2026年7月11日(日本時間12日)、米国ラスベガスのT-モバイルアリーナにて『UFC 329: McGregor vs. Holloway 2』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。メインイベントは、コナー・マクレガー(アイルランド)vs.マックス・ホロウェイ(米国)の「ウェルター級・5分5R」。
▼ウェルター級 5分5R ※王座戦以外は+1lbs〇マックス・ホロウェイ(米国)27勝9敗(UFC23勝9敗)170lbs/77.11kg[1R 1分09秒 TKO] ※マクレガーが右足を負傷×コナー・マクレガー(アイルランド)22勝6敗(UFC10勝4敗)170.5lbs/77.34kg
両者は、13年8月の『UFC Fight Night』でのフェザー級以来、約13年ぶりの対戦。当時は、マクレガーが判定勝ちを収めている。
事前インタビューで話していた通り、酒とドラッグ、暴行裁判などで疲弊していたコナー・マクレガーだが、メキシコでイボガインを用いたサイケデリック(幻覚作用のある)治療を受けて「自分の棺」や「死」や「家族の悲しみ」などをリアルに体感したことでトラウマを克服。また信仰心に目覚め、マインドセットの再構築を果たしたという。 今回の試合に向けて、「ジムに戻り、そこに小さなベッドを置いて生活していた。文字通り練習場所で寝起きしていたんだ。練習場から出るにはマットを歩いてセッションをこなす必要があった。移動も渋滞もない、若いハングリーなライオンたちに囲まれて、自分のポジションを狙う奴らの真ん中でな。最高のキャンプだった。準備は非常に綿密に秘密主義でやってきた。アプローチやスタイルについては何も漏れていない」と、綿密にホロウェイ対策を練ってきた。5年ぶりのオクタゴン、そしてウェルター級で復活なるか。
対する元UFC世界フェザー級王者にして、前BMF王者マックス・ホロウェイは、マクレガー戦後、13連勝。その後もアレクサンダー・ヴォルカノフスキーとの3度にわたる死闘や、イリア・トプリア戦の敗北、ジャスティン・ゲイジーとのマットを指した伝説のBMF戦など修羅場を潜り抜けてきた。マクレガーが試合から離れた5年間で多くの王座戦・メインイベントを5R戦で戦ってきている。
会見で自信満々のマクレガーにホロウェイは、「深い海へ連れて行って、溺れさせてやる。彼が泳ぎ方を知っているといいがね」と、MMAの深海に引きずり込むとした。
オッズは、ホロウェイがフェイバリットで、復帰戦となるマクレガーがアンダードッグ。3R以内に決着する可能性の方が高く見られている。メディアデーでのインタビュー(マクレガー/ホロウェイ)に続き、公開会見でも両者は火花を散らしている。
◆13年ぶりの再戦はウェルター級で
37歳のマクレガーは、元UFC世界フェザー級&ライト級で、UFC史上初の二階級同時王者。2018年10月にハビブ・ヌルマゴメドフのネッククランクで4R 一本負け後、20年1月にドナルド・セラーニに1R TKO勝ちで再起も、2021年1月と2021年7月のダスティン・ポイエーとの連戦でTKO負け。以来、試合から遠ざかっており、約5年ぶりの復帰戦となる。
BMF王者ホロウェイは、フェザー級でアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに3連敗後、2024年4月の『UFC 300』で当時ジャスティン・ゲイジーが持っていたBMFタイトルに挑戦。マット中央での打ち合いで残り1秒 KO勝ち。10月にイリア・トプリアのフェザー級王座に挑戦したがキャリア初のKO負けを喫した。その後はライト級に転向し、25年7月にダスティン・ポイエーの引退試合でBMF王座をかけて戦い、判定勝ち。2026年3月の防衛戦でチャールズ・オリベイラに判定負けでBMF王座を失った。34歳。
両者は2013年8月の『UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnen』で対戦し、マクレガーが判定3-0で勝利。マクレガーは試合中に膝の前十字靱帯断裂、内側側副靱帯損傷、半月板損傷の重傷を負い、手術を受け約1年間のブランクを強いられた。今回は、ウェルター級での復帰。13年ぶりの再戦となる。
1R、いきなりサウスポーのマクレガーが遠間から走り込んでジャンプして左ハイキック。かわしたホロウェイ。マクレガーは飛び込んで蹴った際に右ヒザを捻ったのか、尻餅を着く。マクレガーは、立ち上がって2発目の左ミドルも再びスリップ。
ホロウェイは中腰からパウンド。下から足を効かせようとするマクレガーの右足を掴んで左の蹴りのホロウェイは空振り。その際で右手を着いて右足を後方に下げる柔術立ちで立ち上がるマクレガー。ホロウェイは右インロー。そこに左ストレートを振るマクレガー。ホロウェイはバックステップでかわす。
マクレガーの右前足に左右の関節蹴りのホロウェイ。マクレガーは左ストレートで踏み込むが踏ん張りが効かずに崩れてヒザを着いてしまい、そこに右で飛び込むホロウェイにガードポジションに。ホロウェイはレフェリーを見やって両手を広げて何かを訴えている。中腰からパウンドも、マクレガーの蹴り上げに立たせてスタンドに。
攻める前に再びレフェリーに問いかけるホロウェイ。オーソに切り替えたマクレガーにホロウェイは右ロー。左足を後方に引いてサウスポー構えに戻すマクレガーだが、左足を少し上げて歩いて近づこうとして右足一本になったところで、声を出して右ヒザを押さえて後退。レフェリーが間に入った。
試合後、ホロウェイは「おい、みんな、コナー・マクレガーに拍手を送ろう。みんな。とんでもない野獣なんだ。俺が試合を止めようとしたとき、彼は試合を続けようとした。でも。君たちはラッキーだよ。だって、『ホロウェイ対マクレガー』の3本勝負になるんだから。さあ、大金を稼ごうぜ、相棒。
(初回の蹴りでどうやら右ヒザが吹っ飛んだようだ。ただ、試合の序盤からそんな動きをするなんて、正気の沙汰じゃないし、本当に不運だった。君もすぐに気づいただろ。何かがおかしいって。そしてレフェリーに訴えてた。あそこで膝が外れるのが見えるだろ? もう一度見られたらいいんだけど) うん。100%。100%。あと一回必要だ。170ポンドにするために、この相手と戦うために、俺は死ぬほど頑張った。なのに、こんな結果なんて最悪だ。でも、少なくとも今はトレーニングに専念できる」と語った。
