ムエタイ
レポート

【BOM】梅野源治とロンペットは最後まで激しくせめぎ合う熱闘で痛み分け、名高は圧巻の初回KO勝ち

2021/09/26 20:09

▼第9試合 ONEムエタイ ストロー級 3分3R
△KOUMA(WSR荒川/第6代&第9代WPMF日本スーパーバンタム級王者)
ドロー 判定0-1 ※28-29、29-29、29-29
△鳩(TSK japan/WMCインターコンチネンタルバンタム級王者)


 元REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者&第6代・第9代WPMF日本同級王者のKOUMAが、WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者の鳩(=あつむ)とオープンフィンガーグローブ着用のONEムエタイルール・ストロー級3分3Rで対戦する。


 KOUMAは元暴走族で、青春時代のほとんどを塀の中で暮らすと26歳でムエタイを始めた。2013年1月に28歳でプロデビューすると6連勝。2015年11月にWPMF王座を獲得すると2017年6月にREBELS王座も獲得して二冠王に。2017年11月にWPMF王座、2018年6月にはREBELS王座をそれぞれ初防衛戦で失ったが、同年10月にWPMF王座に返り咲いた。戦績は14勝(9KO)5敗。また、2017年2月にはミャンマーの超過激格闘技ラウェイにも参戦、本場ミャンマーの選手を相手に引き分けている。


 12月で37歳になるKOUMA。2019年10月のKrushを最後にリングから離れていたが、「最後にケジメだけはつけておかないと。格闘家としてより人としての強さをみせたい。対戦相手は現役のチャンピオンでガンガンくる良いファイターです。面白い試合になります」と、この試合がラストマッチになると告げた。


 鳩はムエタイで合計5本ものベルトを獲得するなど試合経験を積んでいるが、4月のRISE参戦では金子梓に判定2-0、7月のNO KICK NO LIFEではHIROYUKIに2RでKO負けと連敗中。


 1R、両者とも慎重な出足。飛び込んでのフックを見せるKOUMAに鳩はジャブで対抗。


 2Rも飛び込むKOUMA、鳩は左ミドルで対抗する。KOUMAの右に右のカウンターを合わせる鳩。OFG私用のためか両者とも慎重。KOUMAは前には出るが攻めあぐねている印象だ。


 3R、右フックをヒットさせるKOUMAだが鳩は首相撲に持ち込む。ジャブを2連続ヒットさせて鳩を仰け反らせるKOUMA。さらに左右フックで前に出ると鳩が組み付く。ブレイクになると左右フックで前に出るKOUMA、それに組み付く鳩という展開で試合は終わった。

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