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【RIZIN】浜崎が浅倉にスプリット判定で王座防衛、サトシ、クレベルが揃って三角絞め一本勝ち。武田が久米との死闘制す

2021/03/21 13:03

▼第7試合 61.0kg契約 5分3R(※ヒジあり)
×祖根寿麻(ZOOMER)60.95kg
[1R 0分27秒 TKO] ※左フック→右フック
○獅庵(パラエストラ大阪)60.85kg


 祖根は2016年から修斗へ本格参戦を果たし、初戦で土屋大喜を下すと2018年には環太平洋バンタム級王者に輝いた中京地区を代表する選手。近年は白星に恵まれず、2018年8月のRIZINでの元谷友貴戦、修斗での岡田遼、根津優太戦、RIZINでのジャスティン・スコッギンズ、2020年4月のRoad to ONEでの後藤丈治戦のニンジャチョークでの一本負けまで5連敗を喫したが、今年1月の修斗でUFC帰りの石原夜叉坊に判定3-0で勝利を収め、一気に注目を集めた。DXFC、TENKAICHI両団体のチャンピオンにもなり、Krushでも秀亮にKO勝ちしている打撃力を活かすことができるか。


 対する獅庵は、高校1年生から伝統派空手を学ぶ。大学生でMMAファイターを志すように。マアチュア修斗では、北信越大会を制し、アマチュア修斗全日本大会に出場するなどして腕を磨く。13年にDEEP大阪大会でプロデビュー。その試合では古賀俊一をパンチでKOし、白星デビューを飾った。同年12月からはPANCRASEを主戦場にし、フライ級5位に。19年にバンタムに上げ、GRACHANで坂巻魁斗と対戦。負傷TKO勝利を挙げる。20年に伊藤空也とのバンタム級王座決定戦に挑み判定負けを喫し、戴冠は果たせなかった。プロ戦績は7勝8敗。


 1R、ともにオーソドックス構え。圧力をかける祖根にが右で飛び込み、ダブルレッグに入るが、コーナーで体を入れ替えた獅庵は右は空振りも、祖根の右にカウンターの左フック! 崩れた祖根に右フックで追い打ちし、レフェリーが間に入った。


 試合後、獅庵はリング上で「たぶんみんな自分のこと知らないと思うけど、格闘技ってこういうことあるんですよね。絶対に倒せると信じていました。RIZIN盛り上げますんで、これからも頑張ります」と語った。

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