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【RIZIN】ケージで萩原京平が昇侍をサッカーキックTKO! 堀江圭功が右拳骨折も中田大貴に完勝。ストラッサーが必殺・肩固め、木下は反則に

2021/11/28 13:11

▼第3試合 RIZINキックボクシングルール 46.0kg契約 3分3R
〇百花(魁塾)
[判定3-0] ※30-27×2, 30-28

×未來(Blaza)


 百花は中学2年生でキックボクシングを始め、2010年12月にプロデビュー。2012年5月に『JEWELS』で行われたキックルールトーナメントで優勝して注目を浴びた。東京と大阪で試合経験を積み、2017年9月にミネルヴァ・アトム級王座を奪取。2018年11月のRISEでは那須川天心の妹・那須川梨々に判定2-0でプロ初黒星を付けた。2020年11月の『QUEEN of QUEENS 2020』ではベスト4に進出。今年1月、erikaに敗れてミネルヴァ・アトム級王座を失った。9月のRIZIN初参戦ではぱんちゃん璃奈と対戦し、敗れはしたものの好試合を展開した関西女子キック界のベテランファイターだ。戦績は20勝(1KO)18敗3分。


 未來はダイエット目的でキックボクシングを始め、那須川天心の試合に心を奪われ、キックボクサーとして生きることを決意したという香川県出身の初の女子プロキックボクサー。ここまでにNJKFの大会に出るなど5戦を経験。ミドルキックとパンチを武器に3勝2敗の戦績を残している。


 1R、ともにオーソドックス構え。先に右前蹴りは未來。身長では未來が10cm高い。百花は右ロー。未來の右ハイをかわし中に入り、ボディ。前手の左フックで飛び込む。さらに右フックで未來のバランスを崩す。未來のリーチを潰して打ち終わりに右を当てる。未來は距離を取り、右ローを突く。


 2R、右ローから入る未來。さらに下から上と散らして中に。未來の右ハイは遠い。百花は跳びこんでの右のコンビネーション、さらに右前蹴りで未來に尻餅を着かせる。


 右ハイは未來もブロッキングの百花はステップイン。未來は長い右ジャブを突く。さらに左前蹴りを腹に。百花のフックが空を切る。いきなりの左ジャブを当てる百花。右オーバーハンドは空振り。右のスーパーマンパンチも狙う。鼻血は未來。


 3R、リズムよく前に出る百花に、高い右ハイを当てる未來だが力が足りない。右ローを打ち、右ストレートを突く未來。外して右ストレートは百花。距離で外す百花が逆に右ローを当て、はいきっくから前へ。上下に打ち分けて前進し、右から左ストレート! 鼻血の未來の右ハイをブロックして左右で前へ。


 判定は3-0(30-27×2, 30-28)のフルマークで百花がRIZIN初勝利を挙げた。

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