MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~2025年12月30日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館※U-NEXTにてLIVE配信中
▼メインイベント(第19試合)KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ 3分3R延長1Rゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)久井大夢(TEAM TAIMU/挑戦者) ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本を主戦場に。日本人キラーとして名を馳せ、2016年9月からK-1グループに参戦。2018年4月に第5代Krushライト級王者、2020年12月に第4代K-1 WORLD GPライト級王者となった。2025年2月にKNOCK OUT初参戦を果たすと古村匡平に判定勝ち、6月に重森陽太をKOしてKNOCK OUT-REDライト級王者となり、8月には下地奏人をKOした。戦績は119勝(28KO)31敗3分。
久井は2022年4月にプロデビュー後、12月に3戦目にしてKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を獲得。2023年9月にBLACKライト級王座に就き17歳にして2階級制覇、2024年6月に龍聖とBLACKスーパーフェザー級王座決定戦を争い、17戦無敗だった龍聖に初黒星を付けて三冠を達成。2024年12月の「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、再び同王座にも就いた。
2025年2月にはIPCC世界-60kg王座をカンボジアで獲得。6月に龍聖との再戦を制してBLACKスーパーフェザー級王座の初防衛に成功すると7月にライト級転向第一戦でロムイーサンとの再戦で判定負け。9月に『ONE Friday Fights』初参戦を果たすとONEムエタイで完封勝利。10月には古村匡平にKO勝ちして戦績は18勝(6KO)5敗。
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▼セミファイナル(第18試合)KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R海人(TEAM F.O.D/王者)シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/挑戦者)
SBの絶対的エースの海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。その活躍はSB内だけに留まらず、2016年以降はRISE、RIZIN、KNOCK OUTで全勝。KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王座、RISEミドル級王座を奪取した。2022年6月の『THE MATCH 2022』では野杁正明をも破っている。驚異の18連勝をマークしていたが、8月のGLORYで世界王者ティジャニ・ベスタティに敗れ王座奪取ならず。
その後は連勝で再び勢いに乗ったが、2024年2月に元ONE世界王者ペットモラコットに惜敗。4月のダイレクトリマッチでリベンジを果たした。ベスタティへのリベンジ&GLORY世界王座奪取を目標に掲げ、GLORYのランカーを相手に4連勝をかざっていたが、2025年5月の『ONE Friday Fights』でモハメド・シアサラニに判定負け。6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の連敗を喫した。10月にペットマイに判定勝ちで再起すると、11月にケールにリベンジ成功。戦績は61勝(26KO)9敗1無効試合。
シッティチャイはプロ160戦以上と鉄人的な戦歴を持つ現役のムエタイレジェンド。キックボクシングとムエタイを合わせ、世界王者に11回輝く。過去10年間に渡り、キックボクシングとムエタイで、最も圧倒的な強さを誇る選手の1人として評価を築き上げてきた。
ONEには2020年7月から参戦。2022年の「ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ」では決勝へ進出するもチンギス・アラゾフに判定負け。2023年9月にモハマド・シアサラニに判定で敗れ、2024年1月の日本大会ではマラット・グレゴリアンにKO負けを喫して連敗したが、5月の野杁正明戦で完勝を収めて実力者健在ぶりを示した。2025年4月、ONEムエタイルールでニコ・カリロにKOで敗れ、8月にONEからのリリースが発表されていた。戦績は129勝(39KO)37敗5分。
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▼第17試合 KNOCK OUT-BLACKウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R中島 玲(KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー/王者)ユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ/挑戦者)
中島は2019年にボクシングでプロデビュー。2023年4月に日本スーパーウェルター級暫定王者決定戦でTKO勝ち。2024年1月9日にボクシングで最後の試合を行い、6勝(1KO)2敗の戦績を残してキックボクシングに転向した。一戦目はK-1(-70kg)でKO負けも、6月のKNOCK OUT初参戦でバズーカ巧樹にTKO勝ち。10月に漁鬼、12月に渡部太基を破り第2代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座に就いた。しかし、2025年4月にポズドニアコフに判定負け。10月の小川悠太戦で勝利して再起を果たした。戦績は4勝(2KO)2敗。
