▼第9試合 ONEムエタイ ストロー級 3分3R
△KOUMA(WSR荒川/第6代&第9代WPMF日本スーパーバンタム級王者)
ドロー 判定0-1 ※28-29、29-29、29-29
△鳩(TSK japan/WMCインターコンチネンタルバンタム級王者)
元REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者&第6代・第9代WPMF日本同級王者のKOUMAが、WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者の鳩(=あつむ)とオープンフィンガーグローブ着用のONEムエタイルール・ストロー級3分3Rで対戦する。
KOUMAは元暴走族で、青春時代のほとんどを塀の中で暮らすと26歳でムエタイを始めた。2013年1月に28歳でプロデビューすると6連勝。2015年11月にWPMF王座を獲得すると2017年6月にREBELS王座も獲得して二冠王に。2017年11月にWPMF王座、2018年6月にはREBELS王座をそれぞれ初防衛戦で失ったが、同年10月にWPMF王座に返り咲いた。戦績は14勝(9KO)5敗。また、2017年2月にはミャンマーの超過激格闘技ラウェイにも参戦、本場ミャンマーの選手を相手に引き分けている。
12月で37歳になるKOUMA。2019年10月のKrushを最後にリングから離れていたが、「最後にケジメだけはつけておかないと。格闘家としてより人としての強さをみせたい。対戦相手は現役のチャンピオンでガンガンくる良いファイターです。面白い試合になります」と、この試合がラストマッチになると告げた。
鳩はムエタイで合計5本ものベルトを獲得するなど試合経験を積んでいるが、4月のRISE参戦では金子梓に判定2-0、7月のNO KICK NO LIFEではHIROYUKIに2RでKO負けと連敗中。
1R、両者とも慎重な出足。飛び込んでのフックを見せるKOUMAに鳩はジャブで対抗。
2Rも飛び込むKOUMA、鳩は左ミドルで対抗する。KOUMAの右に右のカウンターを合わせる鳩。OFG私用のためか両者とも慎重。KOUMAは前には出るが攻めあぐねている印象だ。
3R、右フックをヒットさせるKOUMAだが鳩は首相撲に持ち込む。ジャブを2連続ヒットさせて鳩を仰け反らせるKOUMA。さらに左右フックで前に出ると鳩が組み付く。ブレイクになると左右フックで前に出るKOUMA、それに組み付く鳩という展開で試合は終わった。