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【RIZIN】サトシがキ・ウォンビンを50秒RNC極めて日本勝ち越し。佐藤将光が13年ごしスーチョルにリベンジ、大原が体重超過ケースにTKOされるもNCに。ケイト・ロータスがシン・ユリに競り勝つ。宇佐美正が連敗止める。金太郎、武田光司、中原由貴がTKO負け。三浦孝太が4連敗。メイソンがダウン奪われるも猛反撃ドロー

2025/05/31 13:05
【RIZIN】サトシがキ・ウォンビンを50秒RNC極めて日本勝ち越し。佐藤将光が13年ごしスーチョルにリベンジ、大原が体重超過ケースにTKOされるもNCに。ケイト・ロータスがシン・ユリに競り勝つ。宇佐美正が連敗止める。金太郎、武田光司、中原由貴がTKO負け。三浦孝太が4連敗。メイソンがダウン奪われるも猛反撃ドロー

(C)RIZIN FF

 2025年5月31日(土)韓国仁川のパラダイスシティにて『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』が開催された。

▼第11試合 RIZINライト級(71.0kg)5分3R
×キ・ウォンビン(Korean Zombie MMA)18勝10敗 70.71kg
[1R 0分50秒 リアネイキドチョーク]

〇ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)19勝3敗 70.95kg

 サトシは、RIZINライト級王者。2024年3月に中村K太郎を右ハイからの猛攻で1R TKOに下すと、9月にはルイス・グスタボを1R 21秒でTKO。大晦日に階級を上げて挑戦してきた前フェザー級王者ヴガール・ケラモフを1R 得意の三角絞めでタップを奪い。ベルトの移動が激しいRIZIN戦線のなかでただ一人、4度目の防衛を果たしている。

 キ・ウォンビンは、元UFC“コリアンゾンビ”ジョン・チャンソン推薦。14年3月に韓国でプロデビュー。日本でも18年11月から修斗2戦2勝、19年7月にGLADIATORライト級王者に。21年6月、Double G同級王座も獲得。22年のROAD TO UFC(RTU)で準決勝敗退。24年のRTUでは現PANCRASE同級王者の雑賀ヤン坊達也を2R KOに沈めている

キ・ウォンビン「メインイベントらしい面白い試合をお見せします」

サトシ「絶対に明日いい試合を見せたい。応援よろしくお願いします」(※サトシ試合前インタビュー

 

1R、
ともにオーソドックス構え。先に右ローのサトシ。詰めたキ・ウォンビンに、ケージを背にしたサトシは、キ・ウォンビンの右ローにニータップのテイクダウンの動きから右フックを当てて、さらに右フック!

 この右のダブルで後方に倒れたキ・ウォンビンが足を取りに来た左腕を巻き込んでバックを奪ったサトシはボディトライアングル。左腕でリアネイキドチョーク! 後ろ手を掴んで剥がそうとしたキ・ウォンビンだが、失神した。



 

試合後、サトシは神、家族、仲間に感謝の言葉を述べると、「私は特別なことはない。イエス様に感謝します。ありがたい人がいる。RIZINの名前を守ることができて嬉しいこれからも世界のトップ選手と戦う」と語り、お腹に赤ちゃんを身ごもった妻とハグ。

 

これで5勝4敗1分1NCで日本が勝ち越し。サトシがクレベルとダイ、マルキーニョス、ユカリら兄弟たちと記念撮影に収まった。

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