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レポート

【BOM】梅野源治とロンペットは最後まで激しくせめぎ合う熱闘で痛み分け、名高は圧巻の初回KO勝ち

2021/09/26 20:09

▼第1試合 WMC日本スーパーバンタム級 (55.34kg)3分3R
○加藤有吾(RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者)
KO 2R 1分32秒 ※右フック
×ダイナマイト柿崎(DRAGON湯沢/DBS&RKAスーパーバンタム級王者)


 加藤はジュニア時代から石井の指導を受け、プロデビューすると持ち前の強打で頭角を現し、2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月のINNOVATION岡山ジム主催興行で行われた「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント」で、元山祐希と壱・センチャイジムを破って優勝している。9連勝で一躍注目を集める存在となったが、セミファイナルに抜擢された今年2月のNKNLでは宮元啓介に判定2-0で惜敗。7月のNKNLではジャパンキック認定バンタム級王者・翼から2度のダウンを奪って勝利した。戦績は17勝(7KO)4敗。


 柿崎はアマチュアで10戦10勝(10KO)という戦績を引っ提げて2010年3月にプロデビュー。東北を拠点として東京、名古屋など各地のリングで試合を行ってきた。前戦は8月の『戦場』で小澤翔に判定2-0で勝利している。


 1R、両者きびきびとした動きで攻撃を繰り出していき、前に出る加藤はパンチ、柿崎は蹴り。ジャブでロープを背負わせる加藤が柿崎をコーナーまで追い詰めると左フックでダウンを奪った。


 2Rも同じ展開となり、追う加藤とローブ伝いに回り込んで蹴る柿崎。加藤は左ボディブロー、右ストレートで追い込み、柿崎がパンチで反撃してくると右フックでダウンを奪う。


 この一発が効き、立ち上がるも足元がおぼつかない柿崎に加藤が一気に襲い掛かり、右フック2連打でマットに沈めた。

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