キックボクシング
レポート

【RISE】中村寛が伊藤澄哉に豪快KO勝ち、緑川創とブラボは熱闘ドロー、政所仁が滉大に辛勝、女子初のOFGマッチは熱戦で小林愛理奈が勝利

2022/12/10 18:12

▼第3試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○山元剣心(FAITH/同級9位)
KO 1R 2分20秒 ※右ストレート
×白石 舜(TEAM TEPPEN/同級15位)


 山元は2018年KAMINARIMON全日本大会-60㎏級優勝・大会特別賞の肩書きを提げ2019年6月にプロデビューを果たし、現在10戦6勝4敗(3KO)の戦績を持つ30歳。今年3月、都筑海杜に先制ダウンを奪われながらも得意の左フックで逆転KO勝利を飾り場内を沸かせた。
 

 対する白石はアマチュアで数々の実績を誇り今年3月のプロデビュー以来3連勝中のTEAM TEPPEN期待のホープ。11月3日のRISE EVOL.11でMMAとキックの二刀流ファイターの愛翔との試合が組まれていたが、愛翔が減量中に体調不良となり公式計量を行えず失格となり不戦勝に。試合が出来なかった鬱憤をこの後楽園ホールで爆発させたいところだ。


 1R、白石はいきなり飛びヒザ蹴り。サウスポーの山元はノーガードになって挑発する。白石は右ストレートを狙い撃ち、山元の返しのフックはかわす。前に出るのは山元だが白石が先手を取って当てに行く。しかし、白石がロープに詰まったところで山元が飛び込んでの右ストレート。


 これが見事に決まり、山元が一発KOを収めて白石を担架に乗せた。

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