▼第1試合 WMC日本スーパーバンタム級 (55.34kg)3分3R
○加藤有吾(RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者)
KO 2R 1分32秒 ※右フック
×ダイナマイト柿崎(DRAGON湯沢/DBS&RKAスーパーバンタム級王者)
加藤はジュニア時代から石井の指導を受け、プロデビューすると持ち前の強打で頭角を現し、2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月のINNOVATION岡山ジム主催興行で行われた「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント」で、元山祐希と壱・センチャイジムを破って優勝している。9連勝で一躍注目を集める存在となったが、セミファイナルに抜擢された今年2月のNKNLでは宮元啓介に判定2-0で惜敗。7月のNKNLではジャパンキック認定バンタム級王者・翼から2度のダウンを奪って勝利した。戦績は17勝(7KO)4敗。
柿崎はアマチュアで10戦10勝(10KO)という戦績を引っ提げて2010年3月にプロデビュー。東北を拠点として東京、名古屋など各地のリングで試合を行ってきた。前戦は8月の『戦場』で小澤翔に判定2-0で勝利している。
1R、両者きびきびとした動きで攻撃を繰り出していき、前に出る加藤はパンチ、柿崎は蹴り。ジャブでロープを背負わせる加藤が柿崎をコーナーまで追い詰めると左フックでダウンを奪った。
2Rも同じ展開となり、追う加藤とローブ伝いに回り込んで蹴る柿崎。加藤は左ボディブロー、右ストレートで追い込み、柿崎がパンチで反撃してくると右フックでダウンを奪う。