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【RIZIN】榊原CEOが「平本蓮vs.ダウトベック」のジャッジについて見解。「大晦日に朝倉未来vs.平本蓮はしっかり可能性としてはある」シェイドゥラエフは大晦日後にPFLの所属に=大会総括と今後のプラン

2026/09/11 05:09
 2026年9月10日(木)大阪・京セラドーム大阪にて『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』が開催された。  大会終了後、総括を行った榊原信行RIZIN CEOは前半戦について「高木にしてもYA-MANにしても野村にしても、もう一つ壁を越えていかないと上には上がっていけないんだなというふうに感じさせられる試合展開が続いたかなと思います」と、それぞれに課題があると表した。  同じ前半戦でナターシャ・クジュティナ(ロシア/Ural and Western Siberia)に敗れたRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)に関しては「彼女は病院に直行したと聞いておりますけど、試合前から実は膝が抜けてしまうというかですね、靭帯を結構痛めていて。この試合の出場が危ぶまれると主催者としては思ってたんですけど、大阪でどうしてもこの京セラドームで戦いたいっていう彼女の思いが強かったと思いますが、なんとかギリギリ出場にこぎ着けられることができて、結果思うような形にはならなかったですが、よくぞ戦ってくれたなと思っております」と、手負いの状態であったことを明かした。  質疑応答で、平本蓮(剛毅會)vs.カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)がネットで特に話題となっており、ダウトベック勝利だったのではという声が多数あった、ダウトベックも大晦日で再戦をしたいと発言していたことについての意見を求められると、榊原CEOは次のように答えた。 「僕はジャッジ陣に全幅を委ねているので、試合結果は判定結果を含めて、僕がどうのこうのっていうのはないんですけど、僕個人で見てる新しいデュアルマストシステムの中でいうと、ラウンド・バイ・ラウンドで取る。特にこれ選手たちにも注意してるんですけど、クレベルの時にもあったかもしれませんが、ディフェンシブなエスケープ的なテイクダウンって全くポイントにならないんですよね。  上に乗ってコントロールして、そこからフィニッシュに向かうアクションがなくて、打撃で押されて、それが苦しくなってグラウンドに逃げたっていう風に僕は取られたんだろうなって判定結果を見て思いました。だから的確に2R、3Rポイントを取ったのが平本とジャッジは見たのかなと思います。ただ、一人のジャッジは違う判定をしてるんで。  1Rで10-8ってなかなかつかないと思うんですよ。1Rで平本が片膝ついてますけど、ダウンは取られてないんだろうなっていうことですね。だからそこは9-10が取られたんじゃないかなと思います。ジャッジペーパーが出てきますから、そのジャッジペーパーを見て、またファンのみんなもガンガンガクガク言っていただいたらいいと思いますけど。  いずれにしても僕が言いたいのは、もうクロスな判定になるのが嫌なら、一本・KOで5分3Rで与えられている15分で何度も言いますけど決着つけろ、と。だって決着つけてる試合があるんだから。だったらああでもないこうでもないって、後から客観的にジャッジされたものに対して、ジャッジペーパーに文句を言うべきではないだろうなと思ってます。  だから、選手たちにも常に最後の1分1秒までゴー・トゥ・フィニッシュしろと。フィニッシュに向かって戦う=アグレッシブに戦うとリスクが生まれるんですよね。そういう中で試合って展開は変わりますから、リスクを恐れてポイントゲームにして欲しくないなと。RIZINはそれは受け入れてないので。  今回の試合は、ジャッジの皆さんの判定、ジャッジペーパーが数日後に出ると思いますので、しっかり見てですね、みんな『なんだよ、ダウトベック勝ってたじゃねえか』とか、『もっとここを取ったらいいじゃないか』って、みんなが有識者になって語っていただいたらみたいな。  大晦日の再戦っていうのは、もう一回みんなが見たいかどうかですよね。僕はもうあんまり見たくないなって。プロモーターとしてはね。これを大晦日に組んだら、見たいよってなるとはちょっと思えないというふうに今は思ってます」  では、平本の次戦にはどんな構想があるのかと問われると「ダウトベックという11連勝中の強豪に勝利を収めたわけですから、その結果を踏まえて誰が平本選手とやるのが一番ファンが見たいのか。日本人選手なのか、外国人選手なのか。ひょっとしたらクレベルとかね。そういうのもあるかもしれませんし、しっかりファンの声にも耳を傾けて、大晦日に向けてマッチアップしていきたいと、そう思います」とする。  朝倉未来が右手を負傷し、大晦日出場は見送るとの意向を示したことで、平本との再戦は難しそうだが、と聞かれると「やるんじゃないですか。これはやると思います。実は、手はずっと怪我してました。8月11日にTOYOTA ARENAに来た時も、未来は手が握れない状態ぐらい痛めてたんで、そこから今日の試合に向けてよく1カ月弱でここまで…今日も思いっきりパウンド殴ってたんで、また痛めたんじゃないですかね。その辺も含めて、未来とも蓮ともしっかり話をします。  お互いが必ずやらなくちゃいけないっていう風に思ってる選手同士なんで、それが今年の大晦日がベストタイミングなのか、やっぱりどっちかが手負いの状態でやるというよりは、しっかり日時を決めて、お互いベストなしっかり準備の時間があって迎えられた方がいいのかもしれないし。