『Lemino修斗.7』カード
▼フェザー級(65.8kg)5分3R
宇野 薫(UNO DOJO)35勝23敗5分
児山佳宏(THE BLACKBELT JAPAN)23勝15敗3分
51歳の宇野は、シューティングジム八景から和術慧舟會に入門。1996年10月の桜井速人戦でプロMMAデビュー。98年の『VALE TUDO JAPAN '98』でヒカルド・“リッキー”・ボテーリョに3R TKO勝ちすると99年5月に佐藤ルミナにRNCで一本勝ちし、修斗ウェルター級王座獲得。2000年の再戦も右フックKOで佐藤を下すと、01年からUFC参戦。BJ・ペンとの2度目の戦いで判定1-1ドローでUFC世界ライト級王座獲得ならず。その後、HERO'S、DREAMで活躍。修斗で6連勝をマークも、15年からは3勝7敗と黒星先行に。柔術の試合にも積極的に出場し、25年12月のTORAO山口大会で毛利昭彦と50歳対決で判定勝ち。19年11月のマーカス・ヘルド戦の一本勝ち以来、6年ぶりにMMA白星を掴んだ。今回は65.8kgのフェザー級で戦う。
1日の『Lemino修斗.6』で解説を行い、試合間にケージインした宇野は、「1996年にここ後楽園ホールのプロ修斗でデビューして、ちょうど30年なります。また修斗の試合ができることを本当に感謝しています。ありがとうございます。30年目宇野薫の修斗、打倒極。その試合でぜひ見せたいと思いますんで応援よろしくお願いします」と挨拶。
放送席に戻ると、「(ケージの中で)あらためて試合をする気持ちが湧いてきました。後楽園は、やっぱりこの雰囲気、熱気をすごく感じる。またこういう光景になるのかなっていうのは──つらい思いもしてきましたし、いい時もありましたし──なんかいろんなものが入り混じった、複雑な気持ちですね」と、30年目の後楽園のマットに立った心境を語った。
同じく解説の川尻達也から「自分は(MMAをするのは)お腹いっぱいになったんですけど、宇野さんはまだペッコペコなんですね」と聞かれると、「まだ(腹)八分」と笑顔。
さらに川尻から「今のLemino修斗をどう見てるのか」と問われ、「うーん、“どう見る”よりも“どう見られるのかな”と。逆に“僕はできんのかな、どうなのか”っていうのを皆さんにジャッジしてもらわなきゃいけないです。ただ、このケージの中で“30年目の宇野薫の修斗”を見せるだけです。ぜひ、会場、あとはLemino修斗で応援してほしいです」と、意気込みを語った。
対する、児山は元修斗ライト級環太平洋王者で44歳。2005年に修斗でプロMMAデビューし、新人王決定トーナメントウェルター級優勝から、CAGE FORCE5連勝で弘中邦佳とのライト級王座決定戦でKO負けで戴冠ならず。2011年1月に佐々木信治を1R KOに下し、修斗環太平洋ウェルター級王者に。PANCRASE、WSOFにも参戦し、2016年7月から再び修斗に参戦。復帰後5勝4敗1分と勝ち越し。
前戦は、2024年7月のPOUNDOUT1で齋藤翼に2R TKO負け。今回、1年ぶりの試合を6歳上の宇野と対戦する。
藤田大和欠場で高岡宏気がバンタム級で緊急参戦、オルニドと同門キランテと対戦
▼フライ級→バンタム級(61.2kg)5分3R(+1ポンドOK)
高岡宏気(FORCE GYM)13勝10敗6分
マーウィン・キランテ(フィリピン/Sprawl MMA Fitness Gym)6勝3敗
※藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)は怪我で欠場
練習中の怪我により欠場となった藤田大和に代わり、修斗世界フライ級1位の高岡宏気(FORCE GYM)が緊急参戦。バンタム級(61.2kg)でキランテと対戦する。
高岡は極真空手をベースにアマチュア修斗を経て2017年にプロデビュー。修斗・香川大会を中心にキャリアを積み、25年3月には『RIZIN.50』で飴山聖也を2R リアネイキドチョーク(RNC)で極めるなど24年3月から1年間で4連勝。25年6月に現王者でRTU出場の亮我に判定負けも、25年10月に大竹陽を2R RNCで極めて再起。26年3月の前戦では4連続KO勝利中だった杉本静弥に3R 同じくRNCで一本勝ちするなど、極めの強さを見せている。31歳。
試合12日前参戦で一階級上でのバンタム級と厳しい条件ではあるが、高岡が初の国際戦でキランテをいかに切り崩すか注目だ。
