キックボクシング
レポート

【RISE】トリンダーデがYA-MANをKO、絶体絶命の白鳥大珠が残り10秒でダウン奪う逆転勝利、原口健飛がソンヒョンに勝って再起、那須川龍心がクマンドーイをKO!中村寛がチャンヒョン・リーにリベンジ、笠原がパヌワットをKO!常陸飛雄馬が豪快KOで準決勝へ、大﨑一貴が秒殺KOで世界タイトル戦が決定、メイソンが戦慄のヒザ蹴りでKO勝ち、YURAが山口裕人を1RでKO

2025/03/29 12:03

▼第2試合 オープンフィンガーグローブマッチ -65kg契約 3分3R
×山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)=64.8kg
KO 1R 1分23秒
〇YURA(ダイアタイガージム/RISEスーパーライト級7位)=64.9kg


 山口は関西キックボクシング界を代表する激闘派ハードパンチャーで、大阪でプロデビューから8連勝。中央進出後は木村ミノル、東本央貴などに勝利。WPMF世界スーパーライト級暫定王座、WBCムエタイ日本同級王座、INNOVATION同級王座、DEEP☆KICK 63kg級&65kg級王座、WPMF世界スーパーライト級暫定王座など数々のタイトルを獲得している。2021年5月にRISE初のOFG戦に志願し、これまで4勝3敗1分。2023年8月、YA-MANと初代RISEOFG -65kg級王座決定戦を争うもKO負け。西谷大成、伊藤澄哉と3連敗を喫したが2024年10月に安彦考真に判定勝ちで連敗脱出した。戦績は29勝(18KO)22敗1分。 


 YURAはK-1甲子園準優勝、第4代IKCウェルター級王座、初代ジャパンカップ同級王座、突破70㎏以下級王座、RKSウェルター級王座を獲得。「一番手っ取り早く有名になるため」の手段としてBreakingDown出場を選び、2023年5月から出場。これまで3勝2敗の戦績を残し、2024年2月には西谷大成にもKO勝ちしている。2023年12月の『RISE WEST』に出場し、ねぎ魔神とダウン応酬の末に判定勝ちしてRISEミドル級15位にランキング入り。2024年3月には9位のKENTAからも勝利を奪い現在は10位に。プロ戦績は13勝(5KO)無敗だが、2024年5月のBreakingDownライト級トーナメント準決勝で山本隆寛に敗れた。10月には木村”ケルベロス”颯太をOFGマッチでKO。12月にトーナメントを制して初代BreakingDownフェザー級王者となった。


 1R、まずはローの蹴り合い。YURAのジャブで山口が転倒し、1度目はスリップ判定だったが2度目はダウンを取られる。ジャブを突きまくるYURA。山口はそのスピードに反応できていない様子。


 YURAが右ストレートを打ち抜くと山口の身体が大きく揺らぎ、YURAはすかさずワンツーを2度。最後は左フックで山口がもんどりうって倒れ、YURAのKO圧勝となった。


 YURAはマイクを持つと「勝てたのでOFGのベルトをYA-MAN選手が持っているので獲りに行きたいと思います」とYA-MANへの挑戦をアピールした。大会終了後、伊藤隆RISE代表は6月に開幕する-65kg世界トーナメントに出場してもらいたいとした。

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