マクレガーは右ヒザを傷めたか。試合会場を試合コスチュームのまま右足をひきずりすぐに後にしている。ホロウェイは仕切り直しの3度目の対戦を約束している(※ホロウェイ、ダナ・ホワイト代表の試合後会見はこちら)。
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ピンブレットが52秒、サンドニのテイクダウンにダースを合わせて失神一本勝ち
▼ライト級 5分3R〇パディ・ピンブレット(英国)24勝4敗(UFC 8勝1敗)156lbs/70.76kg[1R 0分52秒 ダースチョーク]×ブノワ・サン・ドニ(フランス)17勝4敗(UFC 9勝4敗)※UFC4連勝でストップ 156lbs/70.76kg
1R、ピンブレットは左関節蹴りから。サン・ドニは右、そこに右を狙うピンブレット。サンドニは左ハイからシングルレッグでケージまでドライブ。頭を外に。ケージ背にピンブレットは首を抱えて体を入れ替え、ダースチョークで横回転、最後はフロントから左足をかけてフタをして絞めてサン・ドニを失神させた。
UFC7連勝から26年1月のジャスティン・ゲイジー戦で判定負けを喫していたピンブレットは、UFC4連勝中のサン・ドニを止める一本勝ち。
試合後、ピンブレットは「彼が気絶したことは分かっていた。マークに『こいつは気絶してるから、仕留めなきゃ』と言わなきゃならなかった。ほら、あんなふうに俺の足を掴もうとして、シュートを決めようとして逃げようとしてるんだ。その隙に、こいつをチョークで気絶させてやる。相手はマットに顔を伏せていたけど、あれだけのプレッシャーをかけられたんだから、気絶してなかったわけがない。(フィニッシュのロールは)俺はまるでクモのようだ。全力を注いでいる時、相手は抜け出せない。それだけのことだ。分かってるだろ。やるって言っただろ。みんなが外で俺に近づいてきて『もう終わりだ』って言った。負けたからな。でも、今どうする? 今どうする? 決着をつけろ。誰が望む? 次は? わかるだろ。誰のために? 俺はイリノイに行く。次はどうでもいい。誰でもいい。相手を出せ。俺は。その頭を叩き潰してやる。でもな、聞いてくれ。お前とやりたいんだ。ただ……俺に。チャンスをくれ。今日でも行ける。前回の試合の後で話したけど。でも、1週間前だったな。
ここにはリヴァプールファンがたくさんいるだろうね。僕と一緒に歌ってくれるはず」とパディコールで大合唱した。
また試合後、ピンブレットは「あれはちゃんとしたペルビアンネクタイではなかったけれど、約5週間前にコーチングをしていた時に、文字通り10年ぶりにペルビアンネクタイの練習をしたんだ。ダースチョークとペルビアンネクタイを混ぜ合わせたような感じだったけど、それくらい僕の柔術は上手いんだ。そういう技を完璧に繋げることができるんだよ」と語っている。
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バティスタがヒザ十字でサンドヘイゲンのステップ止めて左フックでダウンも奪い判定勝ち、タイトル戦をアピール
▼バンタム級 5分3R〇マリオ・バティスタ(米国)18勝3敗(UFC 12勝3敗)135.5lbs/61.46kg[判定3-0] ※29-28×3×コーリー・サンドヘイゲン(米国)18勝7敗(UFC 11勝6敗)135.5lbs/61.46kg
1R、ともにオーソドックス構えから。バティスタのスイッチして右の蹴りに左を合わせたサンドヘイゲン! 組むバティスタに左で差して四つに。離れ際にヒジ。右カーフのバティスタ。足を入れ替えるサンドヘイゲンの入りにワンツーの右を当てるバティスタに、詰めるサンドヘイゲンは右アッパー。左ミドルハイも。
ガードしたバティスタは右ロー。サンドヘイゲンも蹴り返し。左ジャブの刺し合いからスイッチで歩いて左のサンドヘイゲンに、右から左のバティスタもジャブを突く。
左から右を見せて組んだサンドヘイゲンを突き放すバティスタ。今度はバティスタから組むと、左右のコンビネーションからダブルレッグテイクダウン! バック、ヒザ十字に! ブザーにサンドヘイゲンは左足をひきずってコーナーに帰る。
2R、ジャブ、ローのバティスタ。スイッチの数が減ったサンドヘイゲンは左ヒザを傷めたか。ジャブを突いて間合いを外すサンドヘイゲンにバティスタは関節蹴り。足を変えたサンドヘイゲンに左インローのバティスタ。ワンツーからシングルレッグも突き放したサンドヘイゲンは額から出血。
バティスタの組みを切るサンドヘイゲン。右から左ミドル。バティスタはニータップで入るが、深く取らせないサンドヘイゲンは突き放して右で入る。最後は左から右でサンドヘイゲンが詰めてブザー。
3R、右ローのバティスタ。サンドヘイゲンもステップを戻すが、バティスタは左フック! ダウンしたサンドヘイゲンに鉄槌連打、下のサンドヘイゲンは上体を立てて立ち上がり。右バックエルボーをかわしたバティスタがボディロックテイクダウン! 背中を見せて正対するサンドヘイゲン。
右ジャブのサンドヘイゲン。バティスタはボディロックで崩してハンマーロック! 外したサンドヘイゲンの立ち上がりをさらに崩すが、下のサンドヘイゲンはレッスルアップ。それを左から右の連打で前に出るサンドヘイゲンにバティスタはボディロックテイクダウンでブザー。
判定は3者ともに29-28×3でバティスタが勝利。7年半ぶりのリベンジを果たした。
試合後、バティスタは「相手のヒザを壊して、相手を追い詰めた。100%弱体化させたんだ。すべてを引きちぎろうとしていた。それが俺の意図だった。そしてラウンドの終わりに、彼が足を引きずりながらコーナーへ歩いていくのを見た。彼にプレッシャーをかけ続けなければならないと分かっていた。
