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レポート

【Krush】佐々木大蔵が盤石の強さでKO防衛V3、同門の武尊たちへエールを送る。横山朋哉が攻撃力見せつけ合計3度のダウン奪い判定勝ち、野田哲司は延長戦で勝利

2022/06/17 22:06

▼第5試合 -75kg契約 3分3R延長1R
〇ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)
TKO 2R 2分00秒 ※セコンドからのタオル投入
×EITO(ALONZA ABLAZE) ※Respect All Fear Noneから所属変更


 ブハリはガソリンスタンドを経営する戦う代表取締役社長。2020年8月にKrushでK-1 JAPAN GROUP初参戦するはずだったが、体重超過のため中止となり、2020年12月の『BOM』にてWMC日本ミドル級王座決定戦を争ったがドロー。2021年2月の『Krush-EX』で夜叉猿をパンチの連打で初回KOに沈め、5月のK-1に初参戦を果たしたが神保克哉に初回KO負けを喫した。戦績は3勝(3KO)2敗1分。


 EITOは日本拳法をバックボーンに持ち、16歳の時にマーク・ハントに憧れてニュージーランドへ渡りプロキックボクサーに。2019年6月にKrush初参戦すると2連続KO勝ちを収めたが、2020年1月に松下大起にKO負け。3月のK-1に緊急出場したがMIKE JOEにKO負け。2021年12月には神保克哉にKO負けと3連敗。戦績を2勝(2KO)3敗としている。


 1R、EITOは右カーフを蹴っていき、ブハリは伸びるジャブでEITOのアゴを上げさせる。右ローを蹴るEITOにブハリは右ストレートを当てて連打でEITOをコーナーに詰めるが、逆に右をもらってグラつく。回復したブハリは再び連打で前へ出て、コーナーに詰まったEITOへ右ストレートと左フックを何度もヒットさせてスタンディングダウンを奪う。


 2Rも右ストレートでアゴが上がるEITOは右ローで反撃、ブハリも右カーフを蹴る。ジャブでEITOをコーナーへ詰めたブハリは左右ストレート連打でEITOのアゴを何度もはね上げさせてスタンディングダウンを奪う。最後は右カーフでEITOがダウンしたところで、EITOのセコンドからタオル投入。ブハリの快勝となった。


 ブハリはマイクを持つと「俺は去年初めてK-1に参戦して、それまで負けたことがなかったけれどK-1で何倍もキャリアがある選手に初めて負けちゃって、それから俺の実力と才能はそんなもんじゃないって思って練習環境を変えて戻ってきました。俺に恥をかかせた選手(神保克哉)はどこまでも追いかけて復讐します。そうでない選手も全員倒します」と、-75kgで天下を獲ると宣言した。

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