たておとシャランディがラウンド取り合い、ドロー
▼フェザー級 5分2R
△たてお(同級世界9位・ELEVEN)
[判定0-0] ※19-19×3
△シャ ランディ(TRIBE TOKYO MMA)
2024年11月大会に続き連続参戦するたてお(同級世界9位/ELEVEN)と“練馬長南組”フェザー級注目のシャ ランディ(TRIBE TOKYO MMA)が対戦。
ランディはデビューから僅か2戦ながら確実にインパクトを残す試合を行なっており、2024年3月にメイヘム和成をスタンドバックから背中に乗ってのリアネイキドチョークで引きずりこんでの一本勝ち。特筆すべきは2024年10月の前戦の浜松ヤマト戦。サイドポジションを取らせて長い手足を活かしてのバギーチョークで浜松を絞め落とし、2試合連続1Rでの一本勝利を極めている。
受けて立つたておも絞め技を得意としており、13勝中5つの一本勝ちでは、リアネイキドチョーク、スカーフホールドアームロック、腕十字などを極めている。SASUKE、椿に敗れたたておだが、2024年11月の前戦では島村裕に判定勝ちで再起を遂げている。両者の高度な寝技の攻防が見れるだろう。
今大会のメインではフェザー級の世界戦が行われるが、翌週の3.23新宿FACE大会では王者・上原平に青井太一が挑戦する環太平洋フェザー級チャンピオンシップも行われるなど、フェザー級の勢力図が大きく変わるタイミング。ただのアンダーカードではなく今後の展開が注目されるフェザー級戦だ。
1R、オーソのたておにサウスポーのランディ。タックルに入りバックに回ろうとしたランディを首投げで投げたたてお。しかし勢いがつきすぎてランディが上に。ハーフから首をギロチンにかかえたランディ。がぶるが、たておはハーフからキムラクラッチ→チョイバーと切り替えて腕十字へ。
腕をクラッチして耐えるランディ。たてお三角に切り替える。今度はランディの左腕に腕十字。極まらないが左腕に腕ひしぎ腕固めを狙うとまた三角に。今度はタイトに入っている。そのまま上になりマウント三角の体勢になったが、首が抜けて立ち上がったランディ。
しかし絞めが入っていたのか、足元がふらついているランディ。たておが組んでボディロックから投げる。倒され際に上を狙うランディにたておがガードから腕ひしぎ腕固め→腕十字とサブミッションを狙っていく。首を抱えたランディが後方回転して上を取り返した。ディープハーフで潜ろうとするたておに対し、ランディは引き剥がすと上からパウンド。1R終了。
2R、ランディがすぐに組み付いてケージに詰めるが、入れ替えたたてお。さらに入れ替え離れるランディ。ランディのローをキャッチしてテイクダウンしたたてお。ハーフで押さえ込むとランディが下からバギーチョークを狙う。解除したたておがバックに回りバックマウント。首に腕を巻いてチョークを狙うたておだが、ランディの体が横に落ちていて決まらず。またチョークを取り直す。
しかし足のクラッチが外れて下になる。パウンドを落とすランディ。たてお攻め疲れか動きが鈍い。パウンド・ヒジを入れるランディ。ハーフからスイープを狙うたておだが、顔面にヒジをもらう。立ってスタンドに。残り1分。両者動きが落ちている。たておがタックルでテイクダウンしサイドについた。キムラを狙うたてお。ランディの胴をまたいでマウントに移行した。残りわずかでヒジを落とすたてお。タイムアップ。
判定19-19×3で0-0のドローに。