僕はこうした試合では常に最後のラウンドで強さを発揮する。第3ラウンドは、いつだって僕のラウンドだ。そして、これは大きな勝利だ。この相手は、チャンピオンと4人のタイトル挑戦者にしか負けていない。だから、これは僕自身の実力を大いに物語っていると思う。そして、次の挑戦権は僕にふさわしい」と語った。
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フライ級 4位のロイバルが5位カヴァナの右にダウンも3R RNCで一本勝ち
▼フライ級 5分3R ※選手名からインタビュー〇ブランドン・ロイバル(米国)18勝9敗(UFC 8勝5敗)125lbs/56.70kg[3R 3分40秒 リアネイキドチョーク]×ロニー・カヴァナ(英国)10勝2敗(UFC 3勝2敗)126lbs/57.15kg
METAランキング4位のロイバルは、23年12月のアレッシャンドレ・パントージャとのフライ級タイトルマッチで5R判定負けで戴冠ならず。その後、ブランドン・モレノ、平良達郎をいずれもスプリット判定で下して2連勝。しかし、25年6月に緊急参戦のジョシュア・ヴァンに判定負けを喫すると、25年12月にマネル・ケイプに1R TKO負けで2連敗中。33歳。
会見でロイバルは、MMA10勝1敗で前戦で元王者のブランドン・モレノを下した27歳のプロスペクトのカヴァナとの試合が組まれたことについて、平良達郎と戦った状況と似ているか、と問われ、「ああ、UFCキャリアのほとんどをトップ5で過ごしてきた俺を、彼らは押し出そうとしている。自分の仕事は、ステートメント(声明)を残してそこに留まることだ」と、世代交代をさせないと語った。
K-1ルールで戦ってきたカヴァナの打撃に、昨年のジョシュア・ヴァン戦のように真っ向勝負する可能性についても「ドッグファイトになれば完全に俺に有利に働くだろう。ロニー・カヴァナ相手にドッグファイトで負けることはない。
ジョシュア・ヴァンは非常にユニーク……ユニークというわけじゃないけど、冷静さを失わないんだ。火線の中でもすごく落ち着いている。それが今の彼をチャンピオンにさせている理由だ。ロニー・カヴァナが同じことをできるか見てみよう。
ドッグファイトになれば自分が上に立つといつも思っている。混沌とした状況下では、自分は最高のファイターの一人だ。混沌とした状況やそういう類のことは、悲しいことに人生で自分が最も輝く場所なんだ。追い詰められた状況下ではね。だから、もちろん、そこへ持ち込む準備はできているよ」と、接近戦の激しいもつれ合いでも上回るとした。
また、6月に行われた同級2位のマネル・ケイプvs.7位の堀口恭司についても言及。「二人とも非常にハイレベルなファイターだった。あの試合は両者ともベルトのための試合になり得たと思う。彼らは非常に高いレベルのファイターだ。非常にスキルが高く、負けた堀口の試合でも彼の凄さが示されていたよ」と、勝者ケイプのみならず敗れた堀口の強さも賞賛した。
今回、ロイバルが対戦するカヴァナは、METAランキング5位。香港生まれの母親がロンドンで産み育て、武術散打、テコンドーをベースにキックボクシングでは、WKUでキッズ時代に5度の世界王者に輝いた。K-1ルールで欧州で活躍したストライカーだ。
ブラッド・ピケットが設立したロンドンのグレートブリテン・トップチーム所属で、2013年にMMAデビューし、Cage Warriorsから、24年のコンテンダーシリーズ(DWCS)で勝利し、UFCと契約。
11月にホセ・オチョアとの無敗のUFCデビュー戦対決で判定勝ち。25年3月にフェリペ・ドス・サントスにも判定勝ちでUFC2連勝も、3戦目で強豪のチャールズ・ジョンソンと対戦。序盤は打撃と組みで攻勢に立つも、2Rからジョンソンの圧力に疲弊し、TKO負け。26年2月にアスー・アルマバエフの欠場で約3週間前代打でブランドン・モレノと対戦。カーフを効かせ、右でダウンを奪うなど初のUFC 5Rを戦い抜き、判定勝ち。ノーランカーから一気にランキング入りを果たした。27歳。
会見でカヴァナは、イリア・トプリアから戦いを称賛されたことについて、「もちろん、彼のようなレベルの人から称賛を受けるのはいかした気分だよ。ある試合のバックステージで会ったけど、良いことしか言われなかった。彼を尊敬しているし、トレーニング前に彼が映るTikTokの編集動画を見ていたくらいだからね。一度の敗戦が彼を定義することはないし、彼は100%そこから立ち直るはずだ」とコメント。
同じ意味で、前戦でマネル・ケイプに敗れたロイバルについても、「相手の記録や過去の功績に関係なく、常に最高のバージョンの対戦相手を予想している。彼のベストの状態に対して準備しているよ」と、準備に抜かりはないことを語った。
3月にはモレノの地元メヒコで元王者を打撃で圧倒した。5Rをしっかり上回っての判定勝ちで、その落ち着いた試合運びでも進化を見せた。
「マインドセットやそういった類は、継続的に取り組み、発展させ続けることができるスキルなんだ。心理学者と一緒に取り組んでいて、それがものすごく役に立っている。感情をコントロールし、必要な時にそれらを利用できるようになっている」という。
今回のブランドン・ロイバルは、MMA17勝9敗で、UFC7勝5敗のベテラン。最も警戒している点を問われ、「彼はどこでも強くて、特にいいジャブを持っていると思う。あのジャブが武器になっている。それをかい潜ることができれば、上手くいくはずさ」と、サウスポー構えからの右ジャブを警戒。
その上で、自身のアドバンテージを「スピードがアドバンテージになると思う。僕のスピードと、ファイトIQだ。全てのシナリオを想定して準備している。何かが起きることを期待しているわけじゃない。あらゆるシナリオに備え、どこへ展開してもいいように準備しているんだ」と、全局面で戦えるファイトIQと、それを可能にするスピードで勝っているとした。
「フライ級部門は常に変化している。何が起きるか予想がつかないから、タイトルへの道はそう遠くないと感じている。この試合に勝てば、タイトル挑戦に向けて良い立場になれると思う。元王者のブランドン・モレノと戦った。そして今、そのレベルで戦ってきたブランドン・ロイバルと戦う。彼と戦った相手(平良達郎)はタイトル挑戦権を得た。だから、それを成し遂げたいんだ」(カヴァナ)
