▼第9試合 RIZINライト級(71.0kg)5分3R
─大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)36勝21敗2分 70.93kg
[ノーコンテスト] ※1Rにケースが右フックでTKOも体重超過でNCに
─ジョニー・ケース(MMA LAB)28勝10敗1分 71.33kg ※330gオーバー
※体重超過のケースにイエローカードと減点20%。ノーコンテストルール適用(大原勝利の場合のみ公式勝利)
大原は韓国BLACK COMBAT代表として出場。23年2月、韓国でDEEP×BLACK COMBAT対抗戦に臨むとユン・ダウォンを1R KOし、一躍韓国で人気を集める。5月にV2を果たすと、9月、BC王者イ・ソンハとのW王座戦で1R一本負けを喫し、王座陥落。その後BLACK COMBATで3戦を経て24年9月、韓国でイ・ソンハと再戦。一本勝利でリベンジしBC王座を戴冠したが、12月にはムン・ギボムに判定負けで王座陥落。再起戦にして、RIZINからの刺客ケースをマットに沈め再び日韓王者を目指す。
ケースは、2018年大晦日のRIZINデビュー戦で矢地祐介を2R TKO、19年10月のライト級GP1回戦では現王者ホベルト・サトシ・ソウザをKOしたが、大晦日の2回戦ではトフィック・ムサエフに敗れGP敗退。22年4月、サトシのベルトに挑戦するも一本負けでリベンジを許すと7月には武田光司に判定負けを喫しキャリア初の3連敗。大晦日、大尊伸光を開始36秒 KOに下して再起。24年6月の“ブラックパンサー”ベイノア戦は前日計量で体重超過。減点からのスタートで1Rにダウンを奪うも判定負け。韓国でカムバックを果たすか。
体重超過のケースにイエローカードと減点20%。ノーコンテストルール適用(大原勝利の場合のみ公式勝利)に。
1R、ともにオーソドックス構え。両足首をテーピングで固めたケースが右ロー。そこに右を狙う大原。
ワンツーから右オーバーハンドのケース。左にかわした大原。左ジャブのケース。もらった大原は後退。
ケージに詰まると、ケースは大原の右から左をかわして右のスイング! 大原が糸が切れたように倒れ、すぐにレフェリーが間に入った。

ケースの体重超過で試合は規定によりノーコンテストに。これで日本の3勝4敗1分1NCとなった。





