▼第1試合 62.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本ライト級3位)
延長2回 判定3-0 ※10-9×3
×健真(BLACK☆Jr/DEEP☆KICK-60kg王者)
※本戦の判定は28-29、29-29、30-29。延長戦の判定は10-9、10-10、9-10。

高いKO率を誇る手塚は、前回10月大会で樋沼朝光とのバチバチの打ち合いの末に1RTKO勝ちで現在11連勝中と勢いに乗る。今回対戦する健真は軽快なステップから繰り出す空手仕込みの蹴りを得意とし、DEEP☆KICKやKAKUMEIでキャリアを重ねてきた関西キック界注目の選手。

手塚は8月のクリスチャン・グイド戦からライト級に階級を上げ、今大会では他団体王者と対戦。手塚がライト級でも連勝記録を伸ばすか、それともDEEP☆KICK王者の健真がSB初参戦で手塚を倒してインパクトを残すか。

1R、序盤は静かな立ち上がり。手塚が鋭いジャブを当て、健真もジャブで応戦。健真は右カーフも蹴る。左フックが交錯する。残り1分、手塚が仕掛けて右ストレート、左フック。健真は右ストレート。手塚はスイッチもして笑顔で余裕を見せる。至近距離での打ち合いで健真は左ハイを繰り出す。

2R、手塚は踏み込んでのワンツー、組むと健真はクリンチアッパー、手塚は投げの体勢に入るがブレイク。健真の左インローで手塚が崩れるがこれはスリップ。立ち上がった手塚はワンツーで前へ行き、健真もワンツー、左ハイで応戦する。左ミドルを蹴る健真に手塚は右を合わせる。

3R、手塚はジャブ連打から右ストレートも空振り。手塚が右を当てると健真も右を当てる。左右フックからの右カーフとコンビを繰り出す健真。手塚は思い切りパンチを振るが空振りが続く。ならばと手塚はヒザ。健真は蹴りのフェイントを見せつつ右ストレートを狙う。健真のジャブをもらう手塚。残り時間間近で手塚が首投げを見舞ったが不十分。手塚の蹴りがローブローになって本戦終了。

本戦の判定は三者三様でドロー、延長戦へ。健真が左右フックで前へ出ると手塚も応戦。健真は右カーフを蹴る。前に出る手塚に右カーフを狙い撃ちする健真に手塚は右フック。健真の右フックもらった手塚だが左三日月を突き刺す。手塚はさらに後ろ廻し蹴りを放つ。健真も蹴りを出して応戦。

延長1Rの判定もドロー。2度目の延長戦へ。健真の右をかわして右を打ち返す手塚。首投げは耐えられて失敗。健真がコンビネーションを繰り出したところで両者バッティング。ワンツーで前に出る健真を手塚は右で迎え撃つ。手塚の左フック、右ストレートにバランスを崩す健真。このラウンドは手塚がパンチを当て、判定3-0で健真を振り切った。




