▼RIZINバンタム級(※61.0kg)5分3R
〇宮川日向(SMOKER GYM)60.95kg
[判定3-0] ※29-28×2, 30-27
×井上聖矢(THE BLACKBELT JAPAN)60.90kg
宮川は、SMOKER GYMで培った「殴り倒すスタイル」を信条とするストライカーで現在、萩原京平とともにTRIBE TOKYO MMAで出稽古中。
14歳の中学生時代、友人の父が、経営する工場内に設置してくれたジムでスパーリングをしたことが格闘技にハマるきっかけとなりキックボクシングを開始、18歳まで続けると、専門学校入学を機に大阪にジムの移籍先を探していたところ、たまたまSMOKER GYMと出会い、自分が得意な打撃で総合格闘家たちに圧倒されたことで「ここで強いMMAファイターになろう」と決意。ジムの先輩・萩原京平の背中を追い、TRIBE TOKYOでの出稽古も共にしている。
地下格闘技で15戦14勝1敗の経験を積み、21年11月、DEEPの大阪大会でプロデビュー。その後GLADIATORに戦いの場を移し、22年6月に判定負けを喫した秋元強真戦を含めてデビュー以来4連敗。その後23年9月のGLADIATORで得意の右ストレートからパウンドでTKO勝利を掴むと3連勝3TKOと波に乗り、なかでも24年6月のDEEP大阪大会では2R途中に相手のパンチでダウンを喫するも逆転のパウンドアウト勝利をもぎとっている。その後は勝ち負けを繰り返し、25年2月にルキヤに2R TKO負けし、2連敗後の25年9月、TTF CHALLENGEで上田直毅を相手に5分2R +延長1R終了5R2分+延長1Rの末、判定3-0勝利。
11月、尊敬する萩原がメインイベントを飾る神戸大会オープニングファイトでRIZIN初参戦。1R 1分52秒、MG眞介に強烈なカウンターのストレートを炸裂、グラウンドパンチでデビュー戦をTKO勝利した。
RIZIN2戦目で本戦出場を果たす今回、MMAデビュー戦の井上との殴り者対決を制し、再起戦の萩原へとバトンをつなげるか。
井上聖矢は、弟の舜矢とともに井上兄弟として地元・熊本県のキックボクシング団体RUSH ONを主戦場に九州で活躍。10歳から15歳まで、先に極真空手を始めた弟に喧嘩で負けないようにと自分も習い始め、中学1年の時にJKJO全日本ジュニア空手道選手権大会出場。16歳からは「殴り合いが楽しそうだから」と、キックボクシングを始める。23年10月、福岡で開催のKPKBにてプロデビュー戦をKO勝利したが、2戦目では判定により初黒星を喫した。24年、次世代スター発掘育成プロジェクト「KNOCKOUT FIGHTER」オーディションを突破し、兄弟揃って五味隆典のチームに参加した。24年11月、RUSH ONフェザー級トーナメント参戦。上村玲音に1R KO勝利を収めると、25年2月の決勝でNAOYUKIを2R KOし、初代王者に輝いた。
25年5月、韓国大会の第1試合でRIZINデビュー。試合は62kg契約キックボクシングルールで、カン・ボムジュン相手に3R判定勝利。9月には宮崎の地下格闘技大会でBreakingDownに出場している三河拳士とエキシビションマッチ、12月に地元熊本で、MMA転向前の最後のキックボクシングルールマッチとして、弟の舜矢とエキシビションマッチを行った。
弟とともにMMA転向にあたってはTHE BLACKBELT JAPANに所属し、UFCフライ級鶴屋怜らと研鑽を積んでいる。プロMMAデビュー戦を地元九州のRIZINという大舞台で迎える今回、同じキックボクシングをバックボーンとするストライカーの宮川をKOし、デビュー戦を白星で飾れるか。

1R、ともにオーソドックス構え。宮川はジャブ突き井上をケージに詰めてダブルレッグからクラッチして持ち上げ中央側にテイクダウン。両足をまとめてすぐにバック、両足をボディトライアングルに組む。背後からヒジ、パウンドの宮川。井上が最後にずらして足を解いた宮川が離れてゴング。

2R、中央を取る宮川。井上の右ローに宮川は右オーバーハンドとテイクダウンのレベルチェンジを見せる。井上の詰めには左ジャブを当てる宮川。井上もワンツーの右を返す。さらに右ローをヒット。

左から右を伸ばす宮川。ジャブの刺し合いから井上の詰めに右ストレートを突くと、宮川の右ローの打ち終わりにダブルレッグテイクダウン、バックに回り両足フック。さらにボディトライアングルに移行。足を解いてマウントから離れ際にサッカーキック! さらにパウンドに井上が立つ。

3R、詰めて右ローの井上。ジャブの刺し合いから宮川は左右フックをまとめて離れる。左ボディの井上。左回りから右を突いて、相手の打ち返しにダブルレッグからケージに詰めてテイクダウン。そして放し際に右ヒジ。

宮川の右をスリッピングアウェーで逃がす井上だが、足がまとまり、そこに宮川のダブルレッグが入る。ケージに座る井上はヒジ。立ち上がりに。そこを崩そうとする宮川。ブレーク。

詰める井上。左回りの宮川は井上との打ち合いの中でダブルレッグ、シングルレッグに移行。ヒザを突いて前に出る井上だが、ここも宮川はダブルレッグテイクダウン。ケージ背に上半身座る井上。立って足を広げようとするが宮川は再び束ねて尻を着かせてゴング。

判定は2者が29-28、1者が30-27で宮川を支持。TRIBE TOKYO MMAでのトレーニングの成果を発揮してMMAの経験差で上回った。




