▼第10試合 BOM 71.00kg契約 3分3R(延長あり)
×柿沼 慶(ポゴナクラブ/BOMスーパーウェルター級王者/WMCインターコンチネンタルスーパーウェルター級王者/第2代WMC日本スーパーウェルター級王者)
KO 2R 2分05秒 ※右ストレート
○緑川 創(RIKIX/元第8代新日本キックウェルター級王者/元WKBA世界スーパーウェルター級王者)
柿沼はスーパーウェルター級らしい強打を武器とする選手で、2018年12月にWMC日本同級王座を獲得すると、翌2019年4月には同インターコンチネンタル王座も獲得。同年12月には初回KO勝ちでBOMスーパーウェルター級初代王座に就き、2020年2月に念願のIBFムエタイ世界スーパーウェルター級王者決定戦に臨んだが、古豪レック・エイワスポーツジムにTKOで敗れ世界王座奪取ならず。10月のBOMではムエサイアムミドル級王座決定戦をプーパンレックと争ったがドロー、12月のIMCインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦ではCRISTIAN JOSEPHにTKO負けを喫した。
緑川は2005年デビューのベテランで、新日本キックボクシング協会でミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得。K-1 MAX世界王者アンディ・サワーにも勝利した実績を持ち、国内ミドル級最強の一角として長く君臨している。昨年7月よりRISEに参戦し、ウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアから2度ダウンを奪い強さを見せつけるも、その後は海人、憂也に連敗。今年2月に『NO KICK NO LIFE』で高木覚清に判定勝ちすると、6月の『RISE』で宮城寛克に判定勝ち、7月の『NO KICK NO LIFE』では憂也と引き分け、8月はモトヤスックに判定勝ちと34歳にして4カ月連続試合に臨む。
1R、左ボディを狙ってくる柿沼、緑川はジャブを突いて左ロー。左フックを打ちながら左回り込む緑川はワンツー、右ボディストレート、さらにワンツーと右ボディストレートで柿沼にロープを背負わせる。
2R、ボディへのヒザ、前蹴り、ボディブローで一方的に攻める緑川。柿沼は緑川の攻撃を受けて下がっていく。緑川は飛びヒザ蹴り、ヒジも繰り出し、左前蹴りでダウンを奪う。
立ち上がった柿沼はヒジと右フックでの逆転を狙うが、緑川の左ヒジからの右ストレートでしゃがみこむようにダウン。レフェリーがここでストップし、緑川のKO勝ちとなった。