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【BTC】須藤が竹内に腕十字極めてProgressフェザー級王者に! 神龍誠がメネギンにポイント勝ち。MMAでガーダムが竹本に判定勝ち、寒天マンとハンギは痛み分け、山崎がジュンウをTKOで6連勝、ジュンヨンが上田に判定勝ち、Progress 大脇が中島にチョイバー極める、ボグダノフが二之宮に一本勝ち

2025/02/26 17:02

▼第1試合 Progress 87.5kg契約 5分2R
〇グラント・ボグダノフ(米国)87.7kg
[1R 4分39秒 腕十字]
×二ノ宮寛斗(日本)87.4kg

 87.5kg契約で二ノ宮寛斗とグラント・ボグダノフが、1月のADCC JAPAN東京オープン以来の再戦をProgressルールで戦う。

 ボグダノフは、柔道とレスリングベースから柔術を学び、MMAでも22年4月の『RIZIN TRIGGER 3rd』で泉武志にTKO勝ち。2024年2月のProgressフォークスタイルグラップリングでは大嶋聡承にキムラロックで一本勝ちしている。1月のADCC JAPAN 88kg級で優勝を果たすなど、国内随一の組み技師だ。


(C)Breakthrough Combat

 二ノ宮は2022年天皇杯フリースタイルレスリング97kg級3位、その前年には125kg級で準優勝のレスラーで、ジュニア時代も重量級で国内トップとして活躍してきた強豪。

 試合に向け、ボグダノフは主催者を通じて、「今年からもっとグラップリングに力を入れようと思っていて今回の試合はそれの始まりだと思っています。日本のトップグラップラーだと知られていると思いますが、今年はそれを超えて世界を目指します。まずは2月26日、爆発します」と意気込み。

 二ノ宮は、「グラップラーとして戦う機会をいただきありがとうございます。レスラーではなくグラップラーとしてトップになる為、自分を証明する為に戦います! 楽しみます!」とのコメントを寄せている。

 ボグダノフと二之宮は、そのADCC東京オープン1回戦で対戦し、残り30秒でボグダノフが2Pを取り勝利している。わずか2カ月後の再戦となるが、オープンマットと周囲をケージに囲まれた状況では、戦況が変わってくることが予想される。最初の2分あるいは5分がノーポイントのADCCルールと違い、最初からポイントのあるProgressルールではボグダノフも失点覚悟で引き込む必要があり、そのまま二ノ宮がトップを支配する可能性もある。ケージという閉ざされた空間での駆け引きが楽しみな一戦となる。


(C)Breakthrough Combat

 1R、ボグダノフの最初のダブルレッグも金網で戻す二之宮。シングルレッグから軸足払いテイクダウンで2Pも、ディープハーフのボグダノフはレッスルアップでテイクダウンを奪い返し2P。ケージ際でパスガードしてバック奪い加点。腕十字でタップ奪った。

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