ポズドニアコフは身長176cm(中島は167cm)、戦績16勝(6KO)4敗の23歳。ウクライナIFMA王座、Europe WKU K1 -70kg王座、ウクライナK1 WAKO王座を獲得。シッソンピーノンジムに寝泊まりしシッティチャイと一緒に練習してムエタイの腕を磨き、タイで行われたKARATE COMBAT、カンボジアのクンクメール大会でも勝利している。2025年4月の初来日で中島からダウンを奪って勝利すると、6月には漁鬼に判定勝ち。
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▼第16試合 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級タイトルマッチ 3分3R延長1RKiho(KNOCK OUT GYM 調布/王者)山田真子(GROOVY/挑戦者) 山田はキックボクシングでJ-GIRLSアトム級王座、プロボクシングでWBO女子世界ミニフライ級王座に就き、キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残して引退。2019年11月に復帰して無敗記録を更新していたが、2021年3月のK-1でMIOにダウンを奪われプロ格闘家人生初の黒星を喫した。その後は外国人選手も含めて4連勝。2025年2月、KNOCK OUT初参戦でぱんちゃん璃奈と対戦もドロー。7月には菊地美乃里に判定勝ち。戦績は14勝2敗3分。
Kihoはアマチュアで20戦以上を経験。2021年2月からKrushに参戦したが5敗4分で白星をあげることが出来なかった。ジムを移籍して心機一転、2024年4月KNOCK OUTのリングで再出発するとKAIに判定勝ちで連敗脱出。左膝前十字靭帯断裂からの再建手術を経て12月に復帰すると2連勝。5月にミネルヴァ認定アトム級王者のNaoに劣勢からハイキック一発で逆転KO勝ちの番狂わせを起こし、7月に森川侑凜からダウンを奪って判定勝ちで5連勝を飾った。戦績は9勝(2KO)6敗4分。
両者は2025年9月に「KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座決定戦」で対戦し、延長戦の判定2-1でKihoが勝利したが採点で物議を醸し、即座に再戦が決定した。
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▼第15試合 KNOCK OUT-UNLIMITEDフェザー級王座決定戦 3分3R延長1Rカルロス・モタ(ブラジル)有川直毅(K-PLACE) モタは2016年7月にMMAでプロデビュー。ブラジルで8連勝後、2019年11月から『LFA』に参戦。同大会のフライ級王者になっている。さらに2022年8月には『UFC Fight Night』にも参戦を果たした(判定負け)。2024年12月のKNOCK OUTに初来日し、UNLIMTEDルールで栗秋祥梧に判定勝ち。2025年6月に古木誠也にKNOCK OUT-BLACKルールで初回KO負けを喫したが、8月のUNLIMITEDでは中村悠磨に判定勝ち。MMA戦績8勝2敗。 有川は2017年3月に『ZST』でプロデビュー。2019年4月よりPANCRASEに参戦し、2023年4月にコルトン・キエルバサにTKO勝ち。12月には伊藤盛一郎とフライ級暫定王座決定戦を争ったがTKO負けとなった。2025年9月にKNOCK OUT初参戦でUNLIMITED -57.0kgトーナメント優勝を果たした。元PANCRASEフライ級2位。MMA戦績は8勝5敗1分。
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▼第14試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -60.0kgトーナメント決勝 3分3R町田光vs.新田宗一朗の勝者平川蓮斗vs.タン・フォンの勝者
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▼第13試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R延長1Rゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ/元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者)軍司泰斗(TEAM SUERTE/第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者) ゲーオガンワーンは元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者(2015年)、元タイ国プロムエタイ協会同級王者(2015年)、True-4U同級王者(2016年)、CP Fresh Martチャンピオントーナメント優勝(2013年)などの実績を持ち、戦績は80勝30敗2分。スーパーレックとは2015年・2016年に3度対戦し、2勝1敗と勝ち越している。2024年6月の『MuayThai Super Fight』に初来日して大和哲也に判定勝ち、2025年8月のKNOCK OUT初参戦では軍司泰斗を1RでKO、11月には大沢文也も判定で降しているサウスポーのフィームー(テクニシャン)。 軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝、2017年9月に第2代Krushバンタム級王座を獲得、2021年12月に第5代K-1 WORLD GPフェザー級王座に就いた。2022年8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝。2025年10月にはISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座を獲得している。
