▼第3試合 ストロー級(52.0kg)5分3R
〇万智(67ジム)51.85kg
[2R 4分04秒 TKO]
×パク・ソヨン(ROAD GYM GUNSAN)51.65kg
21歳の万智は、柔道ベースで22年11月のDEEP JEWELSでプロデビュー。23年10月にRIZIN初参戦で修斗王者の渡辺彩華に判定2-1で勝利。その翌月、DEEP JEWELSストロー級暫定王座決定戦で松田亜莉紗にスプリット判定負け。24年5月、松田が返上した王座をかけパク・シウと対戦。足関節でダメージを与えるも判定負けで2連敗。9月にはラウェイ王者スーリ・マンフレディを2R 肩固めに極めて再起。
今回、1年5カ月ぶり二度目のRIZINで、自身と誕生日3日違いの同い年で修斗インフィニティリーグ優勝の新鋭パク・ソヨンを相手に、進化した打撃と極めの強さを見せつけるか。
1R、サウスポー構えの万智に、オーソのパク・ソヨンは細かいステップで的を絞らせずスイッチしてロー。そこに万智はじりじりと詰めてワンツー、左ハイ。
ブロッキングのパク・ソヨンは右の飛び込み、右フックのダブル。かわす万智だが、右の飛び込みを被弾! 顎が上がる万智だが、左ハイをガード上に。さらにワンツー。ここはずらす万智は右フック。さらに左で前に出るが、ともに首相撲。万智の左オーバーハンドとパク・ソヨンの右が交錯する。あえてか、打撃を軸に戦う万智。
2R、試しの打撃の1Rからパク・ソヨンの右の入りを潜ってダブルレッグで組んでボディロックテイクダウンは万智。右で脇差しハーフからマウント。右の鉄槌をこつこつ当ててからサイドに出て腕十字を狙いながらもマウント、パウンド! 背中を見せたパク・ソヨンにヒジ連打! リストコントロールからパウンドし、立ち上がるパク・ソヨンを崩してグラウンドヒザ連打! パク・ソヨンのバックを奪い、4の字ロックからリアネイキドチョークを狙いつつ、最後はバックマウントからパウンド連打! レフェリーが間に入った。
試合後、「RIZINを見て、将来の夢が決まり、こうしてこの舞台に立っています。たくさんの人に夢と希望を与えられるように頑張ります。今日、ここにいる皆さん万智のみなさん、ファンになってくださーい! RIIZNでストロー級のベルトを作ってもらえるように頑張ります」と語った。