オンラインで会見に出席したサトシ(C)RIZIN FF
2025年5月31日(土)韓国・仁川パラダイスシティホテルで開催される『RIZIN韓国大会』の会見が4月16日、同地にて行われた。
RIZINライト級(71.0kg)5分3Rで、キ・ウォンビン(Korean Zombie MMA)vs.ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)が決定。

会見にはオンラインで参加したサトシは「私、日本の中での試合じゃないけれど嬉しいです。強い選手が揃っていますね。絶対にいい試合を見せたい、絶対にRIZINの名前を守りたいから。皆さん楽しみに試合を見てください」とコメント。

ウォンビンは「韓国で開催される大会に出場できることを嬉しく光栄に思います。サトシ選手のような強い素晴らしい選手と対戦できることをとても嬉しく思います。RIZINファンの皆さんを驚かせるような結果を見せたいと思います」と、サトシから勝利を奪う気満々。

質疑応答で現地記者から韓国のMMAについてどう思うかを聞かれたサトシは、「韓国は前に行ったことがあるし、試合をしたこともあります。どの選手も平均的にMMAが出来るイメージです。私の考えでは、今回の相手はリーチが長くてフィジカルも強く、グラウンドコントロールも出来る」と答える。

ウォンビンには、ノンタイトルマッチとなったがタイトルマッチが出来る期待もあったのでは、との質問が飛び「タイトルが懸かっていればよかったけれど、今回はそんなにそこは重要ではない。サトシ選手と戦えることが光栄だし、楽しみです」とサトシと戦えることが重要だとし、サトシの評価については「柔術がワールドクラスなので、実際に肌を合わせてみて自分がどのような実力なのか、自分自身に期待しています。必ず勝ちます」と必勝を宣言した。
サトシは、RIZINライト級王者。2024年3月に中村K太郎を右ハイからの猛攻で1R TKOに下すと、9月にはルイス・グスタボを1R 21秒でTKO。大晦日に階級を上げて挑戦してきた前フェザー級王者ヴガール・ケラモフを1R 得意の三角絞めでタップを奪い、ベルトの移動が激しいRIZIN戦線のなかでただ一人、4度目の防衛を果たしている。
キ・ウォンビンは、元UFC“コリアンゾンビ”ジョン・チャンソン推薦。14年3月に韓国でプロデビュー。日本でも18年11月から修斗2戦2勝、19年7月にGLADIATORライト級王者に。21年6月、Double G同級王座も獲得。22年のROAD TO UFC(RTU)で準決勝敗退。24年5月のRTUでは現PANCRASE同級王者の雑賀ヤン坊達也を2R KOに沈めている。