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▼第12試合 KNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約 3分3R延長1R龍聖(BRAID/初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/第6代Krushフェザー級王者)
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▼第11試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -68.0kg契約 3分3R松嶋こよみ(IDEA ASAKUSA)漁鬼(SHINE沖縄/KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王者)
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▼第10試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -61.5kg契約 3分3R大雅(TRY HARD GYM/第6代RISEスーパーフェザー級王者&第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)プンルアン・バーンランバー(タイ)
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▼第9試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -77.0kg契約 3分3R宮原 穣(KWU SENSHI JAPAN)スパイク・カーライル(米国/Naughty House)
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▼第8試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -60.0kgトーナメント準決勝 第2試合 3分3R平川蓮斗(和術慧舟會 HEARTS)タン・フォン(中国/長沙鋭景ファイティングクラブ/CFP)
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▼第7試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -60.0kgトーナメント準決勝 第1試合 3分3R町田 光(飯伏プロレス研究所)新田宗一朗(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
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▼第6試合 スーパーファイト KNOCK OUT-REDバンタム級 3分3R延長1R乙津 陸(KNOCK OUT クロスポイント大泉/KNOCK OUT-REDバンタム級王者)星 拓海(IDEAL GYM/WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、スック・ワンキントーン同級王者)
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▼第5試合 KNOCK OUT-RED -61.5kg契約 3分3R延長1R重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)ロムイーサン・TIGER REON(REON Fighting Sports Gym)
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▼第4試合 KNOCK OUT-RED女子 -48.0kg契約 3分3R延長1Rぱんちゃん璃奈(フリー/初代KNOCK OUT-BLACK女子アトム級&ミニマム級王者)サネーガーム・サックチャムニ(タイ/元タイ国プロムエタイ協会二階級制覇) 2026年に引退することを表明したぱんちゃんが初の“ヒジあり”ルールに挑む。ぱんちゃんは2019年2月にプロデビュー。KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座、同ミニマム級王座の二階級制覇を達成。2024年3月のK-1でRISEの平岡琴に勝つなど無敗の快進撃を続けていたが、5月の『巌流島』でルシア・アプデルガリムに判定2-0でプロ初黒星を喫した。その後はアイリン・ゴンザレスと美伶に勝利、2025年2月の山田真子戦は延長戦の末にドロー。前回は8月にアム・ザ・ロケットをKOしている。戦績は20勝(5KO)1敗1分。 サネーガームはプロムエタイ協会2階級制覇、LWCチャイヨートーナメント優勝、東部地区ムエタイ女子ピン級王者、アジアンゲームムエタイ金メダリスト、IFMA世界大会2021~2024年金メダリスト、2020年ライジングスター賞などを獲得している選手。現在ラジャダムナンスタジアムの女子ミニマム級9位にランキングされており、12月中旬に行われた『SEA GAMES Thailand 2025』では銀メダルを取った強豪だ。
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▼第3試合 KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R延長1R“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)皆川裕哉(KICK BOX)
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▼第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R前田大尊(マイウェイジム)川野龍輝(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
