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【RIZIN】ケージで萩原京平が昇侍をサッカーキックTKO! 堀江圭功が右拳骨折も中田大貴に完勝。ストラッサーが必殺・肩固め、木下は反則に

2021/11/28 13:11

▼第7試合 73.0kg契約 5分3R
×奥田啓介(フリー/DRAGON GATE)
[1R 1分07秒 リアネイキドチョーク]

〇グラント・ボグダノフ(米国/アルマファイトジムライフ)


 レスリングvs.柔術。RIZIN LANDMARK vo.1で打撃のスペシャリストと対戦したプロレスラー奥田が今回対戦するのは、寝技のスペシャリスト・グラント。


 奥田は。小学生の頃よりプロレスラーに憧れ空手を学び始めると、高校生で09年IGFのリングでプロデビュー。卒業後は拓殖大学に進学すると、レスリングに専念。11年、13年には全日本学生レスリング選手権で銀メダル、12年には世界大学選手権で9位の結果を残す。2015年のINOKIBOM-BA-YE 2015でMMAデビュー。その試合ではKOを負けを喫したが、続けざまにFighting NEXUS vol.5に参戦するなど、プロレスとMMAの二足の草鞋を履き、精力的に戦いに挑む。プロレスでは現在はドラゴンゲートを主戦場に活躍。2018年には巌流島の全日本武術選手権2018 in MAIHAMAに出場し、見事優勝。RIZIN LANDMARKでは怪物くんこと鈴木博昭のヒザ蹴りに敗れており、今回が再起戦となる。MMA経験の浅いグラップラーボクダノフを相手に、ラウェイ出場の経験も活かし、打撃でアドバンテージを取れるか。


 グラントは、2019年全日本柔術選手権やZST-GTF.4トーナメント準優勝、全日本ノーギ選手権ミドル級優勝などビッグトーナメントで優勝&入賞の実績を持ち、グラップリング大会のQUINTETでは小見川率いるチームに選抜される。21年6月のDEEPで田中一矢相手にMMAデビュー戦を果たすと、1R中盤にリアネイキッドチョークを極めデビュー戦を一本勝ちで飾った。その試合後に師であるレアンドロ・クサノより黒帯を授かっている。隙があれば足関節など、一本を取りに行くアグレッシブなグラップリングスタイルを持つ選手で、寝技の展開で目が離せない。



 1R、ともにオーソドックス構え。左を振って詰めて左で差したのは奥田。しかし四つで小外がけテイクダウンはボクダノフ! すぐに足を越えマウント。ボディ、頭に細かいパウンドに奥田は左で差して起き上がろうとするが、その左腕を背中に巻き込んだままま、ボクダノフは左手でリアネイキドチョークへ! 奥田は右手でタップした。


 試合後、ボクダノフは「アイラブユー! RIZIN、大晦日、黒帯対黒帯、柔術最強決定戦、サトシ! レッツゴー!」と、いきなりライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザに戦線布告した(※試合後会見では「MMAではライト級にほかにも選手がいて、まだちょっと早いので、柔術を広めるために大晦日、サトシと道衣のエキシビションで対戦を」と語った)。

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