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RIZIN.34 速報
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
▼第16試合 フェザー級(66.0kg)5分3R
×萩原京平(SMOKER GYM)
[1R 3分21秒 腕ひしぎ三角固め]
〇弥益ドミネーター聡志(team SOS)
萩原は、2021年10月の朝倉未来戦で判定負けも、11月の昇侍戦で2R TKO勝ち、12月の鈴木博昭戦で判定勝ちと3カ月に3試合の連戦で2勝1敗。
元DEEP同級王者の弥益は、2020年大晦日の朝倉未来戦でRIZINに初参戦し1R KO負けも、2021年6月の東京ドーム大会では、73kg契約で“ブラックパンサー”ベイノアにスプリット判定勝ちしている。
リングサイドに平本蓮が陣取るなかでの、フェザー級戦。
1R、ともにオーソドックス構えから。中央を取る萩原の後ろ蹴りでダウンした弥益。ジャンピングフットスタンプの萩原に、立ち上がり左で差す弥益。小手に巻いた萩原は投げるも立ち上がり、スタンドを要求。
右ハイの萩原。弥益はスイッチしてステップ。ダブルレッグも深追いせず。右ロー! さらに萩原の左にカウンターのダブルレッグテイクダウン!
立とうとする萩原の右足を挟み引き出して、立ち際に右足に右足をかけ、左足のヒザ裏にのばしてフック(オタツロック)すると、背中ごしに左手首をリストコントロール。引き込んで糸通しから右足を首にかけて三角絞め狙い、いったんセンタク挟みの形から、さらに左手で右足を手前に引き寄せてヒザ裏で三角絞めを組み直し、右腕を伸ばし、外側にねじりタップを奪った。
試合後、弥益は、マイクで「こういうの苦手なんだけどな。キャラ的にはもっと闇っぽいことを言わなくちゃいけないんですけど、ほんとうにめちゃくちゃアウェーで、自分のファンとか応援なんて1人もいないと思ってたんですけど……(場内から拍手)。でも、これで勘違いして格闘技に専念しないように気を付けます。本日はみなさん、ありがとうございました」と、最後までらしく一本勝ちを語った。
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