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【RIZIN】浜崎が浅倉にスプリット判定で王座防衛、サトシ、クレベルが揃って三角絞め一本勝ち。武田が久米との死闘制す

2021/03/21 13:03

▼第11試合 66.0kg契約 5分3R(※ヒジあり)
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)65.85kg
[2R 3分02秒 三角絞め]
×摩嶋一整(毛利道場)66.00kg


 第11試合で、フェザー級相当の66.0kg契約(5分3R・ヒジあり)でクレベル・コイケ(ボンサイ柔術・65.85kg)と、摩嶋一整(毛利道場・66.00kg)が対戦。


 元KSWフェザー級王者のクレベルは、2020年の大晦日にRIZIN初参戦。元PXC同級王者のカイル・アグォンを1R ダースチョークで極めて初陣を飾ったばかり。王者・斎藤裕との対戦をアピールしていた。


 対するRebel FCフェザー級王者の摩嶋は、2020年8月にRIZIN初参戦し、斎藤裕(現RIZINフェザー級&修斗世界同級王者)と対戦。1Rはバックマウントを奪うなど攻勢も、2Rに斎藤のサッカーキックを受けてTKO負けを喫している。


 KSW以降、西浦“ウィッキー”聡生、アグォンを2試合連続で一本勝ちしているクレベルが極めの強さを見せて、王者への挑戦権を得るか。それとも、RIZINルールを身につけた実力者・摩嶋が、クレベルもドミネートするか。


 1R、サウスポー構えの摩嶋に、オーソドックス構えのクレベル。右ジャブ、右ローで圧力をかける摩嶋。さらに右ロー。ボディロックの摩嶋に小手巻き払い腰はクレベルも上になる摩嶋にすぐに立つクレベル。コーナーを背にするクレベル。


 四つから小外がけでテイクダウンは摩嶋! ハーフガードのクレベルに背中をつかせる。クレベルの右手をヒザで踏んでパスを狙う摩嶋だが、フルガードに戻すクレベルはクローズドにする。


 上から細かくヒジを打つ摩嶋。クレベルは内側から頭を抱くと、摩嶋はコーナーに押し込み動きを制限する。足を解いたクレベル。首がコーナーに押し付けられる。足を上げて腕十字を狙うクレベル。摩嶋は体を離すとフットスタンプ、クレベルは下からデラヒーバで蹴り上げを見せるもゴング。濃厚な1R。


 2R、圧力をかけるクレベル。摩嶋のヒザを触るニータップを切るが、続くダブルレッグテイクダウンは摩嶋! クレベルはギロチンに入るが、対角に逃げる摩嶋は首を抜く。摩嶋のスタミナはいかに。下からシングルレッグで立つクレベル。


 小手巻き投げは摩嶋も投げ切れない。スタンドで右ストレートを当て、ヒザを突き上げるクレベル! しかしそこにカウンターのテイクダウンは摩嶋! クレベルはオープンガード。コーナーに持っていく摩嶋に、クレベルは摩嶋の右腕を巻き込んで下から電光石火の三角絞め! 見事、タップを奪った。


 コーナーで咆哮するクレベル。リング上でマイクを持つと、「試合、どうですか? 今日はみんなびっくりしたな。良かった。皆さん、すごく嬉しい。みんなコロナの問題のなか、来てくれてありがとうございました」と勝利の挨拶。


 続けて、「ヒロ、ヤマニハ、どこ? みんなサトシが僕にチャンスをくれた、これから、ヒロ、61kgで絶対強い、PANCRASEの1位、チャンピオンになる」と、ボンサイ柔術のヒロ・ヤマニハを呼び入れ、バンタム級GPの参戦を懇願した。


 そして、音楽がかかるなか、「ボンサイ柔術ありがとう。斎藤さん、どこ? かかって来い!」と、試合前に語った通り、フェザー級王者に対戦を要求した。

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