2024年10月30日、都内某所にて長谷川賢が代表を務める新団体『Breakthrough Combat』(ザ・ワンTV YouTubeチャンネルライブ中継)旗揚げ大会が18時30分より開催されている。前日計量では、当日計量の泉武志を除いた全選手が計量をパス。配信では、実況を市川勝也氏、解説を水垣偉弥氏、ゲスト解説を南友之輔を務める(※試合詳報と写真は後ほど追加)。
Breakthrough Combat01 速報
▼バンタム級 5分3R吉野 光(フリー/日本)61.5kgシンバートル・バットエルデネ(シャンダスMMA/モンゴル)61.5kg
『RIZIN Trigger 2nd』から『UAE Warriors』3戦を経て、2年8カ月ぶりに日本での試合となる吉野は、今年の5月にテムーレン・アルギルマーに判定勝ちしている2勝無敗の新鋭・シンバートルと対戦。
1R、吉野とシンバートルが対戦。
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▼Progress暫定ウェルター級選手権試合 5分3R森戸新士(Leos&藤田柔術/日本)王者 76.45kg泉 武志(Fighter's Flow/日本)挑戦者 ※当日計量※TDで2P、相手が引き込んだら2P。上下の入れ替えで2P。立ちあがって離れると1P
泉は、グレコローマンで世界選手権に出場経験を持つ強豪レスラー。2020年にレスリングから総合格闘家へ転向。2023年11月の北岡悟戦までMMA5連勝を飾るが、2024年7月の野村駿太戦で3R TKO負けで戴冠ならず。今回、IBJJFアジア選手権黒帯ライト級優勝など柔術で活躍するProgress王者・森戸新士に挑戦する。
1R、森戸と泉がProgressルールで対戦。
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▼58kg契約 5分3R〇オトゴンバートル・ボルドバートル(シャンダスMMA/モンゴル)57.9kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×風我(K-Clann/日本)57.85kg
風我は山本哲也、切嶋龍輝に判定勝ちで2連勝も2024年3月のDEEPで杉山廣平にバックコントロールされて判定負け。
対するナラントンガラグの愛弟子・オトゴンバートルは、3月に久保健太からオーソから左の二段蹴りでダウンを奪い、最後はギロチン葬。7月には和田教良に左ハイからパウンド&ヒジでTKO勝ちしている強豪だ。
1R、風我とオトゴンバートルがMMAで対戦。オトゴンバートルの右をかわしてシングルレッグの風我。突き放したオトゴンバートルは得意のオーソからの左の蹴りをローで当てるが、廻し蹴りは風我がかわし、左前手のフックを打ち込む。
2R、サウスポー構えの風我。左インローをあて、左フック。詰めるオトゴンバートルに風我の蹴りがローブローに。オトゴンバートルの左に尻を着いた風我。パウンドに三角絞めを狙うがかつぎのオトゴンバートルはスタンド選択、風我はシングルレッグから脇潜るもバッククリンチは出来ず。
3R、サウスポー構えから左インローを当てる風我。詰めるオトゴンバートルの右ローがローブローに。再開。再びのローブローを振り切って再開するオトゴンバートルはダブルレッグ。切る風我は左ミドルも単発に、アタックを続けるオトゴンバートルは、右のスーパーマンパンチ。シングルレッグからケージに押し込みゴング。
判定3-0(30-27×2, 29-28)でオトゴンバートルが勝利した。
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▼Progress72kg契約 5分2R〇中原由貴(マッハ道場&MAJESTIC/日本)71.85kg[ポイント2-1]×中川晧貴(reliable/日本)71.85kg※TDで2P、相手が引き込んだら2P。上下の入れ替えで2P。立ちあがって離れると1P、バックで2P
1R、中原と中川がProgressルールで対戦。中原のシングルレッグに尻は着かない中川。ケージづたいに右足を外に出して凌ぐ。中原のボディロックも切った中川。中原はダブルレッグで尻まで着かせそうになるが、背中を着けてコントロールしてないため2Pは入らず。中原がキムラクラッチで回したところでゴング。
2R、中原のシングルレッグからリフトは着地した中川だが、続くダブルレッグテイクダウンで2P獲得。右足を外にハーフからパスを狙う中原に、中川は下からフックガードで跳ね上げ、足関節も狙うと離れた中原に中川は立ち上がり1P。ポイント2-1で中原が勝利した。
[nextpage]▼フライ級 5分3R〇チョ・ジュンゴン(The Gym Lab/韓国)56.4kg[判定3-0]30-27, 29-28×2×久保健太(GSB多治見&ASHURA/日本)56.85kg
1R、久保とジュンゴンがMMAで対戦。オーソから左ミドルを当てるジュンゴンは右カーフも。中央を取る久保は圧力をかけて右を返すとジュンゴンはスイッチ。
2R、左ミドルのジュンゴン。追う久保は右ストレートを突くがサークリングのジュンゴンを金網に詰めても突き放すジュンゴンはヒジ。左瞼から出血する久保。
3R、久保の詰めに右ヒザをつき、ダブルレッグテイクダウンはジュンゴン。久保も詰めて得意の小外がけテイクダウン奪うも、すぐに立つジュンゴンは久保の前進を回り、動きを落とさずヒザ、久保の右を受けながらも左右からダブルレッグテイクダウン、パウンドでゴング。判定3-0で19歳の10戦無敗のジュンゴンが勝利した。
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▼Progressミドル級 5分2R〇有松息吹(藤田柔術/日本)82.4kg[ポイント2-0]×林 源平(和術慧舟會IggyHandsGym/日本)84.1kg※TDで2P、相手が引き込んだら2P。上下の入れ替えで2P。立ちあがって離れると1P
1R、有松と林がProgressルールで対戦。互いに激しい組み手争い。1R終了間際に有松が金網際でボディロックテイクダウンで2Pを獲得。
2R、林のダブルレッグが偶発的なバッティングになり、中断も再開。押し込むも体を入れ替えて右を差す有松。林もスタミナ切らさず、ダブルレッグでアタックを仕掛けるがテイクダウンに繋げられず。有松が2P差で勝利した。