▼第7試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇兼田将暉(RKS顕修塾)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-27
×林 勇汰(FLYSKY GYM)
兼田は関西キック界のフェザー級でトップに君臨する22歳。『K-1甲子園2017』の-60kgで優勝した後、ACCELフェザー級王者、元HEATキックライト級王者、元RKSスーパーフェザー級王者と3つの団体で王座を獲得している。2017年11月にK-1で横山朋哉に判定勝ち。2021年4月には『KNOCK OUT』に参戦し、栗秋祥梧から判定2-0で勝利を収めたサウスポー。2022年1月のKrush初参戦では龍斗に判定勝ち。戦績は16勝(6KO)2敗。
林は6勝(2KO)7敗1分1無効試合の戦績だが、パンチを主体とするアグレッシブなファイトスタイルで常に会場を沸かせる。2019年6月の「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」のリザーブファイトでは小倉尚也を左フックで2度ダウンさせて初回KO勝ちを収めたが、8月の金子晃大戦、11月の玖村将史戦(Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ)と連敗。2021年10月に復帰を果たし、水津空良を初回KOしたが2022年2月の佑典戦ではKO負け。
1R、始まってすぐに林の右ローがローブローとなって中断。再開後、兼田はジャブを突きながらパンチ&ロー。林もローを蹴ってパンチの機会をうかがう。左ストレートを上手く当てていく兼田。左インローでも林を崩していく。
2R、右三日月を蹴る林に兼田は右オーバーハンド。飛び込んでの左ストレートもヒットさせる兼田。ジャブ、蹴り、左ストレート、蹴りと散らしていく兼田に林はなかなか攻撃が出来ない。足を止めてのフックの打ち合いになってもイン側から左フックを放っていくのは兼田だ。
3R、兼田の左インローに林が右インローを返すとこれがローブローに。再開後も左ローを蹴りつつ左ストレートを打つ兼田。ジャブと左ローを当てては距離をとる兼田。林は右ストレートと左フックを放つが、兼田を捉えることがなかなか出来ない。それでも頭を振ってパンチをかわしていく兼田に右をヒットさせるが、終盤に兼田が左ハイで林の頭を大きく動かす。