勝者がタイトル戦線に上がるストライカー対決。とはいえ、カヴァナもテイクダウンを混ぜ、ロイバルには「9」の一本勝ちを誇る極めもある。MMAで打ち勝つのはどちらか。
1R、サウスポー構えのロイバル。オーソのカヴァナは左ローから。前手争いで前に詰めるのはロイバル。左カーフをかわしたロイバル。ロイバルは右ジャぶ、左インローを当てる。
カヴァナは左ロー。ロイバルも左ハイ。長い右ジャブを刺すロイバルはインローも。スイッチして左カーフのカヴァナ。ロイバルはは右ジャブ。カヴァナは右ハイも掴んで左右をまとめる。
さらに右ミドルを当てるカヴァナだが、蹴り足を掴んで左を突くロイバルは右ジャブを届かせる。
カヴァナの右はまだ遠い。サウスポー構えになるカヴァナは左もロイバルは右ジャブ。さらにダブルレッグテイクダウン! 残り1分20秒でサイドを奪うと、ハーフからフルガードに戻したカヴァナにヒジ、ボディにパウンド、ヒジ。立ち上がるカヴァナは両差しで崩してトップからパウンドでブザー。ロイバルのラウンドに。
2R、前手をはたいて右ジャブを突くロイバル。左ミドルを返すカヴァナ。さらに右ミドルもロイバルも左ハイを返して右ジャブ。さらにカヴァナの入りに左もヒット!
しかし、カヴァナはロイバルの左の打ち終わりに高速の右をヒット! ダウンしたロイバルにカヴァナは鉄槌連打。ロイバルは左足のラバーガードで右のパワーハンドを止めて立ち上がり。
前に出たのはロイバル! 左に右を合わせるカヴァナに、ロイバルはダブルレッグもギロチンから突き放して右ヒジ!
バランスを崩したロイバルはシングルレッグも体を入れ替えたカヴァナは組んでバッククリンチ。
正対したロイバルをケージに押し込むも突き放したロイバルはジャブからダブルレッグテイクダウン、ヒジ。すぐに立つカヴァナに詰めるロイバル。離れ際にカヴァナは跳びヒザ。ハイキックもかわすロイバル。ブザー。カヴァナが取り返したラウンドに。
3R、大歓声にハグから再開。ジャブから左のロイバルに右を当てるカヴァナ。遠間からダブルレッグのロイバル。ギロチンを合わせたカヴァナだが浅い。首を抜いたロイバルは下になったカヴァナにヒジ。カヴァナに亀に、ロイバルはバックから仰向けになったカヴァナに肩固め!
内側を向いてずらしたカヴァナは再び亀から立とうとするが、そこを逃さずバックからボディトライアングルのロイバル。左腕を喉下にリアネイキドチョーク狙い。後ろ手を剥がしに行くカヴァナだが、ロイバルは腕を喉下に滑り込ませるとカヴァナはタップ。同時に失神した。
プロスペクトの突き上げを跳ね返したロイバルは、「僕とこの子はそれを受けるに値するよね、ボーナスだよ。僕とカヴァナ。僕らは試合に出るたびに、毎回戦ってる。あそこにいるのが、未来のチャンピオンだ。だから、ありがとう。みんな。最高の仲間たち。デンバー・ドリーム・センターの子供たち(※ロイバルは地元でキッズのための慈善活動を続けている)。君たちのことが大好きだよ。僕の名前は、君たちのためにあるんだ、ベイビー。愛してるよ。それが、この階級で僕が最も愛していることの一つなんだ。
俺はカオスの達人なんだ。兄弟。もっとカッコいい動きができればよかったな。そうできたらいいんだけど、俺のスタイルはそうじゃないんだ。俺は本気でやるんだ、兄弟。それが俺の人生さ。本気でやるんだ。アスー・アルマバエフ、やろうぜ。
(フィニッシュを見ながら)3ラウンド、俺は『チョークで仕留めるより、時間を稼ごう』って思ったんだ。でも、相手のガードが開いた。神様に感謝だ。そしてあのボーナス賞、絶対もらえるよね?」と語った。
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グリーンが元友人のマッキニーに逆転ブザービーターKO
▼ライト級 5分3Rキング・グリーン(米国)35勝17敗1分(UFC 16勝12敗1分)※UFC3連勝中 155.5lbs/70.53kgテランス・マッキニー(米国)18勝8敗(UFC 8勝5敗)156lbs/70.76kg
グリーンは、レスリングがバックボーンながら、ノーガードの変則的な構えからのパンチでKOを積み重ねてきたストライカー。25年3月にマウリシオ・ルフィーにKO負けも、ランス・ギブソンJr、ダニエル・ツェルフーバー、ジェレミー・スティーブンスを相手に3連勝中。39歳。
マッキニーは、オールアメリカンレスラー。UFC8勝5敗(5KO、3一本勝ち)、MMA18勝8敗(9KO、9一本勝ち)。2連勝後、2025年12月にクリス・ダンカンのギロチンチョークで一本負けも、26年3月にカイル・ネルソンに1R 左ハイキックでTKO勝ち。31歳。
1R、ともにサウスポー構え。関節蹴りのグリーンに、詰めるマッキニーは左をヒット、そこで組んで崩したグリーンに立つマッキニー。半身構えのグリーンは出血。ケージに詰めて回転を上げて左を突くマッキニーに、「来い」とアピールするグリーン。
マッキニーは右ハイ。グリーンは関節蹴りもケージに詰めてダブルレッグテイクダウンのマッキニー! 両足を束ねてマウントからパウンド。奥の右手首をコントロールしてパウンド、リアネイキドチョーク狙い。
抜けたグリーンは背中を見せて座り、バックを譲る。背後にパンチのグリーン。リアネイキドチョーク狙いに腰をずらして立ち上がり、右の三日月蹴りを腹に連打。
左アッパーを返すマッキニーに残り10秒の拍子着木の音に、グリーンは猛ラッシュ! 右ボディに崩れたマッキニーにグリーンは連打! ブザーとほぼ同時にレフェリーが間に入った。
グリーンは12年ぶりに4連勝。「ちょうど調子が出てきたところだったんだ。ごめんね、みんな。ちょっとだけ調子が出る程度じゃダメだよね。まあ、最初はね。猛烈な勢いで始まったんだ。で、最後の方では。あのフロントキックが。体のS字部分を狙って。最初は、相手を疲れさせるために。そして、残り2秒で仕留めたんだ。彼はタフだ。彼の動きがちょっと鈍ってるのが感じられて、僕が彼に追いつくのは、時間の問題だと思った。これは僕にとって、ちょっと感情的な試合だった。
(君たちは親しかったし、君たちは友達だったから。それに、彼がこの試合を引き受けたことを、君は気に入らなかった?)
