▼第5試合 S-cup世界フェザー級トーナメント1回戦(1)58.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)
KO 1R 2分45秒 ※左フック
×メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン)
※山田が準決勝へ進出。
山田ツインズの弟・虎矢太は2019年8月にプロデビュー後13連勝を飾っていたが、2024年3月にプロキャリア初の敗北を喫した。適正階級であるフェザー級に階級を上げ、10月には上位ランカーの内藤凌太を撃破。12月にはONEからの刺客シッティチャイを1RTKOで葬り3連勝を飾っていたが、2025年2月に川上叶に2度のダウンを奪われる完敗。しかし、6月の魁斗戦では初回TKO勝ちで復活。8月にはペップンソンにも勝利。戦績は18勝(12KO)2敗。
散打をベースに持つ。Eagles FCフライ級王者。2015年にカザフスタンで開催されたKunlun FightでMMAプロデビュー。黒星が先行した時期もあったが、2018年5月に『WFCA 48』で3Rに強烈な打撃を叩き込みKO勝利。RIZINデビュー戦となった2022年10月、手塚基伸にTKO負けを喫したが、2023年4月の『RIZIN.41』では中村優作に開始23秒でTKO勝利、同年11月にはアゼルバイジャンで開催された『RIZIN LANDMARK 7』でフェリット・ギョクテペに判定勝利した。MMA戦績は7勝6敗1無効試合。
マメドフは前日計量で契約体重を250グラムオーバー。マメドフはレッドカード2枚、減点2からの試合開始。マメドフが8オンス、虎矢太が6オンスのグローブを着用。マメドフはファイトマネーの30%を没収。虎矢太が勝利した場合、虎矢太が準決勝に進出。マメドフが勝利した場合、リザーブマッチの勝者が準決勝に進出。公式記録はマメドフの勝利となる。
1R、山田は左ミドル中心、マメドフは右ローを蹴る。山田の前蹴りにマメドフは飛び込んでの左ボディ。マメドフの右カーフに山田も右カーフを蹴り返し、山田は左の三日月を蹴る。バッティングで一時中断。再開後、マメドフが左右フックで前へ出る。山田は左ミドルと左三日月、マメドフは組んでのヒザ。打ち合いになったところで山田の右から返しの左フックがヒットし、ダウンを奪う。

山田がワンツー、前に出て左右フックを打つマメドフは組むと投げ。山田が左三日月を蹴り、右フックからの左フック。マメドフがもんどりうって倒れ、山田がKO勝ちで準決勝へ進出した。


