▼第1試合 ライト級 5分3R ※ワンマッチ
〇キ・ウォンビン(韓国)Won Bin Ki 18勝9敗 155.5lbs/70.53kg
[2R 0分51秒 TKO]
×雑賀“ヤン坊”達也(日本)Tatsuya Saika 11勝5敗 155.5lbs/70.53kg
ライト級ワンマッチ。
2024年はライト級トーナメントの実施がないRoad to UFCだが、ウォンビンは2022年・2023年のトーナメントに続き、非トーナメント戦のワンマッチで3年連続の出場。2022年は鹿志村仁之助にパウンドで勝利したが、インドネシアのジャカ・サラギにKO負けで準決勝敗退。昨年はバテボラティ・バハテボラ相手に優勢に試合を進めていたものの、後頭部への打撃で反則負けとなり、初戦敗退した。
ヤン坊は2024年3月にアキラの持つパンクラスライト級王座に挑戦すると、右ハイでKOし王座を獲得。11勝中10勝がKOというストライカー。UFCとの契約で重要視されると言われるフィニッシュ率の高さを持っている。
1R、ともにオーソドックス構え。左前手を当てあって、雑賀は軽く左インロー。キ・ウォンビンは右カーフ。その2発目に右を合わせて前に出る雑賀。さらワンツー! 左フック、右でキ・ウォンビンをグラつかせると、キ・ウォンビンは左で差して押し込み、内股で投げる。雑賀は右で小手に巻き、すぐに立つ。
四つからテイクダウンはキ・ウォンビン。雑賀は尻を着いて金網まで這って上体を立てて、右小手で立ち上がり。
左で差し返した雑賀は前に崩すも、立つキ・ウォンビン。ダメージがあるキ・ウォンビンだが、雑賀も疲弊している。雑賀の右に右を返すキ・ウォンビン。雑賀の腕が下がり、ハンドスピードが落ちる。雑賀はケージ背に右アッパー、連打を浴びてフラフラになるがホーン。
2R、右の飛びこみはキ・ウォンビン。下がる雑賀に右アッパー、クリンチする雑賀にダーティーボクシングも突き、突き放してのラッシュ! 雑賀も打ち返すが、金網背に棒立ちとなり、レフェリーが間に入った。1Rでスタミナを使い果たしてしまった雑賀は逆転KO負け。
乱打戦を制したキ・ウォンビンは「カウンターを狙っていた。まだUFCへの夢を追い続けたい」と語った。
雑賀達也💪💪💪@SFam31 #RTU3 pic.twitter.com/lyhfHI0dNt
— UFC Japan (@ufc_jp) May 19, 2024
#RTU3 Official Result: WonBin Ki defeats Tatsuya Saika by KO at :51 of Round 2
— UFC News (@UFCNews) May 19, 2024
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