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レポート

【BOM】梅野源治とロンペットは最後まで激しくせめぎ合う熱闘で痛み分け、名高は圧巻の初回KO勝ち

2021/09/26 20:09

▼第2試合 WMC日本スーパーライト級王座決定戦(63.50kg) 3分3R(延長あり)
○高橋幸光(TSK japan/第18代元MA日本ライト級王者/元J-NETWORKライト級王者)
判定2-0 ※29-29、29-28、29-28
×KJヒロシ(Y’ZD GYM沖縄/RKAライト級王者/西日本統一ライト級王者)
※高橋が新王座に就く。


 高橋はテコンドー出身で、2009年4月デビューのベテラン選手。当初はヒジありルールで戦績を重ねていたが、2011年10月からKrushに参戦。卜部功也、山崎秀晃、塚越仁志らと拳を交えていたが、2013年5月からヒジありルールにカムバック。2013年11月に小川翔を破ってMA日本ライト級王座を獲得し、2014年8月には前口太尊を破ってJ-NETWORKライト級王座にも就いた。戦績は35勝(11KO)19敗5分。前戦は7月の『BOM』で偶発的なバッティングにより無効試合となっている。


 ヒロシは“オキナワの暴れん坊”の異名を持ち、2020年11月の『戦場』ではDBS&RKAスーパーライト級ダブルタイトルマッチでTKO勝ちして二冠王に。今年4月のBOMスーパーライト級(63.00kg)王座決定トーナメントではNOBU BRAVELYにTKO負けを喫したが、5月のBOMではKO勝ち。再び巡ってきたタイトル獲得のチャンスに懸ける。


 1R、サウスポーから左ミドルを蹴る高橋に、ヒロシは右ストレートを伸ばしていく。積極的に仕掛けるヒロシに蹴りで対抗する高橋。ヒロシはロープに詰めての右ヒジで高橋の右目上をカットして流血させる。


 2R、高橋は前蹴りでボディを攻め、左の連打、さらにヒジで逆襲。ヒロシは組んでのヒザ蹴り。離れると高橋が蹴りで優位に立つが、ラウンド終了間際にヒロシが強烈な右ボディを入れた。


 3R、ガムシャラに前へ出るヒロシに高橋は前蹴り、右ミドル。ヒジの打ち合いでは高橋がヒロシの左目下を切り裂いて流血させた。ヒロシはパンチで前へ出て、高橋は蹴りでボディを狙う。ヒロシの右ストレートに仰け反る場面もあった高橋だが、判定2-0でヒロシを振り切った。

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