ああ。うん。この業界にいるすべての黒人ファイターたち。君たちへの愛があるよ。君たちを僕に近づけようとしてるんだ。僕たちには、この世界では互いに頼れるものしかない。だから、どんな黒人ファイターでも、連絡してくれよ? 僕についてきて。俺を狙っているファイターは、クソだ。
(4連勝で)最高だよ。9月にはLAで戦いたい。この調子で一年中戦い続けるつもりだ。もう一つ。最後だが、決して軽視できないこと。イエス・キリストに感謝したい。これは主への捧げ物だった」と語った。
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ライトヘビー級に上げたウィテカーがクリロフの顎を破壊するTKO勝ち
▼ライトヘビー級 5分3R〇ロバート・ウィテカー(豪州)27勝9敗(UFC 18勝7敗)241lbs/109.32kg/93.21kg[3R 1分01秒 TKO] ※右オーバーハンド×ニキータ・クリロフ(ロシア)31勝12敗(UFC 12勝10敗)205.5lbs/93.21kg
1R、一階級上げたウィテカーの右に、間合いを詰めるクリロフの組みを突き放したウィテカー。なおも右から詰めて右で差してケージレスリングのクリロフ。シングルレッグで崩すと左を突いて崩してバックに。
立ち上がるウィテカーにバッククリンチから首を狙うクリロフだが、ウィテカーは胸を合わせて離れる。左ジャブから右フックのウィテカー。クリロフは右から左の蹴りも右に回ったウィテカーは右! 続けて左ジャブ。
いつものようにステップは多用せず、踏み込みの速さで勝負のウィテカー。右カーフを当てるクリロフは組みも、突き放すウィテカー。そこにクリロフが右ハイを打ってブザー。
2R、左ジャブで飛び込むウィテカー。歩いて追うクリロフは右ロー。ウィテカーはシングルレッグも切るクリロフに右を当てたウィテカー、さらにワンツー。左ジャブでクリロフを後退させる。近付き右ハイのクリロフ。
ウィテカーのシングルレッグを切って左右で詰めるが、さばいたウィテカーがワンツー! クリロフの後ろ廻し蹴りをかわしてジャブを当てて回る。ウィテカーのラウンドに。
3R、クリロフの右の蹴りに左ジャブを突くウィテカー。ステップを見せる。右ストレートの飛び込み。そこに左を狙うクリロフだが、ウィテカーの右オーバーハンドにクリロフは後退! アゴが揺れたクリロフは骨折か。アピールしたクリロフに、そのままスタンドでレフェリーが間に入った。
試合後ウィテカーは「トレーニングキャンプの間ずっと、対戦相手がお化けみたいな存在で、一発でも当たれば死ぬかもしれない、という覚悟で臨んでいたんだ。でも、実際はそうじゃなかった。体重も十分に増やして臨んだし、ハードにトレーニングを積んだ。有酸素運動もきっちりこなした。素晴らしい試合運びができた。パンチも決まった。それに、俺のパンチは誰にも引けを取らないほど強烈だった。スピードの優位性は明らかだ。ここが僕の真骨頂だ。ミドル級の章は終わった。そこで成し遂げた仕事には誇りを持っている。僕のライトヘビー級の爆発力はここにある」とライトヘビー級での継続を語った。
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東京五輪レスリング125kg級金スティーブンソンがUFCデビュー戦でテイクダウンを見せずに、首相撲ヒザでTKO勝ち
▼ヘビー級 5分3R〇ゲイブル・スティーブソン(米国)4勝0敗(UFC 1勝0敗)2020年東京五輪125kg級金メダル 241lbs/109.32kg[1R 2分31秒 TKO] ※首相撲ヒザ×イライシャ・エリソン(米国)5勝3敗(UFC 0勝2敗)205.5lbs/93.21kg
2021年の東京五輪でレスリングフリースタイル125kg級金メダリストの米国のスティーヴソンはUFCデビュー戦。MMA3勝0敗(3KO勝ち)。
ミネソタ大学で3度のオールアメリカンに選ばれ、2度NCAAディビジョン1全米王者となり、2020年東京五輪で21歳で金メダリストとなったスティーブソン。22年にWWEと契約も24年に契約解除。24年5月にアメリカンフットボール未経験でNFLのバッファロー・ビルズとディフェンシブ・タックルとして契約。開幕ロースター入りならずで9月に契約解除。
2024年11月の『UFC 309』でスティーペ・ミオシッチと対戦するジョン・ジョーンズの練習パートナーとしてJJに出会い、MMAに本格的にコミットすると、25年9月の『LFA217』でグレッグ・ジャクソンやブランドン・ギブソンのサポートを受けてプロMMAデビュー。
当時プロ1勝のブレンダン・ピーターソンを1R TKOに下すと、10月にカスタムルール戦の『Dirty Boxing Championship』で1R KO勝ち。さらに11月の『Anthony Pettis FC』で2勝1敗のケヴィン・ヘインを1R 左フックでKO。26年2月にメキシコでウーゴ・レザマを1R パウンドアウトしている。26歳。
対するエリソンは、UFC0勝1敗。MMA5勝2敗(4KO、1一本勝ち)。25年8月にDWCSでブランド・ペリチッチ戦が組まれていたが、UFC豪州大会にスライドされ、1R TKO負け。29歳。
オッズはスティーヴソンの1.04倍に対し、エリソンは12.00倍と大きく開いた。スティーブンソンのセコンドはジョン・ジョーンズとグレッグ・ジャクソン。
