▼第9試合 RIZINヘビー級(120kg)5分3R
×酒井リョウ(レンジャージム)112.60kg
[2R 2分32秒 TKO]
〇エドポロキング(ROOTS GYM)120.0kg
酒井は、21年12月から4連勝し、22年11月に赤沢幸典をTKOに下し、DEEPメガトン級暫定王座を獲得。23年7月の水野竜也との再戦で1R TKO勝ちで王座防衛に成功。23年9月にヤン・へジュンに一本負け後、24年3月には同級正規王者のロッキー・マルティネスと王座統一戦で再戦し判定負けで王座陥落した。
再起戦の24年11月、元ONEの長谷川賢と対戦。2R、長谷川の後頭部打撃による負傷判定で勝利を収めている。5年ぶりのRIZINの舞台で、RIZIN2戦目(初戦は貴賢神を1R KO)のエドポロキングを相手に、そのメガトンパンチを武器にMMA26戦のキャリアの差を見せつけられるか。
1R、右の蹴りを掴んで組んだ酒井。エドボロキングは右の前蹴りで顔面をかすめる。
右ローを当てる酒井。左右を突き、右の蹴りから左のヒザに繋ぐエドボロキングをブロッキングする酒井は右、さらに左で飛び込む。右ローのエドボロキングは左ヒザで飛び込みも、組んだ酒井はボディロックも四つに持ち込む。ブレーク。
酒井は右を振って前に。エドボロキングのヒザに組んでボディロックから小外でテイクダウン! サイドを奪い右ヒザを頭に突く。
2R、右の蹴りはエドボロキング、遠間でかわす酒井は、左右で前に。ボディロックから小外がけでテイクダウン! サイドを奪うとノースサウスチョークを狙うが、ロープを蹴ったエドボロキングが後転してトップに。
クラッチ組めず下になった酒井にマウントを奪ったエドボロキングはパウンド、後ろを向いた酒井にバックマウントからパウンドでレフェリーが間に入った。
MMA2試合目で厳しい試合を越えたエドボロキングは、「もうちょっと出来るかと思ったけど、しょっぱい試合してしまいました。悔しい、出直します。一緒に練習してくれた人、ありがとう!」と語った。