対する“グリーンゴブリン”マーウィン・キランテは、MMA9戦6勝(3KO・2一本勝ち)3敗で、2月に野瀬翔平と対戦したジョン・オルニドの同門。フィリピンコンバットサンボ代表でURCC、Zeus Combat League、BRAVE CFで勝利後、2024年からONE Friday Fightsに参戦。バトナムのファン・タン・トゥンに1R TKO勝ちすると、続くアゼルバイジャンのムサ・ムサザデ戦ではリアネイキドチョークで一本勝ちで2連勝。しかし、その後はロシアのトレプチ・ドガクに1R TKO負け、25年10月にイランのアリ・アフローに3R TKO負けで2連敗中。
キランテはスイッチを見せるも、基本はオーソから懐の深い左右の攻撃を武器として、右ヒザ、蹴りは上下に鋭く、首相撲ヒザも得意とする。自ら組んでのテイクダウンにも積極的だが、アフローにはその投げを切り返されてのTKO負けを喫しており、高岡はその際を狙いたいところ。23歳。
涙の4連勝の藤田ムネノリが初の国際戦でオルニドと対戦
▼バンタム級(61.2kg)5分3R(+1ポンドOK)
藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)6勝3敗1分
ジョン・オルニド(フィリピン/Sprawl MMA Fitness Gym)6勝2敗
「いつも明るく元気が一番!」の藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)は、25年3月に塚本竜馬をリアネイキドチョークで極めると、9月のTTFで千種純平に判定勝ち。
さらに11月に一條貴洋に判定勝ちすると、26年2月の前戦では人見礼王に2R リアネイキドチョークを極めて涙の一本勝ち、4連勝をマークしている。
オルニドは、2023年3月のGLADIATORでの笹晋久戦のローブロー反則負けから、ジム移籍のトラブルを経て2024年10月にZeus Combat Leagueバンタム級王座を戴冠。その間、コンバットサンボも経験し、25年5月の『Breakthrough Combat04』で熊崎夏暉と対戦し、右の強打で熊崎の腰を落とすと、熊崎の組みを切ってジャブ&ローをヒットさせて判定勝ち。26年2月のLemino修斗 バンタム級サバイバートーナメント リバイバル 1回戦で野瀬翔平のキムラロックに捕まり、初の一本負け。2度目の後楽園で本領発揮なるか。
フライ級でシンバートルとシモンスズキが対戦!
▼フライ級(56.7kg)5分3R(+1ポンドOK)
シンバートル・バットエルデネ(モンゴル/Team Tuna Shanadas)7勝1敗
シモンスズキ(和術慧舟會HEARTS)6勝1敗1分
モンゴルのジャダンバ・ナラントンガラグ門下生のシンバートルは、レスリングベースで、コンバットサンボ、キック、シュートボクシングでモンゴル王者に輝いている。
2022年10月にMMAプロデビューし、24年5月にテムーレン・アルギルマーに判定勝ちで注目を集めた。24年10月の『Breakthrough Combat01』で初来日し、強豪・吉野光にフルラウンド落ちない組みで上回り、判定勝ち。
25年1月の『GLADIATOR 029』バンタム級暫定王座決定戦で吉田開威をシザースチョークで絞め落としたが、体重超過により戴冠ならず。25年6月の『MGL-1FC 22』では、相手のオドスレン・シャグダルの体重超過にもかかわらず、3R リアネイキドチョークで一本勝ち。MGLバンタム級王座についた。
10月のLemino修斗沖縄大会で野瀬翔平と対戦。左ストレートから組みに来た野瀬をがぶったシンバートルは80秒、ギロチンチョークで衝撃の失神一本勝ちを収め、7勝無敗に。2月のLemino修斗バンタム級サバイバートーナメント リバイバル 2026 一回戦で齋藤奨司と対戦。初回のテイクダウンを齋藤に凌がれ、2Rに左の攻撃を腹に効かされて判定負け。キャリア初黒星を喫した。
イランと日本国旗を掲げるシモンは6連勝中。24年11月に超新星・中池武寛を1R TKOに下すと、25年1月に山本壮馬に判定勝ち。25年5月のニューピアホール大会では、自身初の国際戦で体重超過のフィルダウス・フェイジエフと対戦し、粘るフィルダウスをリアネイキドチョークで1Rで一本勝ち。さらに7月大会では安芸柊斗もリアネイキドチョークで極めて2連続フィニッシュ。
25年10月にはLemino修斗沖縄に乗り込み混戦のフライ級の中で当時5位の宮城友一を判定で下し、8位から4位にランクアップ。26年2月の前戦で饒平名知靖と対戦、初回に右の蹴りに右を合わされてダウンを喫するも、すぐに立ち上がり組み伏せて判定勝ち。