1R、サウスポー構えから関節蹴りを見せるスティーブンソン。左ハイでスリップしたがすぐに立ち上がり。エリソンのフックをかわして組みも、切るエリソン。左右フックから首相撲ヒザのスティーブンソン。エリソンもヒジを返す。エリソンのテイクダウンの動きに高速スプロールするスティーブンソン。
詰めて左前蹴りのスティーブンソンだが金的をかすめてローブローに。再開。左右のスティーブンソンに左フックを強振するエリソン。スティーブンソンは左の蹴り、右ストレートを打ち抜き、組んで首相撲ヒザでダウンを奪い、レフェリーが間に入った。
UFCデビュー戦勝利でMMA4勝無敗、すべて1R フィニッシュのスティーブンソンはテイクダウンを見せずにMMAでフィニッシュ。セコンドのジョン・ジョーンズとハグをかわした。
試合後、スティーブンソンは「ありがとう、ラスベガス。本当に、本当にありがとう。楽しいよ。大きな舞台だからね。たくさんのクールな人たちが観戦してくれている。さっきも言ったけど光栄です。(自分はどの位置にいると感じている?)どう? 僕は素晴らしいアスリートで素晴らしい人間だ。リングに上がって特別なことを成し遂げる。(次は?)ご覧の通り、その答えは時が経てば明らかになるだろう」と語った。
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▼バンタム級 5分3R〇エイドリアン・ヤニェズ(米国)18勝6敗1分(UFC 7勝3敗1分)136lbs/61.69kg[1R 2分47秒 TKO]×コーディ・ガーブラント(米国)15勝8敗(UFC 10勝8敗)136lbs/61.69kg
1R、ともにオーソドックス構え。先に仕掛けて回転速く左右からヒザのガーブラント。ヤニェズはガーブラントの左に速い左ジャブ。
右前蹴りのガーブラント。左右の入りにヤニェズは右を当てると、ガーブラントはいったん後退。左ガードが下がるガーブラント。
ガーブラントの右から左の入りに、ヤニェズは右をテンプルに当てると、首相撲ヒザのガーブラントに回転上げて右から左! ガーブラントが後ろを向いて倒れて、すぐにレフェリーが間に入った。
試合後、ガーブラントはケージの中でオープンフィンガーグローブを外したが……。
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ライリーがカマカに右カウンターから冷静なラッシュで初回TKO勝ち
▼フェザー級 5分3R〇ルーク・ライリー(英国)14勝0敗(UFC 3勝0敗)146lbs/66.22kg[1R 3分03秒 TKO]×カイ・カマカⅢ(米国)18勝8敗1分(UFC 2勝3敗1分)146lbs/66.22kg 146lbs/66.22kg
1R、サウスポー構えのカマカⅢ。オーソに戻して右ロー。ライリーも右カーフ、カマカⅢの右をかわす。カマカⅢも左から右で前に。
オーソから左ミドルのカマカⅢに、ライリーも低い手の位置からジャブ。カマカⅢは右カーフを当てる。
ライリーはカマカⅢに左ボディ! さらに右でカマカの左に右を合わせてダウンを奪うとケージに詰めての首相撲ヒザ、左右ラッシュ! レフェリーが間に入った。
ライリーはUFC3連勝、MMA14連勝に。メインカード出場の同門ピンブレットにつなげた。試合後、ライリーは「私は幸せな男です。アメリカにいられて幸せですし、UFCもこれまで私を大切にしてくれています。パンチが次々と飛んだ。それでさようならだ。でも、カイ・カマカはレベルアップした相手だった。(次は?)正直、どうでもいいです。名前や実力なんて。ああ、パーティーだ」と語り、最後にパディ・ピンブレットのコールを観客にうながしてケージを降りた。
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ワン・ツォンがコルテスに組ませず、UFCジャブ&カーフで4連勝
▼女子フライ級 5分3R〇ワン・ツォン(中国)10勝1敗(UFC 5勝1敗)※UFC4連勝 125.5lbs/56.93kg[判定3-0] ※29-27×3×トレイシー・コルテス(米国)12勝4敗(UFC 6勝3敗)126lbs/57.15kg
1R、ともにオーソドックス構え。先にワンツーで摩えに出るコルテス。右ローにワン・ツォンも右を狙う。左ジャブのワン・ツォン。右ボディジャブ、右カーフも。
フェイントから右カーフでコルテスに尻餅を着かせるワン・ツォン! 左ジャブのワン・ツォンは右ローも。
右から左で前に出るコルテスは右ミドルを返す。しかし詰めるとジャブ、右を突くワン・ツォンはインローも。さらに右カーフを当てる。右ミドルをキャッチして左右のコルテスだが、さばくワン・ツォンは右ロー。左ジャブ。
コルテスの組みに左ヒザ。もらいながらも右差しで崩すコルテス。立つワン・ツォンにがぶりも頭を抜くワン・ツォンが体を入れ替えてブザー。ワン・ツォンのラウンドに。
2R、間合いを詰めるコルテスのの右にバランスを崩したワン・ツォンだが、コルテスはシングルレッグを切られて下に。立つコルテス。足を取りに行くがつかめず。
右カーフのワン・ツォン。コルテスはワン・ツォンの左に右を合わせる。ワン・ツォンは右カーフ。コルテスのワンツーに左ジャブを合わせるが、コルテスのシングルレッグを切ると、コルテスが片ヒザ立ちのところに反則の右ヒザ。中断。ワン・ツォンに「1点減点」。
再開。勢いよく前に出るコルテスは左右。ワン・ツォンは左ジャブ&右ロー。コルテスが右を突くと左ジャブ。ワンツーで前に。ケージ背にしたコルテスに左ジャブ。スイッチしてのワンツー!
