シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人がケールからダウン奪いリベンジ成功「本格的に来年からは世界最強を証明できる場所へ行く。エースの座は譲りたい」と衝撃発言、RISE安本晴翔が山田彪太朗にTKO勝ちでS-cup制覇!笠原友希がONEのマンモスに完勝、憂也が延長戦で都木航佑を振り切る、芦田崇宏がイモトを31秒でKO

2025/11/24 16:11

▼第4試合 S-cup世界フェザー級トーナメント一回戦(3)58.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇安本晴翔(橋本道場/RISEフェザー級王者)
判定3-0 ※29-30、28-30×2
×川上 叶(龍生塾/SB日本フェザー級1位)
※安本が準決勝へ進出。


 安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座、INNOVATIONスーパーバンタム級王座、KNOCK OUT-REDフェザー級王座、WBCムエタイ日本統一フェザー級王座を次々と獲得。2022年7月からはRISEに参戦し、2024年10月に門口佳佑を判定で破り第6代RISEフェザー級王座に就いた。2025年6月には國枝悠太をKOして初防衛に成功。戦績は34勝(16KO)4敗2分1無効試合。


 川上は2016年8月にデビュー。2019年11月に初代SB日本バンタム級王座決定戦を制して王座に就くと、2022年4月には同フェザー級王座決定戦にも勝利して2階級制覇を達成。RISEにも参戦して安本晴翔、京谷祐希に勝利し、2023年4月に山田彪太朗に敗れ王座を失うも、12月にはK-1で斗麗からも勝利して実力を証明した。2025年2月には彪太朗の弟・虎矢太から勝利を奪ったが、4月の彪太朗との再戦では僅差で敗れ王座奪還ならず。10月に牧野騎士からKO勝ちして出場権を手にした。戦績は15勝(6KO)8敗。


 安本はまさかのロングスパッツ着用。


 1R、サウスポーの川上に安本は右インローと右ミドルハイ。両者ともステップを踏み、互いに前足のポジションを奪い合う。安本の右インローに川上がワンツーから組み付くと、安本は投げを見舞おうとする。安本の右ミドルハイに川上はワンツー、安本はヒザ蹴りを突き刺す。最後に安本が左ボディを打ち込んだ。


 2R、川上はワンツーの連打で前へ出て左ストレートを当てる。安本は細かい連打からヒザ。ジャブを当てる川上に安本は右ミドル。前に出る川上に安本がヒザを突き刺す。


 3R、川上が一気に前へ出てワンツーの連打。安本は組んで投げを狙うが失敗。安本が前へ出ての右ストレート、組んでのヒザ蹴り連打。再び川上が前へ出て左ストレートを当てていくと安本はヒザ。その後の投げは防がれる。


 安本がテンカオ、川上は左右の連打。川上のパンチにテンカオで対抗する安本が、組んできた川上にフロントチョーク、これは崩れてブレイク。安本が投げを仕掛けたところで終了。


 判定3-0で安本が勝利、SB仕様の戦い方でリベンジを果たして準決勝へ駒を進めた。

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