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【RIZIN】ケージで萩原京平が昇侍をサッカーキックTKO! 堀江圭功が右拳骨折も中田大貴に完勝。ストラッサーが必殺・肩固め、木下は反則に

2021/11/28 13:11

▼第11試合 77.0kg契約 5分3R
住村竜市朗(TEAM ONE)
[2R 失格] ※金網を掴んでの反則の踏みつけ

×木下憂朔(パンクラス大阪稲垣組)


 住村は2009年11月に修斗でプロデビュー。2012年からはDEEPへ主戦場を移し、DEEPウェルター級GPの1回戦で悠太、準決勝で奥野“轟天”泰舗を破ると2017年7月の決勝では元メガトン級王者・長谷川賢に偶発的なバッティングにより負傷判定勝利。2018年4月に佐藤洋一郎の挑戦を受けて初防衛に成功している。RIZINには同年8月から参戦したがストラッサー起一に一本負け。2戦目となった2019年年末には元UFCファイターのジョン・タックにもKO負け。なかなか結果が出せずにいたが、2020年11月にレッツ豪太に判定勝利してRIZIN初勝利をあげた。今年10月のDEEPでは米田奈央に判定勝ちし、現在4連勝と勢いに乗る。


 木下は6歳から16歳まで習った空手をバックボーンに持ち 、 総合格闘技を15歳から始めるとその才能を開花させ関西のアマチュア大会JMMAFで無敗のまま2020年11月にDEEP PANCRASE大阪大会でプロデビュー。1 R序盤にリアネイキドチョークで一本勝ちを収めると、今年4月の嶋田伊吹戦では1RにパウンドでTKO勝ち、7月にはパンクラスでベテランの中村勇太相手に1R中盤にスタンドのパンチによるTKO勝ち。9月のパンクラスでは元HEATウェルター級王者の高木健太にノーアームギロチンで勝利と、プロ4戦4勝全て1Rでフィニッシュを飾っている関西のスーパールーキーだ。


 1R、サウスポー構えの木下。オーソドックス構えの住村は右インローを突く。セコンドは青木真也。鋭い右ジャブ、左ミドル、ワンツーを突く木下。前手の右フックも狙い、住村を下がらせる。木下の左ハイの空振りに左右を振って組みに行く住村。切る木下。


 右回りで外足を取る木下。そこに右ストレートを突く住村。さらに左ローもローブローに。中断後、再開。


 喧嘩四つの前手争い。木下は右ジャブを軽く当て、右ロー、さらい左ストレート。防ぐ住村は右で飛び込み組むが突き放す住村も右のショートを当て返す。左ミドルを当てる木下。左の大振りから左三日月蹴りは木下! さらに左ジャブのダブルで前に出るが右に回りさばく住村はワンツー。木下は左右ブロッキング。続く住村の右の蹴りからの右ストレートはバックステップでかわす。


 2R、木下の左に後方に倒れた住村は尻を着くが脇を差して立ち上がると、詰めて木下のヒザにスタンドンバックにつき、ボディロックで崩す。しかし背中を見せた立ち上がる木下。そのバックにつくと背中に跳び乗る住村。前に落とした木下は足を効かせる住村を離れて立たせる。



 スタンド再開。身体を沈めて左のフェイントの木下は右ジャブのダブルから左ボディ、右、さらに右を当ててダウンを奪取! 下がる住村を追い右。さらに右ストレートで住村のアゴを撃ち抜いてダウン奪取! ダウンした住村に危険な踏みつけ連打でレフェリーが遅めのストップに入った(※第14試合前に、福田レフェリーがケージに上がり、マイクで説明。木下の金網を掴んでの踏みつけ連打の反則により「失格」に裁定が変更された)。

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