動きが落ちたコルテス。左を振るが、その戻し際にワン・ツォンは右ストレート。間合いを保ちつつプレッシャーをかける。減点もあり、イーブンのラウンドに。
3R、頭を振って前に出るコルテス。ワン・ツォンは右カーフ。コルテスはテイクダウンフェイントから左右で前に。シングルレッグから両脇を差すも、差し返したワン・ツォンが離れる。
左右ローのワン・ツォン。コルタスは左前足を効かされてスイッチ。さらに右インローのワン・ツォン。左ジャブも。右のダブルでケージに詰めてシングルレッグのコルテスだが、切るワン・ツォン。
コルテスの右をワン・ツォンの右が交錯。蹴りのカウンターから左右ぼではワン・ツォン。左ボディにコルテスはサークリング。コルテスのジャブをさばいて左から右のオーバーハンド。ワン・ツォンは最後まで距離を保って出入り、カウンター、右カーフでブザー。
判定3-0(29-27×3)でワン・ツォンが勝利。 試合後、「今どこにいる? あなたは私のことを知っているよね。そして君(シェフチェンコ)は私とリングを共有したくないんだね。10年前、あなたは私に(キックルールで)負けた。もしそうじゃないって言うなら、やってみよう」と語った。
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ピナスが右一閃! 元GLORYのアウメイダを4分44秒KO
▼ミドル級 5分3R〇デミアン・ピナス(アルバ)10勝1敗(UFC 2勝0敗)185.5lbs/84.14kg[1R 4分44秒 KO] ※右ストレート×セザル・アウメイダ(ブラジル)7勝3敗(UFC 3勝3敗)186lbs/84.37kg
1R、オーソからサウスポーにスイッチのアウメイダは左の蹴り。ピナスの右ストレートを警戒。
左インロー、左ミドルと上下に突くアウメイダ。スイッチしての右ストレート。ジリジリ詰めるピナスは足払いテイクダウン。レッスルアップからバッククリンチしたアウメイダ。
ピナスは正対して離れる。右カーフのアウメイダに、ピナスは鋭い右ハイをかすめる。アウメイダは右カーフ。ピナスも右ローを返す。左ミドル、インローのアウメイダ。
その左の蹴りの打ち終わりに右を狙うピナス。アウメイダは左右の蹴りを足に突く。
しかし、ピナスはアウメイダのインローに右の1発! ピナスの目が飛び、後方にダウン! ピナスは鉄槌に入るのを途中で止め、レフェリーが間に入った。元GLORYタイトルコンテンダーのアウメイダを1R KOしたピナスはUFC2連勝、MMA10勝1敗に。
試合後、ピナスは「自分にできることなら、何でもやる。(追撃しなかったのは)勝負が決まったと分かっていたんだ。本当に素晴らしい。ここに伝説がいる。当時、彼がキックボクシングの試合をしているのを見ていたんだ。ちょうど格闘技を見始めたばかりで、何も知らなかったんだ。彼が相手と戦っているのを見た。でも、彼らはGLORYキックボクシングの試合をしていたんだ。だから、初めて彼に会った時、彼と対戦した時、いい奴だと思った。心の中で彼を特別な存在として大切に思っていた。だから、彼と一緒に戦えるのは光栄だった。でも同時に、悲しい気持ちもあった。だって、僕は彼をまるでアイドルみたいに、憧れの存在として見ていたから。この人はすごいって。でも、そう。これは試合だ。明日、誰かと友達になれたとしてもその相手と戦わなきゃいけない。だから。それに自分の読みを見つけるのも難しい。相手の読むのが。だって経験があまりないから。これはたぶんアマチュアはやってなかった。だから。いきなり本番なんだ。与えられた条件で毎回。これまでの試合は全部、早く終わっちゃった。だから、自分の精神力を少し見せるチャンスがなかった。今回はもう少し見せるつもりだ。他の選手たちよりずっと。これは何でもない。これはただの。始まりに過ぎない」と語った。
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バシャラートが緊急参戦ガルザの追い上げをかわして17戦無敗、UFC7連勝に
▼バンタム級 5分3R〇ファリド・バシャラート(アフガニスタン)16勝0敗(UFC 7勝0敗)※UFC6連勝中 136lbs/61.69kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×ジョン・ガルザ(米国)6勝2敗(UFC 0勝1敗)135.5lbs/61.46kg
1R、ともにオーソドックス構え。右ローのバシャラートにガルザは右フック。広いスタンスのガルザにバシャラートは右カーフ。ガルザの左を潜ってダブルレッグテイクダウン!
亀から立とうとするガルザのバックに両足フックも正対して立つガルザ。すぐについていくバシャラートはダブルレッグテイクダウン。サイドから横四方も立つガルザ。バシャラートは首を抱えきれず。
スタンド。スイッチしたバシャラートは左ハイ! もらったガルザ。バシャラートはオーソに戻して左ジャブ、左ハイ。ガルザも圧力を強めて左右。バシャラートの組みを切る。左ハイのバシャラート。さらに右バックブロー! バシャラートのラウンド。
2R、シングルレッグからダブルレッグでケージまでドライブするバシャラートに、ガルザは差し上げ、ヒザ! さらに右ヒジを突く。その入りにバシャラートは右アッパー、ダブルレッグテイクダウンも、後転して立つガルザ。
バッククリンチから崩すバシャラートにここもスクランブルで立つガルザ。スイッチしてのバシャラートのジャブに1Rに続き鼻血を流しながらも前に。しかしバシャラートはダブルレッグから押し込みシングルレッグテイクダウン!
