ムエタイ
レポート

【BOM】梅野源治とロンペットは最後まで激しくせめぎ合う熱闘で痛み分け、名高は圧巻の初回KO勝ち

2021/09/26 20:09

▼第5試合 BOM 54.00kg契約 3分3R
○HIROYUKI(RIKIX/新日本キックボクシング協会第6代フライ級王者/新日本キックボクシング協会第12代バンタム級王者)
判定3-0 ※29-28×2、30-28
×稔之晟(TSK japan/第5代WMC日本バンタム級王者/MuayThaiOpenスーパーバンタム級王者)


 HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合が持ち味。時折、派手な蹴り技も見せる。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者。様々な団体に参戦しており、7月には『NO KICK NO LIFE』でムエタイ五冠王の鳩を鮮やかなハイキックでマットに沈めた。


 稔之晟はMuayThaiOpenスーパーバンタム級王座、第5代WMC日本バンタム級王座、WMCインターコンチネンタル ・バンタム級王座の三冠王。長身で左ミドルを得意とし、手足の長さを利したストレートや首相撲からのヒザ蹴りで戦うタイプ。神奈川大学の経済学部に在学中で、2020年にはムエタイでの活躍が認められて2020年度学生表彰(課外活動部門)で大学から表彰も受けている。


 1R、ローを蹴り合う両者、HIROYUKIは右ストレートをヒットするも、なかなかパンチが当たらない距離。稔之晟左ロー、左ミドルと蹴っていく。HIROYUKIは右足を痛めたか、不自然な転倒をした。


 2R、右ローと右インローを蹴ってパンチにつなげたいHIROYUKIだがなかなか届かない展開。稔之晟は左ミドル、左ローを淡々と蹴る。両者ペースが上がらず、同じ展開が続く。


 3R、HIROYUKIは戦法をがらりと変えて、ワンツーから両脇を差すと稔之晟を持ち上げてコカす。稔之晟のミドルをキャッチして右ストレートを入れ、組み付いて投げるHIROYUKI。


 噛み合わなかった一戦はHIROYUKIの判定3-0勝利となった。

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