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【UFC】メラブ・ドバリシビリがオマリーに3R 一本勝ち防衛! ケイラ・ハリソンがペーニャをキムラに極めて女子バンタム級新王者に。ヌネスがケージイン「戦うのが楽しみ」、パッチー・ミックスがバティスタに判定負け、フライ級でヴァンがシウバをTKOで4連勝

2025/06/08 08:06

▼ライトヘビー級 5分3R
〇アザマト・ムルザカノフ(ロシア)15勝0敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝
[1R 3分25秒 TKO] ※左フック→パウンド

×ブレンジソン・ ヒベイロ(ブラジル)17勝8敗(UFC2勝3敗) 

 ライトヘビー級。ムルザカノフ11位。

 ロシアのムルザカノフは36歳でUFC4勝0敗(3KO・1判定勝ち)。キャリアでも14戦全勝。20歳でMMAデビューしてから15年でまだ14試合しかしていない(プロデビュー初戦の後、学業に専念するため選手を休業しており、2戦目を行ったのは5年後)。2017年にUFCと契約したが、禁止薬物による2年の出場停止があり、最初はデビュー前にリリースされている。2021年に再度UFCと契約。デビューから3連勝でランキング入りし、前回はアロンゾ・メニフィールドとの打撃戦で打ち勝ってKO勝ち。パンチが武器のストライカー。当初はジョニー・ウォルケルと対戦予定だったが、1ヶ月前にウォルケルの出場がなくなり、代役としてヒベイロの出場が決まった。

 ヒベイロは28歳でUFC2勝2敗(1一本・1判定勝ち)。UFCデビュー戦はRTUのワンマッチ出身のジャン・ミンヤンに1RKO負け。2戦目はUFCデビュー戦のマゴメド・ガジヤスロフにカーフを効かせたものの、2R・3Rにテイクダウンされるとリカバリーがなく判定負け。3戦目で同じUFC0勝2敗のカイオ・マシャド相手に判定勝ち。前戦はUFCデビュー戦のディヤル・ヌルゴジェイにバックを取られたところで下からキムラを仕掛けて一本勝ちして戦績をタイに持ち込んだ。

 1R、サウスポーのムルザカノフにヒベイロはオーソドックス。ムルザカノフが距離を詰めていくが、ヒベイロがミドルをヒットさせる。ムルザカノフが飛び込んで左ボディ。三日月蹴りを見せるヒベイロ。ムルザカノフ左オーバーハンドをヒット。詰めるムルザカノフに対し左にサークリングしケージに詰まらせないヒベイロ。ヒベイロ関節蹴り。ムルザカノフの左オーバーハンドがテンプルにヒットし効いた!

 下がるヒベイロに詰めて上になるとパウンド。タックルでしのごうとしたヒベイロを潰して上になったムルザカノフ。マウントから鉄槌・パウンド。亀になったヒベイロにパウンドを打ち込むムルザカノフ。レフェリーストップ!

 1R3分25秒、TKOでムルザカノフがUFC5連勝、プロデビューからも15連勝とした。

 試合後、ムルザカノフは「もっと試合がしたい。ランカーと試合をするはずだったが、出来なくなって、ヒベイロが試合を受けてくれて感謝している。どんな相手でも、タイトルに近づく試合なら受けるよ。5Rの試合のチャンスをくれ」と、5R(メインイベント)での試合の機会を求めた。

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