▼第7試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
×北井智大(チームドラゴン/ライト級4位)
判定0-3 ※27-30、29-27、26-30
○麻火佑太郎(PHOENIX/同級7位)
北井はチームドラゴンのニューリーダーとしてRISEで活躍。後半戦の強さを活かして勝利することが多く、パンチでの猛攻で逆転勝利を飾ってきた。RISE随一の激闘派として知られ、2019年2月に各団体で暴れまわる山口裕人を初回KO、9月にKNOCK OUTで活躍した水落洋祐を初回KO、2020年1月にはNKBライト級王者・高橋一眞を2RでKO、8月にはKNOCK OUTで活躍したマサ佐藤も判定で破るなど“RISEの門番”としての一面も持つ。2021年9月に初のオープンフィンガーグローブマッチに挑んでYA-MANにKO負けを喫し、今年4月には中村寛にもTKO負け。今回からスーパーライト級に上げて8カ月ぶりの再起戦となる。戦績は24勝(9KO)16敗2分。
麻火は元TENKAICHI Gライト級王者。K-1甲子園-60kgベスト4、KAMINARIMON×新空手最強決定戦-63kg優勝、全日本格斗打撃選手権大会優勝などの実績を持つ。KNOCK OUTとREBELSでキャリアを積み、2021年2月のREBELSでは紀州のマルちゃんを初回KOに沈めたが、5月大会では古村匡平と接戦を演じるも判定2-0で敗れた。9月のKNOCK OUTでは大谷翔司にKOで敗れるも、今年2月のRISEではチャッピー吉沼から勝利。5月には木村“ケルベロス”颯太に判定で敗れた。戦績は10勝(1KO)8敗。
1R、サウスポーの麻火に北井は左へ回り込む。麻火の左掛け蹴りに左右フックを返す北井。麻火のジャブにアゴが跳ね上がる北井だが左ローを蹴っていく。ジャブを突いて距離をとる麻火。麻火は後ろ廻し蹴りから顔面前蹴り、さらにスーパーマンパンチ。これをもらった北井が前へ出て打ち合いに出るが、逆に麻火の左をもらう。それでも怯まない北井は前へ出て右ストレートを当てに行く。
2R、序盤から突進して連打を見舞っていった北井だが、麻火にかわされてコーナーへ詰まり、左ストレートをまともにもらってダウン。鼻血が大量に噴き出す。ドクターチェックの後、突進して左右フックの打ち合いをする北井だが、麻火は冷静に左を当てる。ガムシャラに連打する北井に麻火はヒザで対抗。もらっても前へ出て右を打つ北井。麻火の右カーフに北井が大きくバランスを崩す。顏だけではなく上半身も血で真っ赤に染まる北井。突進するもかわされて麻火の連打をもらった。
3Rも突進する北井は鼻血を噴き出しながら打ち合いに行くが、麻火はジャブを突き刺して距離をとる。面白いようにジャブが入り、左ストレートも決まる。左目が大きく腫れあがった北井はガムシャラに前へ出て、麻火はジャブを突いてフットワークを使ってのアウトボクシング。空振りが続く北井に麻火は左ストレート。