(C)Takazawa Keisuke/GONG KAKUTOGI report by Jimura Yunta
2026年7月20日(月・祝)東京・後楽園ホールにて『プロ修斗 公式戦 2026 Vol.5』(ツイキャス配信)が開催された(※写真追加あり)。
▼世界女子スーパーアトム級チャンピオンシップ 5分5R
〇渡辺彩華(王者・初防衛戦/AACC/IDEA ASAKUSA)
[3R 2分41秒 リアネイキドチョーク]
×高本千代(挑戦者・同級1位/高本道場)
※渡辺が王座防衛
世界女子スーパーアトム級女王“ナベアヤ”こと渡辺彩華(AACC/IDEA ASAKUSA)が約2年ぶりの復帰戦にして初防衛戦。
2024年8月のパク・ボヒョン戦以来の戦線復帰となるナベアヤ。この期間はケガの療養に費やし、万全な状態を作り上げ、満を持しての復帰戦を迎える。対戦相手は25年に開催されたインフィニティリーグ2025を制した高本千代(同級1位/高本道場)。
圧巻だったのは優勝候補との呼び声が高かったerika(THE BLACKBELT JAPAN)と村上彩(修斗GYM東京)というチャンピオン経験者の二人に競り勝ち、土をつけた2試合。チャンピオンシップ発表の際にナベアヤから「社会も格闘技も知らない良い子ちゃんに現実を教える」というメッセージに対し、高本は「良い子ちゃんだなんて褒めて頂き、ありがとうございます! 試合ではしっかり殴ったり、極めたり、絞めたりして勝ちます!」と女王からの挑発を受けてもしっかりとした返しのコメントを披露している。
2年の期間を経て万全の状態を作った女王“ナベアヤ”か、ショートノーティスで経験と自信を築き上げブレイクスルーした“JDチャレンジャー”高本千代か。注目のタイトルショットだ。
1R、オーソの渡辺に高本はサウスポー。すぐに詰める高本。渡辺は右を打ち込む。高本の左ハイは腕でブロックした。圧を掛ける渡辺。高本がダブルレッグで飛び込んだ。テイクダウン。高本は両足で渡辺の足をホールドする。寝かせようとしたが、立ち上がった渡辺。
高本はクラッチを放さずテイクダウンを狙う。バッククリンチから投げてテイクダウン。バックマウントを狙う高本。前に落とそうとする渡辺。高本は腕十字に切り替えたが、ヒジが抜けている。
放した高本。すぐに起き上がりタックルに入る。ケージでこらえた渡辺。離れた。高本の左ミドルがヒット。渡辺もハイを返す。残り1分。右ストレートを打ち込んだ渡辺。もう一発顔面に入れる。1R終了。
2R、左右のローで詰めていく高本。左ミドル。渡辺が右ストレートをヒット。ケージに追い込まれた高本がタックルへ。シングルレッグ。こらえてヒジを入れた渡辺。切って離れた。
渡辺の右ストレートがヒットし、首がのけぞる高本。高本がタックルに入るが、切ってパンチを入れた渡辺。また右ストレートがヒット。高本もワンツーから左ミドルを入れる。タックルに入った高本。切られたが、足にしがみつく。
渡辺がパンチを入れると引き込んだ。ブレイクがかかり、スタンドで再開。左ミドルを連打して出る高本。シングルレッグに入るが、切った渡辺がバックからパウンドを連打する。マウント!
ヒジを入れる。高本がブリッジ返しで上を取り返した。上からパウンドを入れる高本。渡辺は下からホールド。
残りわずかで立ち上がってパウンドを入れる高本だが、渡辺は蹴り放して立ち上がった。パンチ・ヒザで出る高本。2R終了。
3R、右を入れた渡辺が高本の足を取ってテイクダウンするが、グラウンドに付き合わず離れる。高本がシングルレッグで飛び込む。渡辺の左足を抱えるが、切った渡辺がパウンドを連打する。バックに回る渡辺。
脇腹にヒザを入れるとリアネイキドチョークを狙う。足をフックさせずに耐えている高本だが、両足をフックした渡辺がパウンド。体を起こそうとした高本にリアネイキドチョーク!高本タップ!
3R2分41秒、リアネイキドチョークで渡辺が一本勝ち。王座防衛に成功した。客席にいた前RIZINスーパーアトム級王者・伊澤星花に勝利の報告に行く渡辺。
試合後にマイクを向けられた渡辺は、「しばらくずっと勝てない時期が続いて、自分のことを信用できなくなった時期もあったんですけど、みなさんの支えのおかげで戻ってくることができました。本当にありがとうございます。」と涙ぐみながらコメント。
さらに、「今日、RIZINチャンピオンの伊澤選手が来ているんですけど、伊澤選手、今日は何点でしょうか」と、客席にいた伊澤星花に問いかけると、伊澤は笑いながら「30点!」と答える。それを聞いた渡辺は「もっと頑張ります。」と答えると、「これからも上を目指して頑張るんで、応援よろしくお願いします。」とコメントを締めた。





































