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【RIZIN】ケージで萩原京平が昇侍をサッカーキックTKO! 堀江圭功が右拳骨折も中田大貴に完勝。ストラッサーが必殺・肩固め、木下は反則に

2021/11/28 13:11

▼第10試合 61.0kg契約 5分3R
×獅庵(パラエストラ大阪)
[1R 4分53秒 TKO]

〇魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)


 獅庵は、高校1年から伝統派空手を学んだストライカー。マアチュア修斗から2013年にDEEP大阪大会でプロデビュー。同年12月からはPANCRASEを主戦場にし、「一撃必倒」のスタイルで勝ち星を掴んできた。2019年にフライ級からバンタム級に上げ、GRACHANを主戦場に。坂巻魁斗にTKO勝利後、2020年に伊藤空也とのバンタム級王座決定戦で判定負けも、2021年3月のRIZIN.27で祖根寿麻を27秒 KOに降している。6月の大阪大会ではバンタム級GPで大塚隆史と熱戦も判定負けを喫した。今回がケージでの再起戦となる。


 対する魚井は、地元・神戸の修斗GYM神戸に入門。ゴンズイジムに移籍後、アマチュア修斗を経て、2008年にプロデビュー。Demolition West、Rising Onといった関西のリングで一つの引き分けを挟んで6連勝を飾ると、2012年には修斗初参戦。“フルスイング”を武器に、2016年2月の山田丑伍郎戦から6連勝。2018年1月には修斗環太平洋バンタム級王座を懸け、祖根寿麻と激突も判定0-2で惜敗。根津優太にもスプリットの判定で敗れ2連敗も、その後、3連勝と盛り返した。


 2019年6月に地元・神戸で開催されたRIZIN.16でカナ・ハヤットを3R TKO。修斗の舞台で2連敗後、RIZINで元谷友貴に一本負け。11月のRISEではキックボクシングルールで中村寛相手に真っ向勝負を仕掛け、中村を負傷させるもダウンを奪われKO負け。2021年3月には修斗で後藤丈治に敗戦と5連敗中だ。ハヤット戦以来の神戸RIZINで復活なるか。


 1R、サウスポー構えの魚井。オーソドックス構えの獅庵は左の蹴りから入る。さらに右の長い蹴り。左のカウンターを狙っている魚井。詰める獅庵はさらに右ミドルハイ。詰めて右ハイも。ブロックする魚井は獅庵の左ローの打ち終わりに走り込んでの左! かすめた獅庵はバックステップ。




 遠間から左の関節蹴り、左前蹴りは獅庵。その蹴りに左オーバーハンドを振る魚井。獅庵は遠間から左ジャブ、その打ち返しはスウェイでかわすと右ハイも。なおも金網背にしながら、魚井は獅庵の左関節蹴りに左フルスイング! 崩れた獅庵が立て直すと、なおも左フック! 起き上がろうとしたところにサッカーキック! レフェリーが間に入った。

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