アンダーカードのラインナップの編成にもよると思いますけど、大晦日に未来vs.蓮はしっかり可能性としてはある中で、それぞれどうこの先進んでいくかというのを両選手とも話し合って決めたいなと思います」と、大晦日に朝倉未来vs.平本蓮2が行われる可能性はあるとの見解。 [nextpage] シェイドゥラエフvs.秋元強真は「最終調整して」  朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)にKO負けを喫した青木真也(BAMF)の今後については、「青木真也は青木真也なんで、自分の死に場所はまた考えるんじゃないですか。僕はこれで終わって欲しくないなって個人的には今は思ってますけど。偉大な青木真也ですけど、今日の結果を受けて、本当にリスペクトはしてるんでね、青木のことは。よくぞ出てきてくれたし、リスクの多い試合でアウェーな雰囲気になるのかなと思いましたけど青木の声援も飛んでましたし、青木がどうRIZINの空気を感じてくれたのか含めて、しっかり落ち着いたところで話し合ってみたいと、そう思います」と、継続参戦へ向けた話し合いをすることを示唆した。  メインイベントでAJ・マッキー(米国)を破り、RIZINとPFLの二冠王となったラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)と、秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が大晦日で対戦決定とリング上で発表した件には「最終調整して完全決定としてアナウンスできるように準備をしたいと、そう思ってます。選手サイドはイエスでも、シェイドゥラエフも最近ビッグマネージメント事務所がついてですね、そこの了解も必要なので。しっかりした手続きを踏んで、シェイドゥラエフはRIZINでの契約下での最後の試合が大晦日になると。その契約を延長するかどうかも。  秋元が本当にシェイドゥラエフをここで仕留めるようなことがあれば、チャンピオンベルトが流出せずにRIZINに残りますし、そうしたら気持ちよくPFLにシェイドゥラエフはチャレンジしてもらってもいいかなとも思います。シェイドゥラエフ側ともしっかり話して、大晦日正式決定に向けて積み上げたいと、そう思います」と、最終調整へ向けて動くという。  仮にシェイドゥラエフが秋元に勝ってチャンピオンのままだった場合はどうなるのか、との質問には「これもMVPサイドというか、 PFLサイドとの調整ですね。実際にはAJが勝ってもシェイドライフが勝っても、複数年での契約になってます。ただ、僕らが持ってるRIZIN独自の契約、これはお金のことが絡むのでアレなんですけど。RIZINで大晦日でやった後は、フリーエージェントになるわけではなくて、PFLの所属になります。  だからそこでPFL所属のまま、RIZINのフェザー級とPFLもしくはMVP MMAのフェザー級のベルトをダブルタイトル持ったままシェイドゥラエフがMVPで戦うということになったら、タイミングでRIZINに戻して、RIZINのタイトルマッチに挑ませるってことも十分できるかなと思ってます。(ベルト持ったままであればPFLの所属になっても1年に1回ぐらいはもしかしたらRIZINに?)はい、それは全然できると思います」と、シェイドゥラエフは大晦日以降はPFL(MVP MMA)所属になると明かした。  そのPFLの11月14日のドバイ大会に後藤丈治(TRIBE TOKYO MMA)の出場が発表され、セルジオ・ペティス(米国)と対戦することが決定。今後もこういった交流が行われるのかとの質問には「実はPFL側から、この大会でこの選手の対戦相手どうだとかっていうのは毎回オファーをもらうので。ただ、この先の僕らの交流は、やっぱりRIZINのファンが見たいと思うようなレベルというか、知名度のある選手たち。逆にリスクのあるチャレンジに打って出たいっていうね。後藤は英語も喋れるし、海外志向も強い中でペティスとドバイでやれるならぜひやりたいっていう選手の意向も含めて、そういうトップレベルの選手たちの交流に積極的に動いていきたいなと、そう思ってます」との方向性だという。  野村駿太(アメリカントップチーム)に判定3-0で勝利したホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)に関しては、「今日の野村選手との試合が僕の中では査定試合だと思ってたので、どちらかがスカッと勝てばね。大晦日にグスタボ今日決定でって言いたいところですけど、サトシもちょっと怪我もしたようですし。たださっきバックヤードで話したら怪我は問題ないっていうことではあったんで、大晦日はタイトルショットのチャレンジャーとしてグスタボと対峙するという方向で。調整に入りたいなと、そう思ってます」と、RIZINライト級王者ルイス・グスタボ(ブラジル)とのタイトルマッチを組む予定。  そして、“見えないトーナメント”として行われている女子スーパーアトム級サバイバルマッチについては「今日クジュティナが一本で勝ちましたし、パク・シウと大島沙緒里がすでに勝っている。だからケイト・ロータスとNOELが10月3日に決着つくと4人が勝ち残ったって言えなくないので、なんとなくですけど、この4人で大晦日に準決勝みたいなことを抽選にするなりしてやって、そこで勝ち上がった2人が年明けに本当のベルトを懸けての決勝戦っていう流れが綺麗じゃないかなと今は思ってます」と、当初の勝者から2人をセレクトしての大晦日に王座決定戦ではなく、“見えるトーナメント”で新王者を決める方向性を考えているとした。
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