サイドから横四方も押さえ込めないバシャラートは立って左ボディ! 少し動きが止まったバシャラートだが、苦しいところでシングルレッグテイクダウン。ここも立つガルザ。バシャラートは左ハイを右腕に突くが、ガルザは首を横に振る。ボディを返したガルザだが、バシャラートのラウンドか。
3R、ジャブから前に出るガルザ。左回りのガルザ。バシャラートの左ボディを切る。ガルザはダブルレッグも切る。ワンツーで前に出るガルザ。左から右、左ボディに回るバシャラート。シングルレッグから軸足払いもすかしたガルザ。右を当てて左フック。
詰めるとシングルレッグのバシャラート。切るガルザに右カーフ。スイッチして距離を取る。ワンツーのガルザに、近づけば首相撲ヒザで離れる。
右ミドルを当てたガルザにバシャラートは低いシングルレッグも切るガルザはアッパー。バシャラートは右カーフ! 崩れてもすぐに立つガルザにここでバシャラートはシングルレッグテイクダウン!
背中を着いたガルザは蹴り上げも足をさばくバシャラート。ハーフから足を手繰りに行くガルザを剥がしてヒジ。パウンド。最後にガルザが立つもブザー。判定に。
判定は3-0(30-27×2, 29-28)でバシャラートが勝利。緊急参戦23歳のガルザの健闘に声をかけた。
試合後、バシャラートは「UFCデビューを果たしたばかりのこの若くて有望な新人が、非常に急なオファーだったにもかかわらず戦った。彼はタフな若者だった。でも、ジョー、UFCでさえ、僕が生まれた1997年……この団体が大好きなんだ。僕は16戦で今やこの階級で最長の無敗記録を保持している。まず第一に、新しい契約を結ぶに値すると思う。
(この試合の3週間前にACLと半月板を傷めた?)ここ3週間、足を引きずってたんだ。インタビューの時間が制限されてるけど、気にしない。俺は世界一になりたいんだ。UFCは10歳の頃からずっと夢だった。この団体に在籍し続ける限り、100%確信してる。
ジョー。私はこのロースターの中で最も過小評価されている選手だと思う。このロースターの中で、私は最もバランスの取れた選手だと思う。そして、私は間違いなくこの階級のチャンピオンになる。必要なのは、上位の選手と戦う機会だけだ。上位の選手と戦わなければならない。トップ12、トップ10の選手と戦わなければならない。私はチャンピオンになる。そう確信している。この組織で戦い続ける機会さえあればいいんだ」と上位陣との対戦をアピールした。
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ガンドラが左フック一閃! MMA9連勝に
▼ミドル級 5分3R〇ライアン・ガンドラ(ブラジル)10勝1敗(UFC 2勝0敗)185.5lbs/84.14kg[1R 1分15秒 TKO] ※左フック→パウンド×ザッカリー・リース(米国)10勝4敗(UFC 4勝4敗)184.5lbs/83.69kg
1R、サウスポー構えののリースに、オーソドックス構えのガンドラの喧嘩四つ。ガンドラは左フックを振ると、前に出るリースは左右。さばくガンドラが踏み込んで左前手のフックでダウンを奪いパウンド。DWCSから2連勝。通算9連勝に。
試合後、ガンドラは「俺はこの部門の問題児だ。彼らは私にあのザック・リースという手強い相手をぶつけてきた。実際、彼もここでのジョーカーとの厳しい試合を終えたばかりだ。そして、俺にはとても優秀なチームがいる。これは非常にハードな仕事だが俺がどう戦うか、その難しさをみんなに見せてやろうと。今、俺に『さっき何をしたの?』と聞かれても覚えていないよ。あれは本当に大変な作業で、無意識のうちに動いてしまうから」とオートで戦ったとした。
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堀口セコンドのダーデン、2連続緊急参戦のコスタにスリップからRNC極められる
▼フライ級 5分3R〇アレッサンドロ・コスタ(ブラジル)17勝5敗(UFC 5勝3敗)※UFC3連勝 126lbs/57.15kg[2R 2分19秒 リアネイキドチョーク]×コーディ・ダーデン(米国)18勝11敗1分(UFC 7勝9敗1分)125.5lbs/56.93kg
コスタは、6月の前戦に続き緊急参戦。前回はマット・シュネルに1RKO勝ち。今回はオデー・オズボーンの欠場で2週間前に代役出場を決めた。
ATTのダーデンは、4月の前戦で緊急出場。ジャフェル・フィーリョに判定勝ち。連敗を4で止めている。マイク・ブラウン、堀口恭司がセコンドにつく。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るコスタ。細かいステップはダーデン。左右の蹴りを上下に突く。スイッチしてのインローを当てる。コスタは詰めて左ボディから組みに行くが、体を入れ替えてさばくダーデン。
ボディから右フック、左と回転させるコスタ。ダーデンはワンツーを見せて押し戻す。左右フックのコスタ。詰めるとボディ打ち。圧力を強める。
2R、左から右オーバーハンドのダーデンに右カーフを突くコスタ。ダーデンの左をかわして右フック。ダーデンも右カーフ、ニータップ狙いも。大きな左から右で入るコスタに、ダーデンは右ハイもスリップして下に。
しかしコスタは足をさばきパス、バックに。ボディトライアングル。リストコントロールからパームトゥパームでリアネイキドチョーク。半身で凌ぐがコスタは後ろ頭に組み替えてタップを奪った。
コスタは2カ月連続のスクランブル参戦で、自身初の3連勝に。
試合後、コスタは「2週間であろうとなかろうと、俺はいつもトレーニングしてる。それが俺の仕事だから。俺には計画があったんだ。今やブラジルは、世界一の戦力を誇る。だから、僕はただトレーニングでやってきたことをやっただけさ。ああ、僕のチームに感謝したい。僕の相棒、バーブ・トレイニーにも。僕は車とともにブラジルから来たんだ」と語った。