オーソから強い圧力で下がらせてテイクダウンを奪うシンバートルに対し、シモンもサウスポー構えから圧力をかけて組みに繋げる動きを武器をする。饒平名戦でも見せた左の蹴りも使い、いかにケージを背にせずに圧力をかけるか。シンバートルも齋藤奨司戦の課題を克服してみたびLemino修斗に乗り込んでくるだろう。ともに粘り強い組みを持つ両者はいかに立ち合うか。
ROAD TO UFCでスプリット判定で惜敗だった王者・亮我も戻ってくるなか、世界3位のシモンと4位のシンバートルの勝者は、王座挑戦に近づくことは間違いない。
苫小牧高専から沖縄でMMAを学ぶために国立琉球大学に編入学・卒業した下間英史が、PANCRASEから修斗の叩き上げ山本敦章とTBJ対決
▼バンタム級(61.2kg)5分2R
下間英史(THE BLACKBELT JAPAN 沖縄)2勝0敗1分
山本敦章(THE BLACKBELT JAPAN 千葉)2勝4敗1分
THE BLACKBELT JAPAN 沖縄の下間は、4歳から18歳まで空手を経験し、苫小牧高専から、平良達郎を育成した松根良太代表のもとでMMAを学ぶために、国立琉球大学に編入学。無事卒業した異端のプロ格闘家。アマチュア修斗の沖縄選手権・北海道選手権を制して全日本アマ修斗ではバンタム級決勝で赤羽幾也に判定負けで準優勝。
25年4月のプロデビュー戦で植木令和新を、9月に塚本竜馬をいずれも1R リアネイキドチョークに極めて2連勝。26年4月に藤谷敦史とドローで2勝1分の負け無し。
THE BLACKBELT JAPAN 千葉の山本は、PANCRASEでプロデビューし、風間敏臣と対戦後、4年間のブランクを作るが、24年11月の修斗沖縄大会で修斗初参戦。水嶋敬志とドロー後、25年3月の前戦で勝呂駿を2R ノーアームのギロチンチョークに極めている。
▼フライ級(56.7kg)5分2R
饒平名知靖(K太郎道場)3勝4敗
村泉 空(総合格闘技実業団トップティア)2勝5敗
PANCRASE3勝3敗から、26年3月の『Lemino修斗.4』で修斗に初参戦した饒平名知靖は、ランカーのシモンスズキに右を当てるも組み負けて判定負け。
村泉は、FightingNexusからGLADIATORを経て、修斗初参戦。前戦は25年9月に藤原浩太に判定勝ち。
▼フライ級(56.7kg)5分2R
玉城 悠(THE BLACKBELT JAPAN)1勝0敗
三浦颯太(修斗ジム神戸)1勝2敗
玉城はキッズ・ジュニア修斗出身。地元・沖縄アマチュア修斗選手権優勝から25年10月の全日本アマチュア修斗フライ級で優勝。26年4月の『Lemino修斗.5』沖縄大会で竹本蒼天に1R TKO勝ち。
三浦颯太は、24年のアマチュア修斗全日本選手権出場、アマチュア修斗EXトーナメント優勝。25年1月にGLADIATORでプロデビューし、宮川日向を相手にバックから攻めるも判定負け。25年9月に修斗BORDERで岡本一志に判定勝ちでプロ初白星、11月の修斗大阪大会で柴山海音のギロチンチョークに敗れている。
▼フェザー級 5分2R
松村海青(RISING SUN)※プロデビュー
井上理久(THE BLACKBELT JAPAN 千葉)※プロデビュー
▼ライト級(70.3kg)5分2R
モリシマン(STYLE PLUS GYM)8勝10敗1分
手島 響(パラエストラ綾瀬)1勝2敗
2011年のGLADIATORから、DEEP、GRANDSLAM、ZST、中国、はたまたLethwei Unbeatableと、様々な団体を渡り歩いたモリシマンは、現在、修斗2連勝中。
24年4月の新潟大会で畑田智洋を1R アンクルホールドで極めると、26年3月『Lemino修斗.4』でシャランディの負傷欠場により緊急参戦で約2年ぶりに復帰。宮路智之に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。38歳。
2024年9月にプロデビューした手島は、直島弘昌を2R KOに下すと25年1月にシヴァエフに2R TKO負け。25年3月に後藤亮に判定負けと、連勝中の強豪相手に2連敗中。再起を果たせるか。29歳。
※トライアウトは開場時間中の開催を予定。
▼トライアウト・フェザー級(65.8kg)3分2R
松田拳哉(Alma fight gym SHUKO)
佐藤大知(THE BLACKBELT JAPAN))
































