ムエタイ
レポート

【BOM】梅野源治とロンペットは最後まで激しくせめぎ合う熱闘で痛み分け、名高は圧巻の初回KO勝ち

2021/09/26 20:09

▼セミファイナル BOMスーパーフライ級(52.16kg)3分3R
○名高・エイワスポーツ(エイワスポーツジム/元ルンピニー&ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
KO 1R 1分23秒 ※左ヒザ
×佐藤仁志(新宿スポーツジム)


“ハマの神童”名高は2018年12月、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座を奪取し、日本人として7人目の同スタジアム王者になり、2019年4月15日にはルンピニースタジアム認定同級王座も獲得。日本人初のルンピニー王者になると同時に、ムエタイの2大殿堂であるルンピニーとラジャダムナンの王座を同時に保持した史上2人目の外国人(タイ人以外)選手となった。


 また、2017年4月にWMC世界ピン級王座、2018年4月には日本人4人目の快挙となるWBCムエタイ世界タイトル(ミニフライ級)を獲得。さらに同年9月にはIBFムエタイ世界ミニフライ級王座もKOで獲得し、日本人初のIBFムエタイ世界王者となっている。2019年12月のBOMではBOMフライ級初代王座決定トーナメントを圧倒的な強さで制した。これまで獲得したタイトルは実に7冠。RIZINのリングでも3連続KO勝ち中。


 佐藤は2017年3月の『REBELS』で松崎公則に3RでTKO勝ち、2019年9月に白幡裕星に判定負け、同年11月には『KNOCK OUT』に参戦して花岡竜に判定負けと、現在のトップ選手たちとしのぎを削ってきた。


 1R、佐藤は序盤からワンツーで積極的に仕掛けていく。サウスポーの名高は左ロー、左ミドル。佐藤が組み付くと投げ捨てる。名高はジャブから左ヒザを突き上げ、佐藤がパンチで向かってくると右フックを引っ掛け、すかさず左ヒザを顔面に突き上げて圧巻のKO勝利を飾った。

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