▼第12試合 61.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※30-27×3
×マンモス・ソー・サラッチープ(タイ/オームノーイスタジアム認定ライト級王者)

笠原は3月から開幕した『RISE WORLD SERIES 2025-61.5kgトーナメント』に参戦し、1回戦ではパヌワット・TGTに2RKO勝ち。続く6月の準決勝ではRISEライト級王者・中村寛に延長戦の末に敗れたが、どちらに勝敗が転んでもおかしくない大熱戦だった。戦績は32勝(16KO)5敗。

笠原の再起戦の相手として用意された19歳のマンモスは73戦60勝12敗1分のオームノーイスタジアム認定ライト級王者。2024年9月より『ONE Friday Fights』に参戦し、コプター、リッティデット、エー・ミウに勝利。今大会で行われる『S-cup世界フェザー級トーナメント』に出場するサタントンには判定2-0、ブアキャオには判定2-1でそれぞれ惜敗。3勝(2KO)2敗と勝ち越している。4月大会でジャック・ジャックムエタイに勝利した兄・弘希に続いて、友希も強豪タイ人を撃破なるか。

1R、サウスポーの笠原にマンモスは右へ動いて右ミドルハイ、右ミドルを蹴る。笠原はじりじりと前へ出て圧をかけ、左ミドルと左ストレート。マンモスは前蹴り。笠原の左ミドルをしっかりとスネでカットするマンモスに、笠原は左ボディストレートを打つ。笠原の左ストレートにはマンモスが右ストレートから組んでのヒザ。マンモスの右ミドルに飛び後ろ蹴りを放つ笠原。

2Rになるとマンモスが前に出て右カーフと右ストレート、右ミドル。笠原は左ボディと左右フックで応戦。右ボディから左ストレートでマンモスが仰向けに倒れるが、これはスリップ判定に。笠原の左ボディストレートが突き刺さる。

マンモスが右ミドルを蹴ると左ボディをリターンする笠原。投げは失敗に終わる。するとマンモスも投げを狙う。右ミドルをキャッチされたマンモスはそのまま右ストレート、組み付くと笠原を投げ倒す。

3R、前に出るマンモスをワンツーで迎え撃つ笠原。左ミドルと左ローも蹴る。マンモスは右ミドルから右ストレート。笠原が前へ出て右ヒザを突き刺すとダウンを奪う。マンモスの左ミドルに笠原が後ろ蹴り、マンモスが組み付くと笠原は投げようとする。

右ミドルを蹴るマンモスだが、笠原のボディをもらうと後退。組み付くとすぐに投げようとするマンモス。試合終了直前、笠原が飛びヒザ蹴りを放ったが決まらなかった。





