキンジの方。ラウンド終了間際にキンジがダブルレッグで豪快なテイクダウンを見せた。  2Rも前に出るのは宇山。キンジはスライディングしてのカニばさみ。左インロー、右カーフの宇山にキンジは関節蹴り、右ストレート。宇山の右カーフに止まるようになってきたキンジは、ダブルレッグも切られる。宇山がコーナーへ詰めての左右フック連打、キンジはダブルレッグもテイクダウン出来ず。宇山がパンチで追い込んだところでラウンド終了。  3R、宇山の左フックで倒れるキンジだがすぐに立ち上がり、ダブルレッグもこれはテイクダウン出来ず。宇山の右ストレート連打にコーナーを背負うキンジ。ダブルレッグは宇山に防がれる。キンジは逆転を狙ってバックハンドブローを左右に回転して連発するが、もはやスピードとパワーも感じられず。宇山はジャブ、左右フック。キンジも負けじとワンツーで最後の力を振り絞って攻撃した。  判定は3-0で宇山が勝利。リザーバーに決定した。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R×荒井幸太郎(サクシードジム)TKO 2R 1分47秒 ※ドクターストップ〇滝澤直樹(Club TOSHI/GLION GYM)  1R、ジャブと右カーフの瀧澤に荒井は前へ出て右カーフ。圧をかけていくのは荒井だが、先手を取るのは瀧澤だ。荒井がワンツーの2連打から右ローで瀧澤を下がらせる。ラウンド終了間際、荒井が右のフェイントからの左フックでダウンを奪った。  2Rも圧をかけて前へ行く荒井が右カーフ。先に手を出す瀧澤だが、荒井は圧を弱めず瀧澤にロープを背負わせると左ボディ。瀧澤は右カーフで応戦。ワンツーの連打で追い込んだ荒井だが、瀧澤が右フックでグラつかせての連打でダウンを奪い返す。  荒井にドクターチェックが入り、鼻骨が折れている疑いでドクターストップ。瀧澤の逆転TKO勝ちとなった。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R〇隼大(Y`ZD GYM)判定3-0 ※30-26×3×栗野耕作(HAYATO GYM)  1R、サウスポーの隼大は奥足へ左ロー、左インローも。2R、右ハイを空振りした栗野に隼大が左フックでダウンを奪う。  3R、ワンツーで前へ出て逆転を狙う栗野だが、隼大が右フックで迎え撃つ。またも栗野が右ハイを空振りしたところに隼大が右フックで2度目のダウンを奪う。隼大は左インローを蹴っていき、栗野を前に出させずに試合を終えた。  隼大が判定3-0でプロ2戦目での初勝利を収めた。
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