▼第4試合 61.0kg契約 3分3R
×市村大斗(多田ジム)
[2R 2分54秒 KO]
〇テーパリット・ジョウジム(JOE GYM)
市村は小学4年生から空手を学び、中学に入るとキックボクシングへ。アマチュア時代に40戦以上を経験して2015年にプロデビュー。INNOVATION 2015年度バンタム級新人王を獲得し、2018年には第2代西日本統一スーパーバンタム級王者に輝いた。プロ戦績は11勝(6KO)7敗1分。撃ち合い上等を信条としているが、好機を見てカウンターを放つテクニックも併せ持つ。
テーパリットはムエタイで200戦以上を経験し、160勝を収めてボクシングに転向。2011年に世界初挑戦でWBA世界スーパーフライ級暫定王座に就いた。同年12月には亀田大毅の挑戦を受け、判定勝ちで初防衛に成功。2012年4月には正規王者の清水智信にTKO勝ちして王座統一。同年9月には名城信男の挑戦も退けた。同年12月、河野公平に敗れて王座を失い、現在は大阪に住んでおり、キックボクシングの試合に出場。2019年5月にはABEMAの番組企画『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円』に出場し、那須川と3Rのボクシングルールで拳を交えた(勝敗なし)。今年7月にはRISEで鈴木真彦と対戦し、判定まで粘った。
1R、ともにオーソドックス構え。左ミドルを当てる市村。テーパリットはローに右フックを当てる。右ローから作って行くテーパリット。さらに左ボディからの入りと下から攻める。
右ローを返す市村だが、テーパリットのローの蹴り返しをもらう。ガードを固める市村に強い左右を叩き込むテーパリット。さらに首相撲で市村をこかす。
2R、大きな左フックは空振りのテーパリット。市村の入りにはジャブ&ロー。市村も左ミドルのダブルを突くが、こかされる。右カーフキックを打つ市村にすぐに右ローを蹴り返すテーパリット。ワンツーから右の3連打の打ち終わりに、右を返す市村。
しかし市村が前足重心になると打ち下ろしの右ローさらに右ストレートから右ロー、左ジャブ、右ボディ打ちと下を突き、最後は市村の左ローの2発目にカウンターの右オーバーハンド! ダウンした市村は立ち上がることが出来ず。テーパリットがKO勝ちした。