MMA
レポート

【RIZIN】扇久保博正が朝倉海を降しGP優勝。サトシが矢地に一本勝ちで初防衛、朝倉未来が斎藤裕に405日ぶりリベンジ、五味戦後、那須川と武尊がエール

2021/12/31 12:12

▼第5試合 バンタム級(61kg)5分3R
×祖根寿麻(ZOOMER)
[2R 3分55秒 TKO]

〇太田 忍(パラエストラ柏)

 祖根は2013年に『DEMOLITION』のDXFC初代バンタム級王座決定戦で王者となり、沖縄の『TENKAICHI』でもMMAバンタム級王座を獲得する。2016年からは修斗へ参戦し、2018年1月に修斗環太平洋バンタム級王座決定戦で魚井フルスイングを判定で下し、3つめのタイトルを獲得した。これまでRIZINには3度参戦し、元谷友貴、ジャスティン・スコッギンス、獅庵に敗れているが、2021年1月の修斗では石原夜叉坊戦からダウンを奪うなど終始圧倒して勝利。11月のRIZIN沖縄大会では皇治にキックルールで判定負けも互角に打ち合った。

 太田はリオデジャネイロオリンピック・グレコローマンレスリング59kg級銀メダリスト2020年の大晦日に総合格闘技デビュー戦となったRIZIN.26で所英男と対戦し、2Rに腕ひしぎ十字固めで一本負け。2021年9月の2戦目では久保優太とフェザー級(-66kg)で対戦し、テイクダウンで主導権を握って判定勝ち。初白星を飾った。

 コールにバック宙を見せた太田。祖根は蹲踞してから中央に進む。




 1R、ともにオーソドックス構え。先に詰めるのは祖根。後ろ足の右ヒザを上げるフェイント。なおも詰めると太田はダブルレッグへ。両腕を差し上げる祖根に、かんぬきから後方に投げてテイクダウンは太田! 

 祖根の立ち際に首を狙う太田はがぶりからヒザ。さらにダースチョーク狙い。足をかけて左で脇を差して立つ祖根に、なおもかんぬきから投げる太田は、ギロチンチョークへ。

 首を抜く祖根にサイドを奪い、パウンド。祖根は両足を戻してクローズドガードに戻して下から腕十字へ! スラムして外す太田に、なおも祖根は腕十字。ここも太田は持ち上げると祖根自ら解いてガードに。

 下からの祖根の十字を警戒し、がぶりに変えてヒザを突く太田。亀になる祖根は前転しての足関節を狙うが、太田は潰してゴング。

 2R、詰める祖根に右に回る太田はバックフィスト! ダウンした祖根は下からカーフスライサー狙いも、足を抜いた太田はハーフから右で枕に巻いてパスガード。サイドを奪うとヒザ蹴り。祖根は亀になり立ち上がろうとするが、そこになおもヒザは太田! 祖根が上体を立てるとノーアームギロチン!


 グラウンドでドミネートする太田に、祖根は下から足を手繰るが切る太田。コーナー使って立とうとする祖根に、太田はパウンド、さらにサッカーキック、フットスタンプの猛攻! 祖根がコーナー下にうずくまり、頭を抱えたところでレフェリーがようやく間に入った。


 レスリングの強さをMMAのなかで存分に活かした太田は「会場のみなさん、大晦日、判定ダメだよKOじゃなきゃ! 会見でデカいことを言って1RKOしたかったけれど、2Rかかっちゃいました。もっともっと頑張ります。対戦していただいた祖根選手、ありがとうございます。前回の試合から1カ月しかなくても対戦してくれてありがとうございます。僕の2試合前に大先輩の扇久保選手が優勝候補の井上直樹選手を倒してバンタム級のトーナメント決勝に進出しました。皆さん、パラエストラ松戸の扇久保選手の応援をよろしくお願いします」と語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.324
2023年1月23日発売
特集は、2022年ベストバウト&2023年期待のファイターによる「初夢コンボを語ろう!」。那須川天心と名勝負を繰り広げ、2023年始動が決まった武尊と吉成名高も!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント