▼第5試合 RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament④ 3分3R延長1R
〇エン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)=61.3kg
判定3-0 ※30-28×2、30-27
×レダ・ベラーセン(モロッコ/オランダ/fight team Ringer/ENFUSION世界バンタム級王者)=61.3kg
※ペンジェーが準決勝へ進出。

ペンジェーは39戦無敗の触れ込みで9月の横浜大会に参戦し、中村寛を苦しめるも判定負けを喫し初黒星を喫した。2025年1月には常陸飛雄馬に判定で敗れたが、試合内容が評価されてトーナメント出場権を獲得。戦績は39勝2敗。

ベラーセンはENFUSION世界バンタム級王者で、Big gamer欧州-62kg級王座も獲得。戦績は14勝(1KO)3敗のオーソドックス。

1R、サウスポーのペンジェーは上下に身体を動かし、ジャブを出し続ける。ベラーセンは身体を沈めて低い体勢からパンチを繰り出して前へ。ペンジェーはその低い体勢にヒザを突き上げる。ジャブを突き続けるペンジェーへベラーセンが潜り込むように左右フック。

2R、ペンジェーはジャブを突いて左ストレート、ヒザ。ベラーセンはこのジャブがうるさそうだ。入っていくとペンジェーのヒザが待っている。ペンジェーは前蹴りでも距離を作る。頭を振って入っていくベラーセンだが、ペンジェーを捉えることが出来ない。ペンジェーはベラーセンのパンチをステップでかわし、アウトボクシングでベラーセンを翻弄。

3R、前に出てくるベラーセンのパンチをかわし、ヒザを蹴り、ステップで離れてジャブを突くペンジェー。ベラーセンの左右フックは空を切る。残り1分で左ストレート、左ミドルも当てるペンジェー。ベラーセンも距離を詰めてパンチを打つが、ペンジェーのステップとボディワークで全く当たらない。ペンジェーは左ミドルを蹴ってしっかりポイントをとった。

準決勝進出を決めたペンジェーは「初めてRISEの舞台で勝てました。これからもどんどん倒していくので応援お願いします」とマイクで語った。



