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レポート

【RIZIN】浜崎が浅倉にスプリット判定で王座防衛、サトシ、クレベルが揃って三角絞め一本勝ち。武田が久米との死闘制す

2021/03/21 13:03

▼第1試合 57.0kg契約 5分3R(※ヒジあり)
×杉山康平(SPLASH)56.85kg
[1R 1分33秒 TKO]
○伊藤裕樹(ネックスイチムエ)56.50kg


 伊藤の格闘技のバックボーンは小学校4年から中学3年まで学んだボクシング。第2回全日本幼年ボクシング大会で優勝するなど、幼くしてその才能を開花させる。高校生になるとMMAに興味が傾き、やがてTHE OUTSIDERを目指すようになる。16年にそのTHE OUTSIDERでプロデビューすると、ボクシングで培った打撃を武器に、THE OUTSIDER初代50-55kg級王者に輝くなど、その非凡なセンスで快進撃を続ける。18年11月にはROAD FCでキム・テギュンをヒザ蹴りでKOし、翌19年にDEEPに初参戦を果たす。その試合ではヨシKINGを僅か15秒、パンチ一発でKO勝利すると「名古屋からてっぺんを取りに行きます!」と高らかに宣言してみせた。19年6月には中山ハルキを判定で下し、同年9月には藤田大和をチョークで絞め落とし、デビュー以来破竹の12連勝を飾った。しかし同年12月の鮎田直人戦では判定で敗れ、苦いプロ初黒星を喫した。


 杉山は、19歳の頃に格闘技ジムに通うようになり、PANCRASEプロ昇格トーナメントで優勝するなど、アマチュア大会で実績を残すと、15年にDEEP名古屋大会の北竜也戦でプロデビュー。そのデビュー戦ではパウンドでTKOを勝利を挙げ、白星発進を果たした。16年にPANCRASEへ戦いの場を移すと、18年にはネオブラッドトーナメントで準優勝を飾る。以降もコンスタントに試合をこなし、ここまでプロ戦績は15戦10勝の戦績を残している。


 1R、サウスポー構えの伊藤は、オーソドックス構えの杉山に圧力をかけるとワンツーの左ストレート! ダウンした杉山にパウンド連打。1R0分41秒、鮮烈なKO勝ちを収めた。

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