▼第8試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇野田哲司(PURGE TOKYO)
延長R 判定2-1 ※9-10、10-9×2
×松本涼雅(team ALL-WIN)
※本戦の判定は30-29、30-30、30-30。
野田はTETSUのリングネームで試合をしていたが、本名になり所属も月心会チーム侍からPURGE TOKYOに変更。2018年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦すると、佐野天馬、伊澤波人を破って頭角を現し、3連勝でKrushフェザー級王者・江川優生に挑戦したがKO負け。2019年11月には斗麗に敗れて連敗を喫し、7月11日のKrushではスーパー・フェザー級に階級を上げて提髪和希と西元也史に連勝するも2022年1月に斎藤祐斗に初回KO負けを喫した。スピードを活かしたパンチ&キックが持ち味。戦績は9勝(2KO)4敗。
松本は2019年7月にKrushでプロデビューし、いきなり東本央貴から勝利を奪った。同年11月に此尾昂希にTKO勝ち、2020年7月には現在K-1で活躍中の西元也史からも勝利している。2021年には「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に抜擢されるも1回戦で横山朋哉にKO負け。戦績は3勝(1KO)1敗。
1R、野田はジャブを突いて接近すると至近距離で左フックを打つ。松本は前蹴り。野田がジャブから攻撃をつないでいき、松本は様子を見たか。
2R、松本は右アッパーを打つと続けて右ヒザをアゴに突き上げる。野田は左ボディ、左フックと距離を詰めて接近戦で勝負する。松本も右からの左フックで迎え撃つ。野田は離れるとジャブ。
3Rも前に出るのは野田で接近戦での左フックを多用。松本は前蹴りで突き放し、野田が接近するとヒザ蹴り。松本は右ローからジャブ、野田が入り込もうとすると左フック。野田は入り込んで左フックをヒットさせて松本をグラつかせるが、松本はジャブを突く。右のガードが下がる松本に野田は左フックを狙い撃ち。
判定はドローで延長戦へ。やはり接近戦を仕掛けて左フック、右ショート、アッパーを打つ野田に松本は左インローと前蹴り、右ロー。松本も負けじと接近戦で右アッパーを突き上げる。パンチを打ちに行く野田だがその合間の左ミドル、右ハイが当たる。松本は左右ストレート、前蹴りで前へ出た。