▼第2試合 61.0kg契約 5分3R
〇加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)
[1R 1分21秒 TKO]
×藤原克也(SMOKER GYM)
加藤は、2012年からDEEPで5連勝。その後は3連敗を喫するもDEEPと修斗で6連勝。2020年2月のRIZIN.21で金太郎に一本負け後、20年8月のRIZIN.22で山本アーセンをスタンドパンチでKOに降している。今回の試合前にはボンサイ柔術でも出稽古を積んでいる。
藤原は、萩原京平を輩出したSMOKER GYMに所属し、萩原同様に殴り合い上等を信条とするファイターだ。10歳の頃から空手を習い、17歳の頃には地元の格闘技の大会へ参戦。アマチュア修斗、アマチュアパンクラスでも試合を経験し、プロ戦績は1戦1勝となっている。
1R、サウスポー構えの加藤、オーソドックス構えの藤原。いきなり左オーバハンドでダウンを奪う加藤。しかし藤原はシングルレッグで立つと左フックでダウンを奪い返す! 乱打戦からスイッチする加藤は左ミドル、オーバーハンド。
藤原は前手の左フックから右を振る。鼻血の藤原。加藤は相手を見ながら、後ろ廻し蹴りも。
藤原の大きな左右をステップでかわし、左フックもダッキングでかわすと、ノーモーションの左! 右から左に繋ぐ。藤原の出血が大きくなる。加藤の右ローに左フックを狙う藤原だが、ドクターチェック。
再開。左で差す藤原が押し込むが四つで小外で崩すのは加藤。しかし藤原はすぐに立つ。なおも小外でテイクダウンは加藤。藤原の立ち際にバックに回ると、落とした藤原はヒザ蹴り。左を振って掴み、首相撲ヒザを突く。
2R、先に右ローを突く加藤。いきなり左ストレートで遠間から飛び込み。ケージを背に首相撲ヒザを突く加藤。ジャブから頭が下がると、藤井も右ヒザ! さらにインローも前に出るのは加藤。大きな左で飛び込むと、鼻が折れたか藤原を見て、レフェリーが間に入った。地元の藤原は納得せずも、最後には相手陣営に挨拶した。