2026年6月28日(日)東京・後楽園ホール『RISE 199』の対戦カードが発表された。
当初、同級1位のサモ・ペティ(スロベニア)と第6代RISEミドル級(-70kg)王座決定戦3分5R延長1Rを争う予定だった同級2位・憂也(魁塾)は、ペティの負傷欠場により同級4位・基康(TAKEDA GYM)と王座決定戦を行うこととなった。
憂也は長らくRISEミドル級のトップ戦線で活躍し、56戦のキャリアを誇るベテランファイター。破壊力のある右ストレートで、これまでに緑川創、匡志YAMATO、T-98といったトップファイターを撃破している。2025年11月にシュートボクシングに乗り込みSB日本スーパーウェルター級王者・都木航佑に延長戦で勝利すると、2026年2月にはONE Friday Fightsに初参戦。モロッコのモハメド・ハディディを見事TKOに破り、ボーナスも獲得した。戦績は39勝(20KO)15敗3分。
基康(旧リングネームはモトヤスック)は2020年1月、治政館の同門・政斗と初代王座決定戦を争いジャパンキックボクシング協会ウェルター級王座に就いた。2021年8月に当時のミドル級トップクラスの緑川創に挑むも完敗。強烈な右ストレートと左フックを武器に、2022年9月にはWMOインターナショナル・スーパーウェルター級王座も獲得。
2023年3月には初参戦のRISEでトップランカーの憂也を延長戦で破り、10月にはRISEで元ラジャダムナン王者のT-98にも勝利と連勝街道を驀進していたが、2024年4月の『RWS』でサジャド・ヴェナムムエタイにTKO負けで連勝はストップ。さらに7月のジェット・ペッマニー戦、10月のサモ・ペティ戦と外国人に3連敗を喫し、2025年5月に髙木覚清にも敗れた。心機一転、TAKEDA GYMに移籍して2026年2月、NJKFに参戦してクンタップにTKO勝ち。4月には高橋幸光からも勝利を収めた。戦績は20勝(11KO)9敗1分。
前述の通り、両者は2023年3月に対戦し、この時は基康が延長戦で判定勝ちしている。約3年3カ月ぶりの再戦は王座を懸けた戦いとなる。
SuperFight!のアトム級(-46kg)3分3R延長1Rでは、RISE QUEENアトム級王者・島田知佳(team VASILEUS)がパンケック・ソー・コンクラパン(タイ/Sor.kongkrapan)を迎え撃つ。
島田は武尊率いるteam VASILEUS唯一の女子選手で、伝統派空手をバックボーンに持つ。2024年7月にRISEでプロデビューすると、岩永唯伽との無敗対決を制するなど5戦全勝(1KO)で第3代RISE QUEENアトム級王座決定トーナメントに出場。2025年5月のトーナメント1回戦では奥村琉奈に初KO勝ち、8月の準決勝では風羽に判定勝ち、12月の決勝で平岡琴を判定で破り、第3代王座に就いた。今回が王者としての初戦になる。戦績は6勝(1KO)無敗。
パンケックの詳細は不明だが、島田はこれが初の国際戦。タイ人ファイターを相手にどんな戦いを見せるのか。
スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rでは、ライト級3位&スーパーライト級5位の伊藤澄哉(戦ジム)が再起戦を迎える。対戦相手はケースケ(HIDE’S KICK)に決まった。
伊藤は地下格闘技キックの大会『益荒男』や『飛車角』で活躍、17勝(15KO)無敗の戦績を引っ提げて2019年11月にRISEでプロデビュー。3戦3勝2KOの快進撃を続けていたが、2021年9月の4戦目で実方拓海に初黒星を喫した。2022年4月にはYA-MANと初のOFGマッチを行ってダウンの応酬の末にKO負けし3連敗を喫したが、2023年10月に北井智大を破ると3連勝(2KO)でライト級1位に躍り出た。しかし、2024年11月に高橋聖人にまさかの初回KO負け。2025年6月のLFSトーナメント1回戦に抜擢されたが、ペトル・モラリに敗れた。その後、塩川琉斗、YURAにも敗れ3連敗中。戦績は6勝(4KO)8敗。
ケースケこと渡邉奎介は、NexusSPROUTで白星を重ね、2023年5月のプロデビュー戦で元K-1の小久保裕気を1R TKO。8月大会では新日本キックで日本フェザー級タイトルマッチ経験者の瀬川琉に2度のダウンを奪う判定勝ち。2023年12月の『STRIKE NEXUS』旗揚げ戦ではシュートボクシングに参戦する魅乃麒を1R 39秒でKOに下している。2024年3月の「初代スーパーフェザー級王者決定トーナメント」準決勝では堀大助に1Rわずか20秒でTKO勝ちしたが、決勝でRISEランカーの藤井重綺に敗れて王座を逃した。2025年6月のRISE初参戦でスアレックに敗れ初の連敗を喫したが、9月のSTRIKE NEXUSで町田光にTKO勝ちで再起。しかし、12月のKROSS×OVERで倉光改にKO負けを喫した。戦績は7勝(5KO)4敗。
再起戦となる両者。勝って弾みをつけるのはどっちだ。
フェザー級(-57.5kg)3分3Rでは有井渚海(team VASILEUS)と松山和弘(ReBORN経堂/CKC2022 -57.5kgトーナメント準優勝)が対戦。
有井は2019年7月にRISEでプロデビューすると10戦無敗の快進撃を続けていたが、2021年7月の「ケージキックチャンピオンシップ(CKC)-54kgトーナメント」決勝戦で寺山遼冴にプロ初黒星。その後は京介、彪司に連勝も2022年12月に山田虎矢太にKO負け。2023年12月の再起戦も加藤有吾に判定負け、所属と階級を変えた1年4カ月ぶりの再起戦で梅井泰成に敗れ3連敗となったが、2026年2月に松下竜之助をTKOで破り涙の再起を果たした。戦績は12勝(4KO)4敗1分。
今回はかつて自身も優勝したCKCの2022年準優勝者である松山を迎え撃つ。松山は10勝(4KO)9敗1分の戦績で、2026年3月に駿太と引き分けている。
Bigbangスーパーライト級王者としてRISE凱旋を果たす奥平将太(KSR GYM)は、ライト級(-62.5kg)3分3Rで金ちゃん(KICK-BOXING K style)と対戦。
奥平はビッグバンアマチュア大会6階級を制し、RISEで活躍。2025年3月にビッグバン初参戦、ノンタイトル戦で王者・琢磨を1RKOで倒して、長期離脱に追い込んだ。琢磨が王者返上後の6月の王座決定戦で、林京平をパンチ連打でTKO勝ちを収めて新王者になると、2026年3月には弘輝を破り初防衛に成功。2024年9月以来のRISE参戦となった。戦績は10勝(5KO)5敗。
金ちゃんは2025年5月のRISEで髙橋聖人にTKO負けを喫したが、2025年10月の『GAINA魂』で初回TKO勝ち。2026年2月の『RKSゴールドラッシュ』で郁弥に判定勝ちと連勝して再びRISEに乗り込む。戦績は6勝(4KO)7敗1分。