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▼第1試合 KNOCK OUT-UNLIMITED-63.0kg 3分3R〇中村悠磨(和術慧舟會 HEARTS)判定3-0 ※29-28×2、30-27×ふくやーまん(FIGHTER'S FLOW)
UNLIMITEDで2勝(1KO)1敗の中村と1勝1KOのふくやーまん(MMA戦績3勝3KO7敗)の対戦がオープニングを飾る。
1R、ふくやーまんが2度目のシングルレッグでテイクダウンに成功、パウンドを打ち込む。中村は下からの蹴り上げで応戦するが、ふくやーまんは踏み付けを連発。立ち上がると中村の左フックカウンターでふくやーまんがグラつき、右ストレートでニアダウン。
さらにワンツーの連打で追い込む中村にふくやーまんはダウン寸前となるが、シングルレッグでテイクダウン。立ち上がると強打で前に出る中村にふくやーまんはシングルレッグで組み付くもテイクダウンできず。
離れると下がっていたふくやーまんがいきなりの右フックで中村をダウンさせ、組み付いてピンチをしのいだ中村は立ち上がると右フックでダウンさせる。大激闘に場内は早くもヒートアップ。
2R、前に出る中村に飛び込んでの右ストレートを放つふくやーまん。中村は右ストレート。ふくやーまんの前蹴りで転倒する中村だが、立ち上がると右ストレートの強打を叩き込んでいく。ふくやーまんの右目は腫れている。
ふくやーまんが飛び込んでの左フック。続いてダブルレッグでテイダウンからパウンドも、中村がすぐに立ち上がってシングルに行くがテイクダウンは出来ず。右ストレートで襲い掛かる中村に、ふくやーまんは飛び込んでの左フック。
右ストレートで前に出る中村にふくやーまんがシングルレッグ。中村はヒザで対抗。ふくやーまんの飛び込んでの左フックに中村は右フックを打つ。
3Rが始まってすぐ、ふくやーまんがテイクダウンするも立ち上がる中村。左右にスイッチして前に出る中村はワンツー、ふくやーまんはテイクダウンで上になるも攻撃が出ずにブレイク。中村のワンツーをもらって背を向けてしまったふくやーまんに、中村はバックからパンチを見舞う。
ふくやーまんは飛び込んでの右フックで勝負するが、中村との間合いは遠い。ワンツーを伸ばす中村。最後にふくやーまんが左フックをヒットさせて試合を終えた。
判定は3-0で中村が勝利。激闘を制した。
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▼プレリミナリーファイト第3試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -60.0kgトーナメントリザーブマッチ 3分3R〇宇山京介(KNOCK OUT クロスポイント渋谷)判定3-0 ※29-28×2、30-27×オルベン・キンジ(K-PLACE)※宇山がリザーバーに決定。
1R、左右にスイッチするのキンジは左右カーフ、前に出てくる宇山に飛び込んでの右フックやワンツーを繰り出す。圧を懸けていく宇山にキンジがダブルレッグでテイクダウンを奪うがブレイク。宇山は左三日月、右カーフを蹴るが下がりながらも攻撃を出すのはキンジの方。ラウンド終了間際にキンジがダブルレッグで豪快なテイクダウンを見せた。
2Rも前に出るのは宇山。キンジはスライディングしてのカニばさみ。左インロー、右カーフの宇山にキンジは関節蹴り、右ストレート。宇山の右カーフに止まるようになってきたキンジは、ダブルレッグも切られる。宇山がコーナーへ詰めての左右フック連打、キンジはダブルレッグもテイクダウン出来ず。宇山がパンチで追い込んだところでラウンド終了。
3R、宇山の左フックで倒れるキンジだがすぐに立ち上がり、ダブルレッグもこれはテイクダウン出来ず。宇山の右ストレート連打にコーナーを背負うキンジ。ダブルレッグは宇山に防がれる。キンジは逆転を狙ってバックハンドブローを左右に回転して連発するが、もはやスピードとパワーも感じられず。宇山はジャブ、左右フック。キンジも負けじとワンツーで最後の力を振り絞って攻撃した。
判定は3-0で宇山が勝利。リザーバーに決定した。
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▼プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R×荒井幸太郎(サクシードジム)TKO 2R 1分47秒 ※ドクターストップ〇滝澤直樹(Club TOSHI/GLION GYM)
1R、ジャブと右カーフの瀧澤に荒井は前へ出て右カーフ。圧をかけていくのは荒井だが、先手を取るのは瀧澤だ。荒井がワンツーの2連打から右ローで瀧澤を下がらせる。ラウンド終了間際、荒井が右のフェイントからの左フックでダウンを奪った。
2Rも圧をかけて前へ行く荒井が右カーフ。先に手を出す瀧澤だが、荒井は圧を弱めず瀧澤にロープを背負わせると左ボディ。瀧澤は右カーフで応戦。ワンツーの連打で追い込んだ荒井だが、瀧澤が右フックでグラつかせての連打でダウンを奪い返す。
荒井にドクターチェックが入り、鼻骨が折れている疑いでドクターストップ。瀧澤の逆転TKO勝ちとなった。
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▼プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R〇隼大(Y`ZD GYM)判定3-0 ※30-26×3×栗野耕作(HAYATO GYM)
1R、サウスポーの隼大は奥足へ左ロー、左インローも。2R、右ハイを空振りした栗野に隼大が左フックでダウンを奪う。
3R、ワンツーで前へ出て逆転を狙う栗野だが、隼大が右フックで迎え撃つ。またも栗野が右ハイを空振りしたところに隼大が右フックで2度目のダウンを奪う。隼大は左インローを蹴っていき、栗野を前に出させずに試合を終えた。
隼大が判定3-0でプロ2戦目での初勝利を収めた。